2025.07.10
カテゴリ: 新作
IWC シャフハウゼンの新作「ポルトギーゼ・トゥールビヨン・レトログラード・クロノグラフ」18 ct Armor Gold®×オブシディアン文字盤の美技
2025年7月、時計ファンとラグジュアリー層が注目する最新作がIWCから登場しました。新作「ポルトギーゼ・トゥールビヨン・レトログラード・クロノグラフ」は、硬度に優れた18 ct Armor Gold®ケースと、深み光るオブシディアンカラーの文字盤が特徴。三つの複雑機構—フライング・ミニッツ・トゥールビヨン、レトログラード日付、フライバック・クロノグラフ—を搭載し、高精度と視覚的インパクトを同時に追求している点が光ります。高級ウォッチ市場では“素材と機能性の二刀流”がトレンドですが、まさにこのモデルはそれを体現。洗練されたビジネスパーソンや時計に妥協しないエグゼクティブ層にとって、装着する喜びを与える一本に仕上がっています。
2025年7月3日、スイス・シャフハウゼンに拠点を置くIWCが、ポルトギーゼ・シリーズに100本限定の新モデル「ポルトギーゼ・トゥールビヨン・レトログラード・クロノグラフ」を投入しました。フライング・ミニッツ・トゥールビヨン、レトログラード式日付表示、フライバック・クロノグラフという三つの複雑機構を融合し、機械式時計の可能性を拡張。エレガンスと技術を両立したこのタイムピースは、時計愛好家だけでなく、テクノロジー志向のビジネスパーソンにも響く存在です。
直径43.5 mmのケースには、従来の18 ctゴールドを凌駕する硬度を誇る18 ct Armor Gold®を初採用。オブシディアンカラーのダイヤルは、透明ラッカーを15層積層する製造工程により、深みのある艶と立体感を獲得。裏蓋のサファイアガラス越しに、ゴールドローターを備えた自社キャリバー89900の精緻な動きを眺められるのも、所有者にとって格別な悦びです。耐傷性と眺める楽しさを両立し、日常使いにもふさわしい仕様です。
2024年に刷新されたポルトギーゼ・カラーラインでは、“昼と夜の流れ”を象徴するホライゾンブルー、デューン、オブシディアン、シルバームーンという4色を展開。その中で本モデルはオブシディアンカラーを纏い、深い黒が持つ神秘性とテクノロジーの精密さを強調しています。
Ref. IW394009として限定100本のみ製造される本作は、ケース・リューズ・プッシュボタンまで全体を18 ct Armor Gold®で統一。硬度を向上させる微細構造の改良により、耐久性が飛躍的にアップしています。オブシディアン文字盤は60もの工程を経て完成する徹底的な緻密さ。高級感とタフさを同時に求める現代の高価格帯マーケットにおいて、その両立はブランドの大きな強みとなります。
15層ラッカー仕上げにより、文字盤はまるで奥行きのある3Dアートのような見え方を実現。金色に統一された針とアプライド・インデックスは、詩的な華やかさを加えます。ストラップにはイタリア製サントーニ社のブラックアリゲーターを採用し、全体の統一感を高めつつ、上質な装着感も両立。
フォールディング・クラスプ付き)が組み合わされます。

最先端のフライング・ミニッツ・トゥールビヨン
トゥールビヨンは、そのデザインの複雑さと見た目の印象的な魅力の両方から、高級時計製フライング・トゥールビヨンは小型ケージ内にアンクルとガンギ車を収めて1分で1回転し、重力の影響を打ち消す構造。この機構は「複雑機構の王(キング)」と呼ばれるほど高級機械式時計の象徴とされ、その動きは眺めていて飽きません。
6時位置にはフライング・ミニッツ・トゥールビヨンが搭載され、重さ0.675g・56パーツと極小軽量設計。その停止機構により秒単位で正確な時間設定が可能です。アンクルとガンギ車には耐摩耗性・軽量性に優れるシリコン素材と、自社開発のDiamond Shell®コーティングを施しており、摩擦を抑制し、68時間のパワーリザーブを確保。技術者の意図を感じさせる設計です。

リトログレードのレトログラード日付表示とフライバック・クロノグラフ
ダイアル9時位置にはレトログラード式日付表示を配置。小針がアーチ状インデックスを指し、月末には瞬時にスタート地点にリセットされる構造で、視覚的にも遊び心があり、ユーザーに「動く楽しさ」を提供します。日常で使うたびに機能との対話が生まれる仕掛けは、所有者にとっての感情的価値を高める要素です。
さらに12時位置にはフライバック・クロノグラフ積算計を装備。作動中でもリセットと再スタートが一体操作でできるこの機構は、スポーティで実用的なシーン、たとえばビジネスミーティングのタイム計測や日常のタイミング管理にも便利。
自社製自動巻きキャリバー89900は375パーツから構成され、コート・ド・ジュネーブおよびペルラージュ装飾により端正な仕上がり。ゴールド製ローターが回転する様子をサファイア裏蓋越しに見られるのは、所有者にとって機械式時計の醍醐味を体感できる瞬間です。ファッション性と機械美、どちらも妥協しないこのモデルは、機能美を求める現代ユーザーの理想形と言えるでしょう。
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