2025.10.08
カテゴリ: Topics
目黒蓮が歩いたミラノの一日を凝縮、フェンディ 2026年春夏ショーと新旗艦店オープニング密着
コレクション当日のミラノは、街も人も高揚と静けさを行き来します。その濃密な時間を切り取るのが、俳優でアーティストの目黒蓮でした。フェンディの2026年春夏ショーに参加し、新旗艦店「パラッツォ フェンディ ミラノ」のオープニングにも足を運んだ一日。プロンジェレザーの艶、シアリングのボリューム、ロボット型チャームの遊び心、さらにFENDI 925の重ね付けが、映像の中で彼の所作と呼応します。現地に行けなくとも、映像越しにメゾンの気配と職人技の空気感まで伝わるのが魅力です。フェンディやフェンディトに関心を寄せる読者にも確かな手がかりになります。
フェンディ(FENDI)は2025年9月24日(水)、ミラノにて2026年春夏のウィメンズ・メンズコレクションを披露しました。メゾンのブランドアンバサダーである目黒蓮が現地に登場し、ショーの空気と同日に行われた新旗艦店「パラッツォ フェンディ ミラノ(Palazzo FENDI Milano)」のオープニングの様子までを追う特別動画を公開予定です。コレクションと店舗体験を一続きで見せる構成は、最新のムードを俯瞰できる点で価値があります。
ミラノショールームでのショーに向かった目黒蓮は、シアリングのマキシカラーをあしらったプロンジェレザーのセットアップで登場しました。プロンジェは長時間のなめしと磨きで柔らかさを引き出す工程の名称で、その滑らかな落ち感が肩線と身頃に立体感を生みます。襟元には2026年春夏プレコレクションで発売予定のロボット型チャームを合わせ、クラフトの重厚感に遊び心を差し込むコーディネートです。質感の対比が強弱をつくり、カメラ越しでも素材の表情が伝わります。
さらに新作の秋冬コレクションのジュエリーに加え、10月上旬発売予定の初の「FENDI 925」メンズ ファッションジュエリーラインから、ブレスレットとリングを重ね付け。素材の表情をずらしながら輝度をコントロールし、装いに奥行きを加えています。
今回が4度目の参加となる目黒蓮は、ショー後のバックステージでアクセサリーおよびメンズウェア部門のアーティスティック ディレクターであるシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)や、フェンディ家二代目の五人姉妹の一人アンナ(Anna)と語らう場面が収められています。さらに同じくアンバサダーのStray Kidsのバンチャン(Bang Chan)と交流する様子も記録され、メゾンとアンバサダーの関係性が現場の温度感と共に伝わります。ブランドの世界観が人の対話を通じて輪郭を得る瞬間です。
同日開催の新旗艦店「パラッツォ フェンディ ミラノ」のオープニングでは、ブティック空間に凝縮されたメゾンの美意識を前に、目黒蓮が見入る姿が映像に残されています。特別に来場した職人による実演では、素材の扱いと手の精度が間近で示され、クラフツマンシップの説得力がより明確になります。ショーの造形から制作の現場へ視点を移す流れは、モードを生活に取り込むヒントとしても機能します。
本動画はフェンディ公式LINE、X、Facebookにて順次ご覧いただけます。
【Editor's View】
コレクションと新旗艦店を連続した体験として見せる今回の構成は、服と空間、人物と技術が互いを高め合う関係を可視化します。プロンジェレザーの柔らかさにシアリングの存在感を重ね、ロボット型チャームで軽やかさを足す組み立ては、日常の装いにも応用しやすい手引きです。FENDI 925の重ね付けはボリューム調整が鍵で、細幅を複数重ねると手元が過度に主張せず、装いの品位を保てます。映像はメゾンの今を示す記録として、ファッションを生活に近づけたい読者に有効です。
BRAND SEARCH
CATEGORY
ABOUT
「BRANDJOY.JP」はラグジュアリーブランドなどの最新動向に関連するニュースをセレクトしてお届けしています。新作やコレクションを中心に、新規オープン、ビジネス・業界情報をまとめてチェック。