2026.01.22
カテゴリ: 新作
ディオール 1952年ドレス「ラ シガール」の記憶を宿す新星「ディオール シガール」、建築的シルエットとカラーパレットの魅力
新しいシーズンのバッグ選びは、デザインの鮮度だけでなく、自分のワードローブの物語をどう更新してくれるかも鍵になってきます。ディオールが2026年春夏コレクションで披露した「ディオール シガール」バッグは、まさにそんな視点で選びたくなる存在です。1952年のオートクチュールドレス「ラ シガール」の記憶を受け継ぎながら、ジョナサン・アンダーソンならではの現代的な感覚で再構築されたシルエットは、建築的でありながらどこか自然のリズムも感じさせます。ローズスピールやアイシーブルーといった繊細な色調、ミニマルなボウのディテール、そして手持ちにもクロスボディにもなじむバランス。オンとオフを軽やかにまたぐ今のライフスタイルに、静かに寄り添う新しいディオールの顔になりそうです。

2026年春夏コレクションで初めてお目見えしたジョナサン・アンダーソンによる「ディオール シガール」バッグは、ディオールのアーカイブに深く根ざしながら、その解釈を大胆に更新した存在です。インスピレーションの源となっているのは、クリスチャン・ディオールが1952年秋冬のオートクチュール コレクションで発表したドレス「ラ シガール」です。身体に沿うフィット感のある身頃に対して、モアレ素材のスカートが豊かなボリュームを描き、シャープに際立つプリーツが印象を決定づけるアイコニックな一着でした。「ディオール シガール」バッグは、そのドレスが持つ彫刻的なシルエットをバッグのフォルムに移し替えたピースとして構想されています。自然の曲線と建築的なライン、感情の揺らぎと規律ある構造、静と動のバランスといった相反する要素のあいだで、繊細な対話を続ける象徴的なクリエイションになっています。
新作バッグの表情を形づくるのは、無駄のないクリーンなラインと、メゾンが受け継いできたコードであるボウモチーフです。メタリックな仕上げを施したボウは、1950年代のドレス「ラ シガール」が放っていた個性を、現代のアクセサリーとして再び立ち上がらせる役割を担っています。本体には、光を含んだようなつやをたたえつつ、柔らかさも共存するカーフスキンを採用し、「ディオール シガール」はスモールとミディアムの2サイズで展開されます。カラーパレットは、メゾンを象徴するシェードへのオマージュとして構成されており、甘さをひそませたローズスピール、澄んだ空気を思わせるアイシーブルー、ニュートラルで洗練された印象のトレンチベージュ、ニュアンスのあるモアレグレーなど、繊細なトーンが並びます。装いにそっと溶け込みながら、日々のスタイルに違いをもたらす色設計になっています。
シングルハンドルで仕立てられた「ディオール シガール」は、持ち方の自由度も魅力のひとつです。ハンドバッグとして手に添えるときはクラシックな雰囲気を、肩掛けにするときは程よいリラックス感を、クロスボディでスタイリングするときは軽快なムードを演出し、シーンや装いに応じて印象を変えることができます。日々のスタイルに負担をかけないサイズ感とプロポーションで設計されているため、毎日の装いに寄り添う心強い存在となりそうです。仕上げとして、ハンドルのチェーンのアイレットには「Dior」のロゴがさりげなく結び付けられ、メゾンが大切にしてきたディテールへのまなざしが静かに表現されています。クラシカルな品格とモダンな感覚をひとつにまとめたこのクチュールバッグは、2026年2月より全国のディオール ブティックおよび公式オンラインブティックで展開される予定です。
*「ファッションの歴史の中でも特にお気に入りのドレス」と、このクチュールのクリエイションの並外れた現代性に魅了されたジョナサン・アンダーソンは語っています。
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【お問合せ先】
クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947
https://x.gd/DYzir
【Editor's View】
「ディオール シガール」バッグは、アーカイブの一着をそのままミニチュア化したようなアイテムではなく、1950年代クチュールが持っていた精神を現在のライフスタイルに言い換えたピースといえます。フィットした身頃とふくらみのあるモアレスカートというドレスのコントラストは、バッグの建築的なラインとやわらかなカーフスキンの質感の対比として受け継がれ、ローズスピールやモアレグレーといった色が、装い全体のトーンをそっと整えてくれます。シングルハンドルとボディのバランスは、朝の通勤から夜のディナーまで難なく連れて行ける頼もしさがありながら、ハンドルに添えられた「Dior」ロゴやメタリックなボウが、ふとした仕草の中でさりげない高揚感を生み出します。トレンドに振り回されることなく、長くつき合える新しい定番を探している人にとって、「ディオール シガール」はワードローブの軸になり得る一品として心に残るはずです。
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