2026.09.24
カテゴリ: 新作
ティファニー TIFFANY & CO. 新作「ティファニー ロープ」、32カラット超のダイヤモンドとアクアマリンを纏う至高の時計
時計でありながら、まず視線を奪うのは文字盤でもケースでもなく、圧倒的なジェムストーンの存在です。ティファニーが発表した唯一無二のハイジュエリー ウォッチ「ティファニー ロープ」は、ジャン・シュランバージェの象徴的な「ロープ」モチーフを起点に、32カラット以上のダイヤモンドと12カラット以上のアクアマリンを一体の造形へとまとめ上げました。37mmのプラチナケースには、花びらを思わせる32枚のダイヤモンドが広がり、中央には淡いブルーのアクアマリンをセット。さらにブレスレット全体にもバゲット カットのダイヤモンドとアクアマリンが連なり、手首を包むような輝きを描きます。宝石の審美眼と精緻なセッティング、そしてスイスの時計製造がひとつになった、ジュエラーならではのタイムピースです。

ティファニーが新たに発表した「ティファニー ロープ」は、ジュエリーの造形と時計製造を一つの作品へ重ねた一点物のハイジュエリー ウォッチです。着想源となったのは、ティファニーを代表するデザイナー、ジャン・シュランバージェが手がけた「ロープ」のクリエーション。ツイストするゴールドのラインを立体的なモチーフとして再構築し、その周囲に希少なジェムストーンを配しています。ティファニーが長年培ってきた宝石への審美眼とセッティングの技術を、身につける時計というフォーマットへ凝縮した新作です。
「ロープ」は、ジャン・シュランバージェのクリエイションを語るうえで欠かせない意匠のひとつです。ティファニーのアーカイブには1950年代初頭に制作された、ダイヤモンドとルビー、そして中央にアクアマリンを配した18Kゴールドのブローチも収蔵されています。シュランバージェがティファニーと本格的に協働を始めたのは1956年で、その後もテキスタイルに着想を得たツイスト状の表現をジュエリーへ展開してきました。今回の「ティファニー ロープ」では、その立体的な動きをゴールドのモチーフとして取り込み、宝石の輝きを受け止めるデザインへと更新しています。
ティファニーのジェムストーンとの関係は、ブランド創業期から続くものです。1837年の創業後、創業者チャールズ・ルイス・ティファニーは希少な宝石への関心を深め、1870年代にはジェモロジストのジョージ・フレデリック・クンツとともに、世界各地の類まれな石を紹介していきました。クンツは1902年にティファニーのチーフ ジェモロジストとなり、後にクンツァイトと名づけられる石の発見などにも関わっています。こうしたジェモロジーへの探究は、現在のティファニーにも受け継がれ、デザインと石の魅力を一体で捉えるハイジュエリーへつながっています。「ティファニー ロープ」もまた、そのヘリテージとスイスの時計製造技術を結びつけた作品です。
37mmのプラチナケースで仕立てられた「ティファニー ロープ」の文字盤は、まず32枚のペタル状のトラペゾイド カット ダイヤモンドが描く花のような構成に目を奪われます。合計10.38カラットのダイヤモンドが放射状に広がり、その中心には40石、合計1.61カラットのトラペゾイド カット アクアマリンを全面にセット。淡いブルーの透明感とダイヤモンドの白い輝きが重なったところへ、ポリッシュ仕上げのゴールドによるロープ モチーフが加わり、光を受けるたびに奥行きのある陰影が生まれます。さらにブレスレット全体には、108石のバゲット カット ダイヤモンド、合計19カラット以上と、61石のバゲット カット アクアマリン、約9カラットをセット。ケースからブレスレットまで、色と輝きが途切れずにつながります。
このタイムピースに用いられるジェムストーンは、合計154石のバゲット カット ダイヤモンドで32カラット以上、106石のバゲット カット アクアマリンで約12カラットに達します。すべての石を緻密にセッティングする工程には、120時間以上のクラフツマンシップが費やされています。直線的なファセットを持つバゲット カットは、ラウンド ブリリアント カットとは異なる端正な光を見せるため、ロープの曲線的な造形との対比も明確です。石を数多く敷き詰めながらも、色彩の境界と金属の輪郭を保つことで、ジュエリーウォッチ全体をひとつの立体作品としてまとめています。
「ティファニー ロープ」が示しているのは、ジュエリーの意匠を時計へ移植するだけではなく、ティファニーが長く培ってきた創造性そのものをタイムピースへ広げる発想です。シュランバージェのロープモチーフ、希少なアクアマリンとダイヤモンド、プラチナとゴールド、そしてスイスのウォッチメイキング。それぞれの専門性を別々に見せるのではなく、ひとつの造形の中で結びつけることで、時計とハイジュエリーの境界を越えています。大胆な色彩と繊細なセッティングを同居させながら、時間を示すという機能そのものまでジュエリーの表現へ取り込んだ、ティファニーの現在を象徴する一点です。
商品情報
・ サイズ:37mmケース
・ 素材:プラチナ、18Kイエローゴールド(ロープ モチーフ、針)
・ 機能:時と分
・ ブレスレット:バゲット カット ダイヤモンド108石(合計19.94カラット)、バゲット カット アクアマリン61石(合計9.83カラット)
・ ケース:トラペゾイド カット ダイヤモンド32石(合計10.38カラット)
・ ダイアル:トラペゾイド カット アクアマリン40石(合計1.61カラット)
・ バックル:バゲット カット ダイヤモンド14石(合計2.2カラット)、アクアマリン5石(合計0.8カラット)
・ 保証:5年間国際保証
・ ムーブメント:スイス製高精度クォーツ ムーブメント
・ スイス製
【Editor's View】
「ティファニー ロープ」の魅力を考えるとき、まず思い浮かぶのは、ジャン・シュランバージェが残したロープというモチーフが、単なる装飾ではなく、長い時間をかけてティファニーの創造性へ組み込まれてきたことです。1956年にティファニーとの協働を始めたシュランバージェは、家族が織物に携わっていた背景から着想を得たツイスト状の表現を、ジュエリーの立体的な造形へと変えていきました。その意匠を今回、ダイヤモンドとアクアマリンが埋め尽くす時計へ展開することで、柔らかな曲線と硬質な輝きという異なる要素がひとつに重なっています。さらに、創業者チャールズ・ルイス・ティファニーとジェモロジスト、ジョージ・フレデリック・クンツが築いたジェムストーンへの探究が、その造形を支える石の選択へつながっています。時計の歴史とジュエリーの歴史を別々に扱うのではなく、ティファニーが持つ二つの遺産を一つの作品へ結び直したところに、この一点物の特別さがあります。
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