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ティファニー TIFFANY & CO. カラー ジェムストーンを再解釈、「ティファニー ハードウェア」にターコイズとパールの新作

ジュエリーにおける色彩は、石そのものの美しさだけでなく、メゾンが積み重ねてきた創造性を映し出すものでもあります。ティファニーが「ティファニー ハードウェア」に加える新作では、鮮やかなターコイズと艶やかなアコヤ パールを18K ゴールドの力強いリンクと組み合わせました。1962年のアーカイブデザインを起点に、カラー ジェムストーンを追求してきたティファニーの歴史と、現代的な造形をひとつのジュエリーへ凝縮。大胆な存在感を放つネックレスから日常に取り入れやすいペンダントやピアスまで、色とフォルムが新たな調和を描くコレクションです。

ティファニー「ティファニー ハードウェア」に9点の新作、18K ゴールドとターコイズが描く新たな表情

ティファニーのアイコニックな「ティファニー ハードウェア」に、鮮やかな色彩をまとった新作が加わります。今回のコレクションを彩るのは、18K ゴールドにターコイズとアコヤ パールを組み合わせたジュエリー。ネックレス、ピアス、ブレスレット、ペンダントなど9点が揃い、力強いリンクモチーフを基盤としながら、これまでとは異なる表情を見せています。色そのものをデザインの中心に据えることで、ティファニーが長年培ってきたカラー ジェムストーンへの探求と、現代的なクラフトマンシップがひとつの造形へ結びつきました。

今回のデザインで印象を決定づけるのが、複数のストーンによって生まれる色と光のリズムです。ティファニーのジュエリー & ハイジュエリー部門 シニア ヴァイス プレジデント兼チーフ アーティスティック オフィサー、ナタリー・ヴェルデイユは、ストーン一つひとつを色と光の点として捉え、それらが集まることで動きに呼応する鮮やかな調和が生まれるという考えを示しています。ターコイズの青とアコヤ パールの柔らかな光沢、それを受け止めるゴールドの輝き。その組み合わせが、身につけたときの動きまで含めてジュエリーの表情を変えていきます。

ティファニーにとって、色彩は長い歴史のなかで繰り返し探求されてきたテーマです。19世紀後半にはジェモロジストのジョージ・フレデリック・クンツとともに世界各地の希少なカラージェムストーンを追い求め、トルマリンをはじめ、クンツァイトやモルガナイト、タンザナイト、ツァボライトなど、ティファニーの歴史を象徴する石々をジュエリーへ取り入れてきました。ルイ・コンフォート・ティファニーもまた、ステンドグラスに通じる鮮やかな色彩感覚をジュエリーへ展開しています。こうした色への姿勢は、現在のコレクションにも受け継がれており、今回の「ティファニー ハードウェア」もその流れに位置づけられる新たな一作です。

新作の出発点となったのは、かつてティファニーが手掛けたラピスラズリとパールのネックレスです。そのデザインを愛用した人物として知られるのが、アメリカンスタイルを象徴する存在のひとり、レイチェル・ランバート「バニー」・メロン。ナタリー・ヴェルデイユはアーカイブに残るこのデザインを現代の視点から読み替え、ラピスラズリに代えてターコイズを選び、アコヤ パールとともに「ティファニー ハードウェア」へ組み込みました。さらに、アンディ・ウォーホルらに代表されるポップアート期の鮮烈な色彩感覚も重ね、18K イエローゴールドのリンクと組み合わせることで、過去の意匠を大胆な現代性へとつなげています。

「ティファニー ハードウェア」のルーツは、1962年に生まれたデザインにあります。ニューヨークの変化し続けるエネルギーや自由な精神を背景にした力強い造形は、現在のコレクションを象徴するゲージリンクへと受け継がれています。そこへ今回、ターコイズとアコヤ パールという異なる質感と色を持つ素材が加わりました。硬質で彫刻的なゴールドのフォルムに、ターコイズの鮮やかなブルーとパールの柔らかな光沢を重ねることで、コレクションが持つニューヨークらしい大胆さに、色彩による軽やかな動きが加わっています。

ティファニー「ティファニー ハードウェア」に新作、ターコイズとアコヤ パールが彩る鮮やかなジュエリー
ティファニー ハードウェア トランスフォーマブル ロング ネックレス(18Kイエローゴールド、ターコイズ、アコヤパール)¥12,210,000

ティファニーの新作「ティファニー ハードウェア」、ターコイズとアコヤ パールで色彩の伝統を現代へ
ティファニー ハードウェア ミディアム リンク ドロップ ピアス(18Kイエローゴールド、ターコイズ、アコヤパール)¥2,255,000

新作は9点で構成され、その中心となるのがターコイズ ビーズとアコヤ パールを交互に配したステートメントネックレスです。ストーンは「ティファニー ハードウェア」を象徴するリンクにセッティングされ、連続する色彩がネックレス全体にリズムを生み出します。呼応するドロップ ピアスも同様に、色とフォルムのコントラストを前面に押し出したデザインです。さらに34インチのコンバーチブル ネックレスには2つのクラスプを備え、ロング ネックレスとしてはもちろん、ダブルラップ ネックレスにしたり、短く着用してブレスレットと組み合わせたりと、スタイリングを変えられる構造を採用。存在感のあるジュエリーでありながら、装いに合わせて形を変えられる柔軟性も備えています。

細部に目を向けると、ストーンを留めるセッティングにも明確な造形上の意図があります。各ストーンを支えるのはピラミッド型のゴールド ドーム。尖ったフォルムが、丸みを帯びたターコイズやパール、そして「ティファニー ハードウェア」特有のU字型リンクと対照をなし、ジュエリー全体に幾何学的な緊張感を与えています。また、リンクにより大ぶりなターコイズ ビーズを配したデザインも登場。ペンダントやピアスにはアコヤ パールやターコイズを取り入れ、ステートメントピースの大胆なデザインコードを保ちながら、より取り入れやすいサイズ感へと展開しています。

ターコイズは、ティファニーのカラー ジェムストーンの歴史を語るうえでも象徴的な存在です。今回用いられるターコイズ ビーズはアメリカおよびメキシコから調達され、一つひとつを選別したうえで、天然石ならではのブルーのグラデーションが美しくつながるよう色味を合わせています。一方、アコヤ パールは日本から持続可能な方法で調達。きめ細かな光沢と整った形状を備えた素材を選び、ターコイズの鮮烈な色を柔らかく受け止めています。異なる産地と個性を持つ2つの素材をゴールドの構造体に組み込むことで、それぞれの質感がより鮮明に浮かび上がる仕上がりです。

「ティファニー ハードウェア」の新作は、2026年10月より公式オンライン ストアおよび世界各国のティファニー ストアで発売されます。ターコイズとアコヤ パールという新たな素材の組み合わせによって、1962年のデザインを起点とするコレクションに色彩のレイヤーを加えた今回のラインナップ。希少なジェムストーンを見極める目、アーカイブを現代へ読み替える創造性、そしてそれをジュエリーとして成立させるクラフトマンシップ。その3つが重なり、ティファニーの色彩への長い探求を現代の「ティファニー ハードウェア」へつないでいます。


【Editor's View】
今回の「ティファニー ハードウェア」は、ブランドを象徴するリンクの力強さと、ターコイズやアコヤ パールが持つ繊細な表情を同じジュエリーの中で成立させたところに面白さがあります。とりわけ、ラピスラズリとパールを用いた過去のデザインを出発点にしながら、ターコイズへ置き換え、18K イエローゴールドの構築的なリンクと組み合わせた点には、アーカイブを保存するだけではなく、現在の感覚で更新するというティファニーの姿勢が表れています。また、ターコイズはティファニーのカラー ジェムストーンの歴史だけでなく、ブランドを象徴する色そのものとの文化的なつながりを想起させる素材でもあります。鮮やかなブルー、パールの光沢、ゴールドの量感という三つの要素をひとつに束ねたことで、「ティファニー ハードウェア」が持つニューヨーク由来の大胆さに、これまでとは異なる華やかなリズムが加わりました。大ぶりなネックレスで存在感を楽しむスタイルから、ペンダントやピアスを日常に取り入れる選択まで幅があり、カラー ジェムストーンを主役にした新しい「ティファニー ハードウェア」の姿が見えてきます。

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