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ロジェ・デュブイ 新作クロノ 限定88本の「Excalibur Spider Flyback Chronograph」120°RMCと12°傾斜バランスを搭載

ロジェ・デュブイが提示するのは、機能が美学を導くクロノグラフです。3時位置の120° 回転式ミニッツカウンターや12°傾斜のバランスホイールは、読み取りやすさと視覚効果を同時に叶えます。18Kピンクゴールドの45mmスケルトンケースはブラックのラバーストラップと好対照を成し、クイックリリースで装いの切り替えも容易です。スーパーカーのホイールリムを想起させる5本アームのローター、限定88本という物語性、72時間パワーリザーブとジュネーブ・シールの品格まで。日常から特別な場まで、一本でスタイルをまとめたい人にふさわしい選択です。

ジュネーブ・シールの威光をまとった最新クロノグラフ、エクスカリバー スパイダー フライバック クロノグラフ（Excalibur Spider Flyback Chronograph）がロジェ・デュブイから登場します。垂直クラッチとコラムホイールを備える一体型ムーブメントを核に、回転式ミニッツカウンター、セカンドブレーキシステム、そしてクリプトデイトといった独自機構を集約した構成です。技術の結晶を外観の存在感に落とし込む手つきは同メゾンならではで、装いの主役としても機能面の信頼としても心強い一本になります。

多層構造の文字盤が作る奥行きは、ロジェ・デュブイの創造性をダイナミックに可視化します。オートオルロジュリーの伝統を受け継ぐ設えでありながら、比類のない存在感を手首に与えるデザインです。クロノグラフの精確な計測性能はモータースポーツで中核を担い、そのレガシーはレーシングスタイル特有の機能美と美学として反映されています。日常にスピード感を求める人にとって、計測の信頼と造形の緊張感がスタイリングを引き締めます。

高級時計の王道に立脚しつつ、ロジェ・デュブイはこの象徴的コンプリケーションへ独自の審美観で挑みます。伝統技術を基盤に、数多のコンポーネントへ革新を与える設計思想がメゾンの個性を際立たせました。オートオルロジュリーの視点から見ても、新しい表現領域を切り拓いた編集が行き届いており、ファッション目線ではメカニズムをスタイルとして着こなす感覚に近い魅力があります。

時を超え受け継ぐレガシー

クロノグラフはロジェ・デュブイのDNAに深く根付いています。創業者ロジェ・デュブイ氏はキャリア初期の9年間、スイスの老舗メーカーでクロノグラフムーブメントの開発に専心しました。そこで培った技術と知見、複雑機構への情熱が、1995年に自身の名を冠したメゾンの誕生へ結びつきます。初期コレクションでは当然のようにクロノグラフが要となり、今日の美学と性能の指針を形づくりました。

以後、クロノグラフはロジェ・デュブイの時計製造において象徴的で不可欠な柱として成長を続けます。2023年には約30年にわたる進化の到達点として第5世代クロノグラフが完成しました。長年の検証と刷新を重ねた成果は、コレクターにとっては継続的改良の証であり、ファッションラバーにとってはシーズンを越えて選べる完成度として魅力を高めます。

RD780：伝統的なクロノグラフムーブメント

時刻表示と計測をキャリバー全体で統合する一体型ムーブメントは、デザインの自由度を大きく広げました。構造上の無理を排し、審美性の可能性が解放されることで、時計職人の創造力がケース内の空間にのびやかに表現されます。結果として、骨格の見せ方や透け感の演出が洗練され、装いに合わせたコーディネートの幅も広がります。

6時位置に据えられたコラムホイールは、この歴史的キャリバーの象徴的コンポーネントです。オートオルロジュリーに不可欠な機構であり、精巧な機械式ムーブメントの証でもあるこのパーツは、作品の審美性を高めると同時にプッシャーの操作感を磨き、滑らかで高レスポンスなタッチを実現します。計測の開始、停止、リセットを正確に司ることで全体性能を支える役割を担い、視覚と触覚の両面で満足をもたらします。

当キャリバーのコラムホイールはステンレススチールから精巧に機械加工され、仕上げにはポリ・ジンク装飾が施されています。高い光沢を生むこの意匠は特殊形状の部品に用いられる高度な技術で、細部へのこだわりを際立たせます。さらに、自動車の変速機に通じるシステムを応用した垂直クラッチが伝統的メカニズムの思想を踏襲しつつ高性能を引き出します。モータースポーツの語彙をまとった機構は、機械美とスピード感を日々の装いに自然に取り入れたい人に適しています。

特許取得が実証するイノベーション

プッシャーを押すとまず目を奪うのが、3時位置の120° 回転式ミニッツカウンター（RMC）です。アイソトキサル（辺推移的）形状の外観に、特許出願中の0、1、2を示す三連針を組み合わせ、右側のウィンドウでは0から9の数字を明確に表示します。視認性を重視して数字を大胆に拡大した設計は、計測の進行を直感で追えるのが強みです。クロノグラフ作動時に展開するダイナミックな動きは、精度の物語を演出として味わいたい人にも満足をもたらします。

唯一無二の表現力

9時位置に据えたバランスホイールは、メゾンの革新性を象徴する存在です。12°の傾斜はオーナーが角度を変えても視認性を保ち、慣性はトゥールビヨンと同水準に設計されています。さらに、シリコン製ガンギ車へダイヤモンドコーティングを施すことで耐磁性を高め、精度の安定に寄与します。スマートフォンやバッグの留め具など磁気の影響を受けやすい日常でも、安心して選べる理由につながります。

18Kピンクゴールドの45mmスケルトンケースは、スケルトンプッシャーと相まって手元に圧倒的な存在感を与えます。温かみのあるピンクゴールドと、ラバーストラップの深いブラックのコントラストが装いを引き締め、スーツからウィークエンドのミニマルな装いまで幅広く対応します。ストラップはクイックリリースシステムで容易に交換でき、心地よい装着感と利便性を両立します。日中はブラック、夜はカラーラバーへといった切り替えもスムーズです。

シンメトリーに構成された文字盤は、見る角度で表情を変える多層の建築です。緻密に連動する歯車が調和を奏で、眺めるほどに新たなディテールが立ち上がります。表面の質感差と段差が描く幾何学模様は、作品の洗練を際立たせる要素です。袖口からのぞくわずかな面積でも強い印象を残し、アクセサリー感覚で取り入れたい人にも適しています。

ケースバックに見えるローターは、クロノグラフが持つモータースポーツのDNAを明快に語ります。スーパーカーのホイールリムを想起させる5本アームが回転する様は、ロジェ・デュブイのデザインシグネチャーを印象づけると同時に、機能が美の起点であることを知らせます。ケース越しに覗くその造形は、コレクションの会話を自然に生む見どころです。

88本限定モデル

ロジェ・デュブイ氏のラッキーナンバーにちなみ、本作は88本限定で展開されます。タキメータースケールにも刻まれたこの数字が、細部に潜む物語を示します。希少性は所有体験に特別感をもたらし、コレクターはもちろん、一本で個性を確立したいファッションラバーにも魅力的です。

72時間のパワーリザーブは、週末を挟む着用サイクルでも安心できる余裕を生みます。さらに本作は最高品質の証であるジュネーブ・シールを取得。333の部品それぞれに対して、計16種の異なる仕上げ技術と精緻な装飾が施されています。磨き上げられた面やエッジの表情が光を受け、クラフツマンシップを視覚的にも語ります。

エクスカリバー スパイダー フライバック クロノグラフは、モータースポーツのダイナミズムとオートオルロジュリーの均衡を体現する一本です。アクティブなライフスタイルを品よく支える設計で、日常のオンから週末の移動まで一貫したスタイルを築けます。時計を装いの核に据えたい人に、完成度の高い選択肢として推奨します。

エクスカリバー スパイダーフライバック クロノラフ
(Excalibur Spider Flyback Chronograph）
Ref.DBEX1138

ケース径45mm、自動巻き、ジュネーブ・シール認定、ピンクゴールドとブラックDLCチタン製ケース、フライバッククロノグラフ機構。約72時間パワーリザーブ。10気圧防水、QRSラバーストラップ。20,515,000円 (税込価格)

＜ロジェ・デュブイ　ブティック＞
ロジェ・デュブイ　銀座ブティック　03-5537-5317
ロジェ・デュブイ　名古屋ブティック 052-990-3908
ロジェ・デュブイ　大丸心斎橋店ブティック 06‐6271-1231（代表）
ロジェ・デュブイ　岩田屋本店ブティック 092-791-5800


【Editor's View】
このモデルの価値は、読み取りやすさをデザインで深化させている点にあります。RMCの大きな数字、12°傾斜のバランス、対称構成の文字盤といった要素が、精度の信頼だけでなく着用時の所作まで美しく整えます。クイックリリースは日々のコーディネート計画と相性が良く、限定88本という設定は所有の喜びを強くする要素です。ビジネスと移動の多いライフスタイルにおいて、一本で装いの軸を作りたい人に合います。

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