2026.02.14
カテゴリ: 新作
IWC シャフハウゼン ジョージ・ラッセルの「63」とブルーを纏う限定パイロットウォッチ、セラミックとセラタニウム®が導く次世代の1本
スーツの袖口からのぞく時計に、どんなストーリーを託すかは人それぞれですが、モータースポーツの空気をまとったIWCの1本は、日常のリズムにさりげなく高揚感を加えてくれます。IWC シャフハウゼンがジョージ・ラッセルと共に手掛けた今回の限定パイロットウォッチは、ブラックの酸化ジルコニウム・セラミックと、彼のヘルメットを象徴するシグネチャーブルーが鍵。カーナンバー「63」の刻印やセラタニウム®のディテールは、サーキットとのつながりを語るアクセントとして働きます。クロノグラフとオートマティックという2つの表情を持つラインナップは、機能性を重んじながらもスタイルとして楽しめるバランス感覚が魅力です。レースウィークエンドだけでなく、日々のシーンにもしっくりなじむスポーティなタイムピースとして、IWCとジョージ・ラッセルの世界観に触れたくなるコレクションです。

シャフハウゼン、2026年2月5日。IWCシャフハウゼンは、Mercedes-AMG PETRONAS Formula
IWCシャフハウゼンは、One. Teamのドライバーであるジョージ・ラッセルとタッグを組み、「パイロット・ウォッチ」の限定モデル2型を完成させました。ラインナップにはクロノグラフと自動巻きモデルが並び、どちらもケースにブラックの酸化ジルコニウム・セラミックを採用しています。ラッセルのヘルメットに用いられている特徴的なブルーをアクセントに取り入れたブラックの文字盤には、暗い環境で光を放つカラープリントが施され、サーキットの夜景を思わせるコントラストを生み出しています。モータースポーツの世界観と時計製造の精度が交差する、コラボレーションならではの表情が凝縮された2本です。
ケースバックには、ジョージ・ラッセルのドライバーとしてのアイデンティティを示すディテールが刻まれています。チタン製の裏蓋には、彼のカーナンバーである「63」が力強く刻印され、手首に装着したときにもレーシングの息遣いを感じられる仕様です。ムーブメントは、クロノグラフにキャリバー69380、自動巻きモデルにキャリバー32112を搭載し、それぞれの機能にふさわしい高い信頼性が確保されています。さらに両モデルには、EasX-CHANGE®システムを備えたブルーのラバーストラップが組み合わされ、耐久性と快適な装着感を両立しながら、ラッセルのシグネチャーカラーをしっかりと主張する仕上がりになっています。

ジョージ・ラッセルがF1の世界に足を踏み入れたのは2019年のことです。その後、キャリアの大きな転機となったのが2022年で、Mercedes-AMG PETRONAS Formula One. Teamに加入すると、ハンガリーGP.でいきなりポールポジションを獲得し、最初の20レースのうち7回も表彰台に上るという強さを見せました。以降も安定して結果を残し、チームにもたらしたグランプリ優勝は通算5回に到達、直近では2025年のシンガポールGPで勝利を飾っています。このように高い評価を得てきたレーシングドライバーであるラッセルが、今回IWCのクリエイティブチームと協働し、自身のクリエイティブなビジョンを反映させた2つの限定版パイロット・ウォッチをデザインしたことは、彼の軌跡を時計というプロダクトで語る試みとも言えます。

ラッセルのキャリアを語るうえで、「ブルー」という色は欠かせない要素です。Mercedes-AMG PETRONAS Formula One.Teamに加入した当初、彼はブラックを基調としたヘルメットでレースに臨んでいましたが、自身のレーシングブランドの象徴として掲げるカラーを明確に示すため、ほどなくブルーを前面に押し出したデザインへと切り替えました。この選択によって、彼のイメージはグリッド上でもひと目で認識できるものとなり、今ではラッセルを想起させる色としてブルーが強く結びついています。今回のコラボレーションモデルにも、その色へのこだわりがしっかり息づいています。
F1のグリッドに並ぶマシンとドライバーたちの中でも、ラッセルのヘルメットに配されたブルーは視線を引き寄せる存在です。この色調には、極限のプレッシャーの中でも冷静さを保ちつつ、同時に激しい競争心を燃やすという、ラッセルが持つ二つの側面が投影されています。現在着用しているヘルメットのデザインにも見られる特別なブルーは、今回の限定モデルの中核となる要素であり、両モデルの文字盤に配されたディテールやラバーストラップに、彼のシグネチャーブルーとして表現されています。レーシングシーンで培われた色のストーリーが、そのまま時計のルックにも映し出されている点が、このコラボレーションの大きな魅力です。
「今回のプロジェクトは、私にとって初めてとなる限定モデルのデザインであり、IWCシャフハウゼンのクリエイティブチームと共に取り組んだ時間は忘れがたい経験になりました」と、ジョージ・ラッセルは語ります。自身のレーシングキャリアの大部分を共に過ごしてきたトレードマークのブルーカラーと、「63」のロゴを時計に取り入れたことで、「これらのモデルは私にとって非常に個人的でユニークな存在になりました」と続けます。さらに「パイロット・ウォッチとして完成した2つの限定モデルには、これまで歩んできた道のりだけでなく、サーキットの内外で成し遂げることができた成果が表現されています」と述べ、競技人生とその価値観が凝縮されたタイムピースであることを強調しています。

「2013年以来、IWCはMercedes-AMG PETRONAS Formula One. Teamと歩みを共にしてきましたが、そのパートナーシップはチームだけでなくドライバー個人との深い信頼関係にも広がってきました」と、IWCシャフハウゼンのマーケティング最高責任者であるフランチェスカ・グゼルは語ります。その流れの中で今回、ジョージ・ラッセルと協力し、大胆なスポーツウォッチのビジョンを現実のものとする機会を得たことについて「非常に光栄です」と続けています。グゼルはさらに、完成した2つの限定モデルについて、人格的な魅力と並外れたドライビングスキルを持つジョージ・ラッセルの精神を的確にとらえたタイムピースであると位置づけ、IWCにとっても象徴的なコラボレーションであることを示しています。

「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・ジョージ・ラッセル」(Ref. IW389411)は、IWCが1980年代以降に培ってきた素材開発とケース製造のノウハウを体現するモデルです。41.9 mmのケースには、約40年前にIWCが先駆けて採用したブラックの酸化ジルコニウム・セラミックが用いられており、この素材特有のマットな質感と深い色合いがスポーティなフォルムを引き締めています。セラミックはスティールよりも軽量で、傷がつきにくいという特性を持つため、日常使いとアクティブなシーンのどちらにも適した素材として機能します。ジョージ・ラッセルの名を冠したクロノグラフは、こうした技術的背景とレーシングイメージを自然に結びつけた一本といえます。
ケースの外側に配されたパーツにも、IWCならではの素材選びが反映されています。リューズとプッシュボタンには、IWCが独自に開発したセラタニウム®が採用されていますが、この素材はチタンの軽やかさを備えつつ、セラミック同様の硬さと傷つきにくさを兼ね備えているのが特徴です。ブラックの文字盤には、ジョージ・ラッセルのシグネチャーカラーであるブルーのインデックスとアラビア数字がプリントされ、針も同色のスーパールミノバ®コーティングによって暗所で視認性を発揮します。内部では、パワーリザーブ約46時間のキャリバー69380が時の計測を担い、レーシングシーンにも通じる信頼性の高いクロノグラフ機構を備えたタイムピースへと仕上がっています。

「パイロット・ウォッチ・オートマティック 41・ジョージ・ラッセル」(Ref. IW328107)は、クロノグラフと対をなす存在として設計された自動巻きモデルです。41 mmのケースは、こちらもブラックの酸化ジルコニウム・セラミック製で、リューズにはセラタニウム®が用いられています。デザインコードはクロノグラフと共通しており、インデックスや数字、そしてスーパールミノバ®にはジョージ・ラッセルの象徴であるブルーが採用され、シリーズ全体で統一されたビジュアルアイデンティティを形成しています。ムーブメントにはダブルラチェット式自動巻き機構を備えたキャリバー32112を搭載し、約120時間というゆとりのあるパワーリザーブを実現。日常生活の中で着用を数日間休んだとしても頼もしい持続力を発揮する1本です。
2つの限定モデルを裏側から見たときにも、ジョージ・ラッセルとの関係性を物語るディテールが隠されています。チタン製の裏蓋には、彼が幼少期のレーシングカート選手権時代からF1に至るまで、長年使い続けてきたカーナンバー「63」が刻印されており、キャリアの歩みを象徴する数字が常に肌の近くに存在する構成です。さらにクロノグラフと自動巻きモデルの両方に、文字盤と同じ印象的なブルーのラバーストラップが組み合わされ、セラタニウム®製ピンバックルが全体のトーンを引き締めます。ストラップにはEasX-CHANGE®システムが内蔵されており、専用工具を用意しなくても、気分やシーンに合わせて素早くストラップを付け替えられる点も、現代的なライフスタイルに寄り添う仕様です。
【Editor's View】
IWC シャフハウゼンという名前を聞くと、すぐに思い浮かぶのは精密なエンジニアリングとクラフツマンシップの調和かもしれません。1868年にフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズがスイス北東部のシャフハウゼンに創業して以来、IWCは人の手による職人技と最新の技術や製造プロセスを組み合わせた時計づくりで評価を築いてきました。プロフェッショナル仕様の計器時計や、クロノグラフやカレンダー機構といった複雑機構を得意とし、チタンやセラミックをケース素材としていち早く導入してきた歴史は、現在のカラーセラミックやセラタニウム®へと連なっています。チタンのような明るさと構造的な安定感、そしてセラミックと同等の硬さと傷つきにくさをあわせ持つセラタニウム®は、その象徴的な存在です。ジョージ・ラッセルの限定モデルにこれらの素材や技術が採用されていることは、IWCの遺伝子とF1ドライバーのストーリーが同じタイムピースの中で交わっていることの証でもあります。ファッションとして時計を選ぶ視点から見ても、シグネチャーブルーとブラックセラミックのコントラスト、カーナンバー「63」の刻印、ワンタッチで付け替えられるストラップなど、日常のスタイルにパフォーマンスと物語性を同時に加えてくれる要素が巧みに配置されたコレクションといえます。
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