2025.09.27
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ピアジェが語る創造の系譜 「シックスティ」新作披露と60〜70年代アーカイブの対話
ピアジェの新作「シックスティ」が華やかにお披露目されました。舞台となったのは特別に設えられた会場。最新コレクションと共に展示されたのは、1960〜70年代のアーカイブピース。メゾンのクリエイションの源泉を知る貴重な機会となりました。鈴木えみや佐藤晴美といったゲストの姿、そしてシンガーソングライター優河のライブが加わり、ファッションと音楽、歴史が響き合う一夜に。1874年の創業以来、革新を恐れず大胆な創造性を追求してきたピアジェ。そのスピリットが「シックスティ」にも脈々と息づき、クラフツマンシップとデザインが交差する瞬間を私たちに提示しました。
ピアジェは2025年9月19日、「シックスティ」新作の発表イベントを開催しました。会場にはモデルの鈴木えみさん、佐藤晴美さんなど多彩な面々が姿を見せ、最新コレクションのお披露目に華を添えました。著名なゲストが集う場は、メゾンが提示する今季の方向性を視覚的に共有する機会になり、ファッション感度の高い来場者にとってはスタイリングのヒントを持ち帰れる構成だったと感じます。

展示の軸は二層構造でした。ひとつは「シックスティ」の新作群、もうひとつはその着想源である1960〜70年代の貴重なアーカイブです。過去の意匠と現在の解釈を同じ空間で見比べることで、ピアジェのクラフツマンシップと造形の更新が具体的に読み取れます。歴史資料を単に紹介するに留めず、現行ピースの理解を深める導線として活用する手つきに、メゾンの展示設計の巧みさを感じます。



会場ではシンガーソングライターの優河さんがライブパフォーマンスを行いました。生の音が流れ込むことで、時計の面構えや質感がより感覚的に伝わり、会場全体に温度差のない一体感が生まれました。視覚と聴覚を重ねる体験は、ハイジュエリーとも親和性が高く、装う楽しさを直感的に思い起こさせてくれます。

ピアジェの特徴は、創業以来の大胆なスタイルにあります。起点は1874年、スイス・ジュラ山脈のラ・コート・オ・フェでジョルジュ=エドワール・ピアジェが家族の農場内に工房を構え、高性能ムーブメントの製作を始めた出来事です。そこから職人としての名声が広まり、時計とジュエリーを横断する創造性が受け継がれてきました。原点が明確だからこそ、現在の表現に迷いがなく、日常で頼れる一本へと結実しているように思います。
メゾンは1950年代後半、薄型ムーブメントの設計・製造に踏み込みました。やがてそれは「アルティプラノ」の礎となり、時計製造の歴史に確かな足跡を残します。同時に、ゴールドと多彩な色の組み合わせ、新しいシェイプ、厳選した宝石やオーナメンタルストーンのダイヤルといった表現を磨き続けました。技術の研鑽と意匠の遊び心が両輪で進む姿勢は、腕元を軽やかに更新したい読者にとって、コーディネートの幅を広げる具体的な選択肢になります。
WWW.PIAGET.JP
WWW.INSTAGRAM.COM/PIAGET
https://lin.ee/p77qv8V
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PIAGETSIXTIE
【Editor's View】
今回のイベントは、ピアジェが「技術の芯」と「装いの愉しさ」を並走させるメゾンであることを改めて示しました。アーカイブを起点に現在の表現へ橋を架ける構成は、時計を服やジュエリーと同列にスタイリングできることを教えてくれます。ビジネスシーンの端正さからオフの高揚感まで、一本でトーンを調整したい人に「シックスティ」は心強い相棒になります。
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