2026.02.03
カテゴリ: 新作
ピアジェ ポロ 79 ツートーン誕生、38mmケースと一体型ブレスレットで描く日常のエクストラレガンザ
ひと目でブランドを物語るようなウォッチには、素材の選び方からフォルム、ブレスレットのしなり方に至るまで、揺るぎない美意識が宿っています。ピアジェ ポロは、その象徴的な存在のひとつとして長く語り継がれてきました。最新作「ピアジェ ポロ 79 ツートーン」は、イエローゴールドとホワイトゴールドを重ねることで、1970年代のグラマラスなムードと現代のミニマルな感覚をひとつのシルエットに閉じ込めたモデルです。超薄型ムーブメントが描く軽やかなプロポーションに、38mmケースと一体型ブレスレットの心地よいフィット感が加わることで、ドレスアップにも週末のデニムにも自然になじむ日常のパートナーとしての側面が際立ちます。ゴールドを自分のスタイルに引き寄せたい人に向けた、今の気分を映すピアジェの答えと言えます。

イエローゴールドとホワイトゴールドを緻密に組み合わせた新作「Piaget Polo 79 ツートーン」は、1979年に誕生したオリジナルモデルのデザインコードや精神性、知的なムードを現代に映し出す一本として発表されます。貴金属のクオリティに揺るぎないこだわりを持つメゾンの姿勢が、素材の選択から仕上げに至るまで全体に貫かれており、1979年のオリジナルを敬意とともに再解釈した存在として、ピアジェの歴史と今をつなぐ役割を担っています。

ピアジェにおいて、ゴールドは創業期から現在に至るまで、発想の核となる素材として扱われてきました。ジュネーブの自社鋳造所で溶解されたゴールドは、まずプレーンな地金として用意され、そこからウォッチやジュエリーの造形が描かれていきます。こうして生まれる作品群の中でも、1969年に発表された前衛的なゴールドジュエリーウォッチシリーズ「21st Century」コレクションは、カフウォッチとスウィンギングソートワールの中間に位置づけられたデザインで注目を集めました。ウォッチメイキングの精度とハイジュエリーの華やかさをひとつのラインで結びつけたこのコレクションは、ゴールドがピアジェの世界観の中心にあることを象徴する存在となり、その後のクリエイションにも大きな影響を与えています。
イヴ・ピアジェが活躍した1970年代、時計の世界ではスティール製のエレガントなスポーツウォッチが次々と登場しましたが、そのなかでフルゴールドのスポーツウォッチ「Piaget Polo」は独自の存在感を放っていました。熱心な乗馬愛好家でもあった彼は、ポロという競技への親しみと華やかなライフスタイルへの憧れをこのモデルに重ね合わせ、パームビーチのポロクラブでも、ニューヨークのシェ・レジーヌでも、日常の延長線上で身に着けていたと伝えられています。イヴ・ピアジェがしばしば口にした「ブレスレット ウォッチそしてウォッチ ブレスレット」という言葉には、ジュエリーとウォッチの境界を軽々と越えるPiaget Poloの感覚的な魅力が集約されており、現在のコレクションにもその精神が受け継がれています。
レガシーの再考
1979年に誕生したオリジナルの「Piaget Polo」は、初登場から45年を経た2024年、メゾン創立150周年を記念して「Piaget Polo 79」として再び脚光を浴びました。燦然としたイエローゴールドで蘇ったこの代表作は、2024年のGPHGで「アイコニックウォッチ」賞を受賞し、ピアジェのアーカイブが新たな章へと進むきっかけとなります。その流れを受けて、2025年にはより汎用性に優れたホワイトゴールドバージョンが登場し、フォーマルからカジュアルまで幅広いスタイルに対応できるラインナップが整いました。そして2026年、シリーズの第三の選択肢として披露されるのが「ツートーン」です。イエローゴールドとホワイトゴールドの穏やかなコントラストが、1979年のPiaget Poloに存在したオリジナル構成のひとつを思い起こさせるこのモデルは、細部の違いと装着感の良さにこだわる目利きのためにデザインされており、コレクションの中でも通好みの一本として位置づけられます。
Polo 79「ツートーン」は、「時はゴールドで測られるべきだ」というピアジェ独自の哲学を視覚的に表現したモデルです。1957年以降、メゾンのDNAに深く根を下ろしてきたこの考え方は、Piaget Poloを象徴的な存在へと押し上げたタイムレスなコードを尊重しながら、新しいクリエイションを生み出す推進力として働いてきました。ピアジェが大切にしてきたエクストラレガンザスタイルを忠実に受け継ぐPiaget Polo 79 ツートーンでは、ゴールドの表面に刻まれた繊細なテクスチャーや、滑らかなボリューム感を通じて、熟練職人の手仕事が余すところなく感じられます。ジュエリーのような高揚感と日常使いできるスポーツウォッチの実用性を両立した一本として、スタイルに個性を添えたい人の手元を印象づける存在になっています。
まず視線をとらえるのは、ソリッドゴールドの文字盤とそれを囲むケース、ブレスレットの一体感です。ブラッシュ仕上げを施したホワイトゴールド製のケースが、同じくブラッシュ仕上げの一体型ブレスレットへと滑らかにつながり、その上にポリッシュ仕上げのイエローゴールド製ゴドロン装飾が大胆なリズムを生み出します。異なる質感を持つ金属同士が慎重に組み合わされることで、Piaget Poloならではのシグネチャースタイルはそのままに、奥行きのある表情と豊かな質感が強調されています。この考え方は文字盤にも貫かれており、ソリッドゴールドのベースに、ブラッシュ仕上げを施したイエローゴールドの針が重なることで、時刻を示す動きに洗練された彩りと立体感が添えられています。

超薄型化の熟練技術
Piaget Polo 79 ツートーンの内部を支えるのは、厚さわずか2.35mmという自社製自動巻ムーブメント「キャリバー1200P1」です。この極めて薄いムーブメントが収められているからこそ、ケースとブレスレットが手首に沿って描くラインは、シルクのようにしなやかな輪郭を保つことができます。高級スポーツエレガンスに向けたピアジェ独自のアプローチは、ボリューム感で存在を主張するのではなく、薄さとプロポーションの美しさによって品格を表現する点にあります。キャリバー1200P1は、世代を越えて受け継がれてきた超薄型ウォッチメイキングの専門技術を背景に生まれた最新の成果であり、メゾンのマニュファクチュールが築いてきたレガシーを、現代的なスポーツウォッチの文脈へと更新する役割を果たしています。
38mmという程よいサイズのケースと、完全に一体化したブレスレットのデザインを組み合わせることで、さまざまな手首のサイズにしなやかに寄り添う着用感が実現しました。ケースとブレスレットの接続部分に段差をつくらず、ラインをひと続きのシルエットとして捉えるアプローチにより、視覚的にも身体的にも軽やかな印象をもたらしています。ビジネスシーンからオフのスタイルまで、シーンを選ばずに身に着けられるこの構成は、ピアジェが長年にわたり、紛れのない個性を守りながらも、その時代にふさわしい空気感をとらえたウォッチを生み出してきたことの、ひとつの証と言えます。

原点への回帰
Piaget Polo 79 ツートーンは、Piaget Poloのオリジナルデザインを忠実に映し出しながら、鑑識眼を持つ現代の人々に向けて考え抜かれたアップデートが加えられたモデルです。メゾンは1979年初頭からツートーン構成を提案しており、当時はエレガンスと日常づかいのしやすさを独自のバランスで求めるスタイリッシュな人々に選ばれてきました。時代が進むにつれ、ツートーンのタイムピースは市場全体で目にする機会が少なくなりましたが、その希少性はむしろ個性を重んじるコレクターにとっての魅力となっています。過去のコードに敬意を払いながら、現在の感覚でツートーンを再解釈したこのモデルは、クラシックな意匠を今のワードローブに呼び込むひとつの提案として際立っています。
ブラッシュ仕上げのホワイトゴールドとイエローゴールドが織りなすツートーンは、距離をおいて眺めると一瞬ステンレススティールを思わせるかもしれません。しかし、貴金属を中心に世界観を築いてきた「ハウス・オブ・ゴールド」にとって、ウォッチメイキングにおける芸術性を託す舞台は一貫してゴールドであり続けてきました。今回のツートーン復活は、その信念を保ちながらも、スポーツマインドと汎用性の高いスタイルをあわせ持つウォッチを求める現代のコレクターの価値観が進化していることを物語っています。スタイルとスポーツ性、エレガンスが交差する領域で日常を楽しみたい人に向けて、ピアジェが提案する「日々のエクストラレガンザ」を体現する一本と言えるでしょう。
WWW.PIAGET.JP
WWW.INSTAGRAM.COM/PIAGET
https://lin.ee/p77qv8V
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【Editor's View】
ピアジェというメゾンの魅力は、1874年にジュラ山脈のラ・コート・オ・フェでスタートした小さな工房から、ゴールドと超薄型ムーブメントを武器に世界的な存在へと歩みを進めてきた歴史と、その過程で培われた大胆な感性にあります。創立者のジョルジュ=エドワール・ピアジェが高性能ムーブメントづくりに打ち込んだ時代から、1950年代後半に超薄型ムーブメントの開発と製造へ挑んだターニングポイント、そしてアルティプラノへと受け継がれるエレガントなシルエットまで、その軌跡は常に「軽やかさ」と「存在感」の両立を追求してきました。Piaget Polo 79 ツートーンは、そのスピリットをスポーツウォッチのフォーマットに落とし込み、イエローゴールドとホワイトゴールドのコントラストや、キャリバー1200P1の薄さ、一体型ブレスレットのフィット感を通じて、日常の中でさらりと楽しめるピアジェの表現を示しています。ドレスコードに縛られすぎない今の時代だからこそ、仕事帰りにそのままディナーへ向かうような一日の流れに自然に寄り添うゴールドウォッチとして、このモデルは新しい選択肢になっていきそうです。
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