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ロジェ・デュブイが描く夜空の機械美、コズミックブルーの新作バイレトログラード カレンダー

静寂に包まれた夜空を思わせる深い青と、時を刻む機械の躍動。その対照的な美しさをひとつのタイムピースに凝縮したのが、ロジェ・デュブイの「エクスカリバー バイレトログラード カレンダー」です。メゾンを象徴するバイレトログラードは、1989年にロジェ・デュブイ氏が共同特許を取得したシグネチャー機構。今回のモデルでは、曜日と日付を示す針が弧を描いて動き、瞬時に原点へ戻るダイナミックな表示を、7層の「コズミックブルー」ダイヤルと組み合わせました。40mmの316Lステンレススティールケースの内側には、60時間のパワーリザーブを備えるRD840キャリバーが息づいています。

ロジェ・デュブイの新作「エクスカリバー バイレトログラード カレンダー」、宇宙を映すコズミックブルー

深い夜空を思わせる「コズミックブルー」を、新たな表情で纏った「エクスカリバー バイレトログラード カレンダー」。ロジェ・デュブイが長年追求してきたバイレトログラードの機械美と、宇宙の果てを思わせるブルーをひとつのダイヤルに重ねました。7層構造のダイヤルには、外側から中心へと深度を変えるブルーが広がり、光を受けるたびに表情が変化します。メゾン公式サイトでは、40mmの316Lステンレススティール製ケースにRD840キャリバーを搭載したモデルとして展開。日付と曜日を示すバイレトログラード表示が、静的になりがちなカレンダー表示に躍動感を与えています。

バイレトログラードへ捧ぐ情熱

このタイムピースを理解するうえで欠かせないのが、ロジェ・デュブイの時計製造を象徴するバイレトログラードの存在です。創業者ロジェ・デュブイ氏は複雑時計の機構美を愛しながらも、それを過剰な装飾だけで見せるのではなく、明快で遊び心のある表現へ昇華することを目指しました。1989年にはバイレトログラード機構の共同特許を取得し、これが後のメゾンを特徴づけるシグネチャーとなります。針が弧を描いて進み、表示の終点に達すると瞬時にゼロ位置へ戻る独特の動きは、時間を読む行為そのものを視覚的なパフォーマンスへ変えるもの。ロジェ・デュブイ公式情報でも、この機構はメゾン誕生以前から続く最初のシグネチャーとして位置付けられています。

バイレトログラード機構の進化を支えたのは、表示の美しさだけではありません。今回の系譜につながる技術では、平ばねに代えてヒゲゼンマイを用い、レーキを介さず針用ピニオンへ直接配置する構成と、再開発されたカムが重要な役割を果たしました。これらの改良によって調整に要する時間を短縮するとともに、針を駆動する精度と安定性、そして表示の視認性を高めています。「エクスカリバー バイレトログラード カレンダー」では、その成果を日付と曜日の表示に反映。2本のスケルトン仕様の針がそれぞれの目盛りに沿って動き、機械が生み出す動きをダイヤル上で明確に楽しめる構成です。公式サイトでも、バイレトログラードによる曜日と日付の表示が本作の主要な特徴として掲げられています。

ロジェ・デュブイ バイレトログラードの新章、深遠な青を纏うエクスカリバーの新作認証を受けたムーブメント

ケースの内側で駆動するのは、自動巻きのRD840キャリバー。60時間のパワーリザーブを備え、ジュネーブ・シールの認定を受けたムーブメントです。サファイアケースバックからは、1996年に誕生したメゾン初期のデザインに着想を得て現代的に再解釈されたオシレーションウェイトを眺めることができます。さらにRD840キャリバーには、ホイール面取り、バーニッシュ面取り、フロスティング、サーキュラーグレイニング、コート・ド・ジュネーブ、トゥルーイング、インターナルドゥルーイング、エクスターナルドゥルーイング、ラウンディング、ペルラージュ、チップポリッシュ、ミラーポリッシュ、トゥースポリッシュ、ラウンドトゥースポリッシュという14もの装飾技巧を手作業で施しました。ジュネーブ・シールが求める精緻な仕上げを、機構そのものの魅力として見せる設計です。

ロジェ・デュブイ「エクスカリバー バイレトログラード カレンダー」、機械美を彩るコズミックブルーステンレススティールとコズミックブルー

機械の躍動を包み込む外装には、316Lステンレススティールを採用。ポリッシュ、ショットブラスト、サテンブラッシュという異なる仕上げを組み合わせ、それぞれが光を受けることでケースに立体的なコントラストを生み出します。そして視線を引き込むのが、メゾンを象徴する多層ダイヤルです。「コズミックブルー」を7層に重ね、広がり続ける夜空の深さを表現。公式サイトでは、外周のアズレ仕上げからサンブラッシュ仕上げのセンタープレートへと層を重ねることで、昼から深い夜空へ移り変わる情景を想起させるデザインと説明されています。宇宙を思わせる青の静けさと、バイレトログラード針が描くダイナミックな軌跡。その相反する要素が共存することで、ロジェ・デュブイらしい現代的な機械美が際立つ一本です。

多層ダイヤルで繰り広げられる宇宙:
  • 二重表面フランジのトップにはブロードアジュール仕上げ、サイドにはオパーリン仕上げを施し、全体にコズミックブルーのコーティングを施しています。ロジウムメッキのアワーマーカーの内側にはホワイトSLN(スーパールミノヴァ™)。
  • サンブラッシュ仕上げとロジウム加工を施した「エクリプティック・カウンター」。
  • コズミックブルーのコーティングと面取りを施した、サーキュラーブラッシュ仕上げの地板。
  • 6時位置にはスモールセコンドカウンター、12時位置にはメゾンを象徴するバイレトログラード表示を備え、どちらにもコズミックブルーのコーティング、アジュール仕上げ、面取りを施しました。
  • サーキュラーブラッシュ仕上げにコズミックブルーのコーティングを施した文字盤リング。
  • コート・ド・ジュネーブ仕上げを施したレトログラード表示ブリッジを添えた、オープンワーク仕上げのキャリバー。
  • サンブラッシュ仕上げとコズミックブルーのコーティングが際立つ地板モジュール。


「エクスカリバー バイレトログラード カレンダー」は、装着スタイルにも選択肢を持たせています。ステンレススティール製のマルチリンクブレスレットは手首になじむ快適な着け心地を備え、クラシックなオートオルロジュリースタイルを演出。一方、付属のブルーラバーストラップに付け替えれば、シーンに応じて異なる表情を楽しめます。ストラップにはステンレススティール製のトリプルフォールディングバックルを組み合わせました。さらに、天体の運動や、恒星観測を通して培われてきた人類の時空への理解は、ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2026で発表されるロジェ・デュブイの作品群にも通底するテーマです。精確なカレンダー表示やオートオルロジュリーを象徴する表示によって地球が刻む時間を捉えながら、その先に広がる宇宙の現象と美しさにも目を向ける。そこには、果てしない創造力を刺激し、宇宙に宿る精度と神秘を時計という形で表現する、メゾンの独自の視点が息づいています。

ロジェ・デュブイ エクスカリバー バイレトログラード カレンダー Ref. DBEX1209

エクスカリバー バイレトログラード カレンダー
Ref. DBEX1209

ケース径40㎜
ステンレススティール製ケース
自動巻き
60時間パワーリザーブ
曜日と日付を表示するバイレトログラード表示
12時位置にジュネーブ・シール認証
10気圧防水
ステンレススティールブレスレット
7,216,000円(税込価格)

ロジェ・デュブイの代表機構が映す宇宙、コズミックブルーで登場したエクスカリバー新作

ロジェ・デュブイ ブティック

ロジェ・デュブイ 銀座ブティック  03-5537-5317
ロジェ・デュブイ  名古屋ブティック 052-990-3908
ロジェ・デュブイ  大丸心斎橋店ブティック 06‐6271-1231(代表)
ロジェ・デュブイ  岩田屋本店ブティック 092-791-5800

 https://www.rogerdubuis.com/jp-ja 



【Editor's View】
ロジェ・デュブイの「エクスカリバー バイレトログラード カレンダー」は、伝統的なカレンダー機構を現代的な視覚表現へ置き換える、メゾンの姿勢が端的に表れたタイムピースです。とりわけ興味深いのは、バイレトログラードが単なる機能表示ではなく、時計を眺める時間そのものを演出する仕掛けになっている点。曜日と日付の針が弧を描いて進み、終点で瞬時に戻る動きは、静止した文字盤にリズムを与えます。そこへ重ねた「コズミックブルー」の多層ダイヤルは、機械の動きを受け止める背景でありながら、それ自体にも奥行きを持たせています。ジュネーブ・シールの基準に沿ったRD840キャリバーの仕上げと、40mmの316Lステンレススティールケースという実用性を意識した構成も含め、複雑機構を見せることと日常的な装着性を両立させようとする現在のロジェ・デュブイの方向性が見て取れるモデルです。

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