2025.10.03
カテゴリ: Open
IWC シャフハウゼン 福岡・天神西通りに新ブティック開業、名作と最新作を比較できる没入型空間
九州の玄関口に、スイスの精密と意匠を総合的に体験できる場が誕生します。IWCシャフハウゼンの福岡ブティックは、ケースの仕上げや文字盤の質感といった細部をリラックスして確認できる動線設計が特徴です。日本初導入のブラック&ホワイトを基調にした新コンセプトは、ブランドの美学を空間で理解させる仕掛けとして機能します。開業直後には特別な複雑機構の展示やゲストトークも予定され、初めての一本を探す人にも、コレクションの更新を考える愛好家にも、選択の基準を確かめる好機になります。
IWCシャフハウゼンは2025年10月4日、福岡に新ブティックを開業すると発表しました。伝統と芸術性、そしてエンジニアリングの精度を、来店者が五感で味わえる没入型の設計です。革新的なデザインと洗練された接客体験がそろい、モデルの理解を深めながら最適な一本を選べる場所になります。
九州最大の都市である福岡・博多は、歴史と現代性が同居する街並みが魅力です。新ブティックは中心部の天神西通りに位置し、博多天神駅からほど近い立地で10月4日(土)にオープンします。アクセスの良さは、出張や旅行の合間でも立ち寄りやすく、国内外の来訪者に便利です。
店舗は2フロアで合計168平米超。1階は光が差し込むエントランスが迎え、日本初となるブラック&ホワイトを基調にした新コンセプトを展開。ベージュと青みを帯びたブルーをアクセントに用い、IWCのDNAを感じながら幅広いコレクションを落ち着いて比較できます。
ショーケースにはメゾンを象徴するタイムピースが並びます。ソファを配したラウンジやバースペースでは会話を楽しみながら、ケースの肌理や文字盤の立体感、ストラップの着け心地など、写真では伝わりにくいポイントを確認できます。
2階には別のラウンジに加え、ワークショップやイベントに使うテーブルスペースを用意。新拠点の福岡で顧客との関係を深める場として機能します。展示はインヂュニア、パイロットウォッチ、ポルトギーゼ、ポートフィノなどの名作から最新作まで幅広く、用途別の比較がしやすい構成です。



グランドオープンを記念し、初日から10月18日(土)まで特別モデルを展示します。ダークグリーンのセラミックケースが印象的な「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “ウッドランド”(Ref.IW503101)」は、素材感と複雑機構を同時に楽しめる一本です。
「ポルトギーゼ・エターナル・カレンダー(Ref. IW505701)」も展示対象です。ダブルムーン™フェイズは約4,500万年のスケールで数学的精度を保つ設計とされ、ブランドのクラフツマンシップを象徴します。実機で視認性や操作感を確かめられる貴重な機会です。
10月18日(土)にはオープニングイベントを開催し、元プロ野球選手の五十嵐亮太さんをスペシャルゲストに迎えたトークショー等を予定しています。*イベントは招待制です。ブランドの背景やモデル選びの視点を学べる内容となりそうです。
【Editor's View】
IWCシャフハウゼンは1868年にフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズが設立し、スイス・シャフハウゼンを拠点に発展してきました。職人の手仕事と創造性に最先端の技術や工程を重ねる独自の姿勢は、ポルトギーゼやパイロット・ウォッチ、ポートフィノ、インヂュニアといったコレクションに受け継がれています。福岡ブティックは、その哲学を空間で理解できる場所です。日本初導入のコンセプトにより、仕上げの差異や装着感を落ち着いて検討でき、初めての機械式を選ぶ人にも、複雑機構を深掘りしたい愛好家にも、納得感の高い体験を提供します。特別展示とイベントが開業初期に重なる構成は、IWCの歴史と現在地を一度に捉えやすく、次の一本の基準を明確にしてくれるはずです。
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