2025.11.07
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ティファニー 伝統の「Jリーグ YBCルヴァンカップ」優勝トロフィーを今年も制作、サンフレッチェ広島の栄光を照らす
栄光を手にした瞬間に掲げられるトロフィーは、勝利を象徴するだけでなく、スポーツが紡ぐ情熱や誇りを映し出す芸術作品でもあります。その象徴を創り続けてきたのが、アメリカを代表するジュエラー、ティファニーです。2025年の「Jリーグ YBCルヴァンカップ」では、同社が手掛けたスターリングシルバー製のトロフィーが再び注目を集めました。33回目を迎えた大会でサンフレッチェ広島の手に渡ったその瞬間、クラフトマンシップの結晶が持つ静かな輝きが、スタジアムの空気を一層高めました。

ティファニーは、「2025 Jリーグ YBCルヴァンカップ」の優勝トロフィーを、ヤマザキビスケット社の依頼により制作しました。Jリーグ開幕前年の1992年に誕生したこの大会は、今年で33回目の決勝を迎えます。ティファニーは第3回大会以来、長きにわたりトロフィーの制作を担い続け、スポーツの栄光を象徴する美しいシルエットを毎年の頂点に捧げてきました。
11月1日に行われた決勝戦で、サンフレッチェ広島が見事な勝利を収め、このトロフィーを手にしました。スターリングシルバーで仕立てられたトロフィーは、高さ約56cm。先端にあしらわれたサッカーボールのモチーフが印象的なデザインで、荘厳な存在感を放ちます。表面には“The Champion 2025”の文字が刻まれ、エボニーウッドの台座に装着されたシルバープレートには“J.LEAGUE”と“YBC Levain CUP”の文字が精緻に彫り込まれています。その輝きは、勝者の誇りと共に時を超えて語り継がれるでしょう。
トロフィーの背面には、「TIFFANY & CO. MAKERS Ag 925」の刻印が施されています。これはティファニーの銀製品における真の証であり、メゾンの職人たちが培ってきたクラフトマンシップへの敬意を示すものです。精緻な技が生み出す光沢は、勝利の象徴であると同時に、手仕事の美しさを物語ります。
【Editor's View】
ティファニーが生み出すスポーツトロフィーは、勝者を称えるための記念品にとどまらず、競技そのものの精神を具現化した作品といえます。YBCルヴァンカップをはじめ、NFLスーパーボウルやNBAチャンピオンシップ、PGAツアーなど、数多くの名だたる大会で使用されてきたトロフィーには、長年受け継がれてきた熟練の技が息づいています。職人の手によって磨かれた銀の表面は、努力と誇りを象徴する光を放ち、スポーツがもたらす感動と尊厳を永く伝え続けます。
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