2026.02.20
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ポメラート ジェーン・フォンダ、ケリー・ワシントン、フィリピーヌ・ルロワ=ボリューら集ったビバリーヒルズの新拠点
ハリウッドのまぶしいライトの下でジュエリーが光るとき、そこに宿るのは価格や希少性だけではなく、身につける人の姿勢や物語です。ミラノにルーツを持つポメラートがビバリーヒルズで開いた最新のイベントは、そのことを静かに証明する場でした。ジェーン・フォンダやケリー・ワシントンといったアイコンが選ぶポメラートのジュエリーは、華やかさと同じくらい強さやしなやかさを語ります。新たにオープンした旗艦店と連動しながら、ブランドのヘリテージと「Pomellato For Women」という取り組みが立体的に立ち上がる今回の出来事は、ジュエリーを自分らしさの延長として楽しみたい人にとって、ひとつの指標となりそうです。

カリフォルニア州ビバリーヒルズで2026年2月10日に行われた一夜は、ミラノ発のジュエリーメゾン、ポメラートにとって象徴的な場となりました。ミラノの芸術性とハリウッドの影響力が出合う瞬間を舞台に、ジェーン・フォンダ、フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー、ケリー・ワシントンら各界の開拓者たちが招かれ、独立した精神と自由な自己表現を称える特別なイベントが開かれたのです。ホストを務めたのはポメラートCEOのサビーナ・ベッリとアメリカ地域CEOのギヨーム・クザンで、親しいゲストだけが集う親密な雰囲気のなか、ポメラートが受け継いできたヘリテージと、カリフォルニアの文化的リーダーたちに共通する勇気、創造性、自分らしさを貫く姿勢が丁寧に祝福されました。
ポメラートが長年大切にしてきたのは、自分の進む方向を自ら選び、自分のリズムで人生を歩み、表現することを楽しむ女性たちです。そのためのジュエリーを生み出してきたメゾンは、ミラノで誕生しました。鮮やかな色使い、彫刻のようなフォルム、職人技に支えられたクラフツマンシップによって知られるポメラートのクリエーションは、肩の力が抜けた現代的な上質さを形にしています。この価値観は、クリエイティブな先駆者や文化の革新者によって育まれてきたカリフォルニアのシーンと相性が良く、常に新しいスタイルを求める人々が集まる場所でこそ、その魅力が鮮明になります。今回のイベントは、ミラノとカリフォルニアという二つの土地の感性が自然に重なり合う場としても意味深い出来事と言えます。
エンパワーメントのレガシー
ビバリーヒルズでの会場には、ポメラートを語るうえで欠かせないコレクションが一挙に集まりました。「ヌード」「イコニカ」「カテネ」といったラインに加え、最新のハイジュエリーも披露され、ゲストはブランドの現在を一望できる構成となっていました。ミラノの金細工職人が生み出す豊かな立体感や、石の色彩を引き立てる大胆なコンビネーションなど、メゾンを象徴するデザインコードに実際に触れることで、そのジュエリーがまとう雰囲気がより鮮やかに伝わります。ダイナミックで自信に満ちた現代女性の精神を映し出すこれらのコレクションは、ドレスアップの場だけでなく日常のスタイリングにも取り入れたくなる存在として印象づけられました。
この夜はジュエリーの美しさだけが語られたわけではありません。会場の視線を集めたのは、ポメラートが続けてきた「Pomellato For Women(ポメラート・フォー・ウィメン)」の取り組みでもありました。ジェンダー平等と女性のエンパワーメントを世界的な視点から後押しするプロジェクトとして知られるこの活動は、単にメッセージを掲げるだけでなく、ブランドがどのように社会と関わり、どのような未来を望むのかを示す指標になっています。ジュエリーを選ぶ行為が、価値観への共感や社会的なテーマへの意識ともつながることを提示する点で、今日的な感覚をもつ来場者の心に強く刻まれる内容でした。
ポメラートCEOのサビーナ・ベッリは、ブランドの姿勢について改めて言葉を添えました。ポメラートはこれまでも、強く、自立し、自分らしさを大切にする女性のために存在してきたメゾンであるとし、その信念を「Pomellato For Women」を通じて具体的な行動へと結びつけていると語ります。女性のエンパワーメントを支え、平等へ向かう長いプロセスを継続的に後押ししていくことが、ブランドの重要な役割のひとつであるというメッセージが示されました。スタイルと社会性を両立させたい人にとって、この姿勢はジュエリー選びの新しい基準になっていきそうです。
ロデオドライブで始まる新たな章
同じ日の午後には、次の章を告げるように、ビバリーヒルズにおけるポメラートの新旗艦店のテープカットセレモニーが行われました。ジェーン・フォンダ、フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー、ケリー・ワシントンに加え、ビバリーヒルズ市長のシャローナ・ナザリアンが参加し、その門出を祝福しました。ロデオドライブ445番地という象徴的なアドレスに位置するこのブティックは、ブランドが培ってきた美意識と、カリフォルニアに根付くクリエイティブカルチャーとの対話を体現する場として構想されています。アイコニックなストリートに新たなスポットが加わることで、ビバリーヒルズを訪れる人々にとって、ジュエリーと文化の両方を感じ取れる目的地がひとつ増えた印象です。
ミラノのポメラート建築チームが手がけた店内は、「Golden Eclectic(光り輝く折衷美の世界)」というコンセプトを軸にまとめ上げられています。イタリアならではの芸術的な感性と、ロサンゼルスの現代的な空気感が混ざり合い、思わず触れてみたくなる素材使いや重なりを意識した質感、彫刻的なフォルムが視覚と感覚の両方を刺激する空間です。このビバリーヒルズ旗艦店は、ジュエリーを販売する場所にとどまらず、ミラノとカリフォルニアに共通する創造性やデザインの伝統、さらには革新への意欲を結びつける新しい架け橋としての役割を担っています。訪れる人がジュエリーを選ぶ時間そのものを、インスピレーションに満ちた体験へと高めてくれるような、洗練されたサロンとして機能していくことが期待されます。

ジェーン・フォンダやケリー・ワシントン、フィリピーヌ・ルロワ=ボリューが並び立つビバリーヒルズでの夜は、スターたちの存在感だけでなく、ポメラートというメゾンが描く女性像をくっきりと浮かび上がらせました。ミラノの職人技から生まれる「ヌード」「イコニカ」「カテネ」といったコレクション、新旗艦店の「Golden Eclectic(光り輝く折衷美の世界)」というビジョン、「Pomellato For Women」が掲げるエンパワーメントの思想は、それぞれ別の要素でありながら、ひとりの女性が日々の装いに込める意志へと収れんしていきます。ジュエリーを通じて自分の価値観や生き方を静かに提示したいと考える人にとって、ビバリーヒルズの新店舗は、次の一歩を見つけるための対話の場として訪れたくなるアドレスになるはずです。
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