2025.11.06
カテゴリ: 新作
ピアジェ アイコニックコレクション「ポセション」から、現代の女性を彩るゴールドジュエリーが誕生
ピアジェの新作「ポセション」コレクションは、時を超えて磨かれたゴールドの輝きに、新しい息吹を吹き込む作品です。1874年の創業以来、ブランドが大切にしてきたのは、日常を華やかな芸術に変える力。今回発表されたコレクションでは、象徴的なDecor Palaceの技巧がモダンに再構築され、ミニマルで洗練されたデザインが生命力に満ちた光を放ちます。ピアジェが追求するのは、身にまとう美しさだけでなく、それを通じて感じる自由や喜び。伝統の継承と革新の融合が、ジュエリーの新しいあり方を提示しています。

ピアジェが長年大切にしてきたのは、日常の中に潜む一瞬を、特別な時間へと昇華させるエレガンスです。その哲学は、最新作として登場した「ポセション」コレクションにも息づいています。ブランドを象徴するDecor Palace(パレス装飾)は、光の角度ごとに異なる表情を見せ、繊細な陰影がもたらす輝きが手元を華やかに彩ります。上品さとモダンな洗練が共存するその世界観は、現代女性が持つ自由でしなやかな美しさを映し出しているかのようです。
ピアジェにおいてゴールドは単なる素材ではなく、職人の手仕事によって初めて生命を宿すものとされています。ひとつひとつの磨きや彫りの中に、温もりや感情が宿り、見る人の心に静かな熱を伝えるのです。この精神は1874年の創業当初から変わることなく、1950年代以降「HOUSE OF GOLD」として確立されたブランドの根幹を支えています。スイスのラ・コート・オ・フェとジュネーブに構えるアトリエでは、最高峰の技術を追求するクラフツマンたちが今も伝統を継承し続け、ゴールドが語りかける美の物語に新たな息吹を与えています。
ゴールドへの情熱は、ピアジェの創造の源泉といえます。1957年に登場した9P自社製薄型手巻ムーブメントが、メゾンを超薄型ウォッチの先駆者へと押し上げたのを機に、ピアジェは時計製造とハイジュエリーの融合という革新的なビジョンを掲げました。1963年には初のプレシャス ジュエリーウォッチを発表し、ジュエリーとしての芸術性を腕時計に取り入れる新たな領域を開拓。機能と美意識の融合という概念を現代にまで受け継ぐ礎を築きました。
1969年、バーゼルで発表された「21st Century」コレクションは、ピアジェの創造性が頂点に達した象徴的な瞬間でした。宝石をあしらったオープンワークのゴールドカフや、スウィンギング ソートワールなどの作品は、身にまとうアートとしての新しい装飾の形を提示しました。ゴールドが素材という枠を超え、感性を揺さぶるミューズへと進化したこの時代、ピアジェはラグジュアリーをより個人的で感覚的な体験へと変えていったのです。
受け継がれるレガシー
1990年に誕生した「ポセション」コレクションは、ピアジェの伝統を継承しながらも、日常に寄り添うファインジュエリーとして新たな価値観を打ち出しました。回転するモチーフが特徴のデザインは、動きとともに光を反射し、装う人の感情やエネルギーに呼応するようにきらめきます。ポセションはお守りのように身近でありながら、自分自身を肯定する象徴としても機能する存在。装飾を超えた“心を映すジュエリー”として、多くの人々に愛され続けています。
ピアジェは、ジュエリーの価値を単なる装飾ではなく、感性や体験を伴う芸術として再定義してきました。その思想のもとに誕生した新作は、古典的な美意識と現代的な感性が溶け合い、見る者の感情に深く訴えかけます。ペンダント、ブレスレット、イヤリングなどのアイテムには、ブランドが誇る伝統のクラフツマンシップが息づき、手に取るたびに素材の温もりや光の移ろいを感じさせます。
新作のテーマは“洗練されたシンプルさ”です。余計な装飾を排し、フォルムの純粋さを追求することで、重ね付けにも単品使いにも映える自由なスタイルを実現しました。ピアジェが掲げる「HOUSE OF GOLD」の精神は、進化しながらも変わることなく受け継がれています。緻密なジェムセッティングによる虹のような輝きと、日常を詩的に捉える感性が、ピアジェならではのエレガンスを際立たせています。
ピアジェを象徴するDecor Palace(パレス装飾)は、ブランドのアイデンティティを語る重要な技法です。1961年に誕生したこの繊細な彫刻技法は、ウォッチ制作に用いられるギョーシェ彫りから着想を得たもの。職人の手によってひとつひとつ刻まれる細かな線は、ゴールドを生きたキャンバスへと変え、まるで制作者の息づかいが金属の奥に刻まれているかのような温もりを放ちます。この伝統技法が現代の感性と融合することで、時を超えた新しい美が生まれています。
新作の中でも注目を集めるのは、「ピース・ド・レジスタンス」と名付けられたタリスマン。大胆さと優雅さを兼ね備えたこの作品は、ピアジェの「エクストラレガンザ」を象徴する存在です。8カラットのダイヤモンドを配したメダリオンは、光の動きに呼応しながら眩いエネルギーを放ちます。まるで太陽の輝きを身にまとうような高揚感があり、フォルムとチェーンの調和が生み出すバランスが、着ける人の存在をより際立たせます。
「ポセション」新作に息づくのは、ピアジェが長年掲げてきたサヴォアフェールの精神そのものです。ジュエリーは装飾にとどまらず、身に着ける人の感性や生き方を映す表現手段として存在します。ゴールドという素材に夢や情熱を託し、無限の創造力で新たな形を描き出すピアジェ。今回のコレクションは、進化し続ける「HOUSE OF GOLD」の物語に新たな光を添える章となりました。
WWW.PIAGET.JP
WWW.INSTAGRAM.COM/PIAGET
https://lin.ee/p77qv8V
#POSSESSION
#MAISONOFEXTRALEGANZA
#HOUSEOFGOLD
#PIAGET
#PIAGETSOCIETY
【Editor's View】
ピアジェの新作「ポセション」は、ブランドの根底に流れる“ゴールドへの敬意”を改めて提示したコレクションです。Decor Palaceに象徴される職人技と現代的なデザインが融合し、伝統を継承しながらも常に未来を見据える姿勢を体現しています。ジュエリーが“体験”として心に残るというピアジェの哲学は、今の時代にこそ共鳴するもの。静謐さの中に力強さを秘めたこのコレクションは、ブランドが歩んできた黄金の歴史の次なる章を美しく照らしています。
BRAND SEARCH
CATEGORY
ABOUT
「BRANDJOY.JP」はラグジュアリーブランドなどの最新動向に関連するニュースをセレクトしてお届けしています。新作やコレクションを中心に、新規オープン、ビジネス・業界情報をまとめてチェック。


