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タグ・ホイヤー 初のスプリットセコンド「タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフ」TH81-01が切り開く新次元

クロノグラフが好きな人にとって、針の重なりやプッシュボタンの感触は、小さなドラマのようなものです。タグ・ホイヤーがコレクション初のスプリットセコンドを託した「タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフ」は、そのドラマをケースの内側までしっかり見せてくれる一本です。グラスボックスとサファイアダイヤルがムーブメントを包み込み、TH81-01の精緻な仕上げやチェッカーフラッグのモチーフ、シールドロゴを思わせるローターまで、すべてがスタイルの一部として立ち上がります。袖口からのぞくのは、計時のためのツールであると同時に、メゾンのサヴォアフェールを凝縮したオブジェ。日常の時間を少しだけレーシングスピリット寄りに傾けたいとき、心強い一本になりそうです。

タグ・ホイヤー カレラという、常に既存の枠を押し広げてきた高級時計コレクションにふさわしい新作として、「タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフ」が登場します。このモデルには、メゾンが長い歴史の中で培ってきた豊かなヘリテージと、現在進行形で追求している前衛的なウォッチメイキングが、緻密なバランスで組み合わされています。クロノグラフの進化を語るうえで重要な複雑機構を搭載しながら、カレラならではのスポーティなエレガンスをまとった一本として、コレクションの新たな指標となる存在です。

タグ・ホイヤー初のスプリットセコンド、「タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフ」に宿るムーブメント美学のすべて

カレラの頂点を更新するタグ・ホイヤー、「タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフ」TH81-01が切り開く新次元

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今年で166年を迎えるタグ・ホイヤーは、1860年の創業から3世紀にまたがり、クロノグラフの可能性を磨き続けてきました。その黄金期に生まれた象徴的なコレクションが、タグ・ホイヤー カレラです。一族経営の伝統を受け継ぐホイヤー家4代目、ジャック・ホイヤーのリーダーシップのもと、1963年にカレラはデビューを果たしました。当時のスイス時計業界に存在していた固定観念から距離を取り、よりモダンで機能的な発想を取り入れたジャックの取り組みが、そのままカレラというモデルの誕生につながったと言えます。

「カレラ」という名称は、伝説的なメキシコの公道レース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」に由来しています。その背景には、メキシコを代表するレーシングドライバーであるペドロ・ロドリゲスとリカルド・ロドリゲス兄弟の両親から、レースにまつわる数多くのエピソードを直接聞いたという出来事があります。生死が紙一重の状況の中で、卓越した勇気とドライビングスキルによって成し遂げられた偉業の物語は、若きジャックの心に深い印象を残しました。そして、その強烈なインパクトが「カレラ」という名を時計に冠する決定打となり、のちのコレクション全体の精神的支柱となっていきます。

高い視認性を備えたすっきりとしたダイヤルデザイン、風防のすぐ下に配されたテンションリングによる防水性の向上と目盛り表示の工夫、そしてシャープなラグがつくり出す特徴的なシルエット。こうして形づくられた初代カレラのデザインコードは、その後数十年の時を経ても色あせることなく、現代の最新モデルにまで受け継がれています。タイムレスな美しさとプロフェッショナルな機能を両立させたこの基本構造が、今もカレラの魅力の核となっています。

タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフ、グラスボックスとTH81-01ムーブメントが示すハイコンプリケーションの現在形

新時代のカレラ

2023年には、このカレラがグラスボックスデザインとして刷新されました。39mmと42mmのケース径による新たな構成が登場し、さらに2026年には41mmのサイズも加わることで、全体のルックが更新されています。立体的なサファイアクリスタルと、より現代的なプロポーションを組み合わせたこの進化は、コレクションに新鮮な印象をもたらしました。その成功によって、カレラが表現する感性は、これからの高級時計のあり方を捉え直すための確かな土台となり、新たな解釈を生み出す出発点として位置づけられています。

今回の「タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフ」では、まったく新しい42mm径のグレード5チタン製ケースが採用されています。タグ・ホイヤーのインハウス デザインチームが開発を担ったこのケースは、軽量でありながら耐久性に優れた素材を用いつつ、カレラの本質であるシャープなラグと優れた視認性をしっかりと守っています。そのうえで、造形やディテールに新たな解釈を加えることで、シリーズ全体を次のステージへ押し上げる存在として仕上げられています。

クロノグラフの操作を担うのは、リューズの両側に配された2つのプッシュボタンです。押し心地にまでこだわり抜いたボタンが、スタート、ストップ、リセットの一連の動きを軽やかにサポートします。さらに、ケースバンドと流れるように一体化した9時位置のプッシュボタンがスプリットセコンド機構を起動し、二つの経過時間を自在に計測できるようになっています。グラスボックスは従来よりもいっそう洗練されたフォルムとなり、ケースと視覚的に滑らかにつながることで、文字盤とリホートを広く見せる効果を生み出しています。その結果、複雑な情報を備えながらもすっきりとした視界が確保され、カレラらしい機能美が前面に現れています。

ローターまでアートピース、タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフに込めたサヴォアフェールと5Hzムーブメント

タキメーターと1/5秒目盛りを備えたフランジは、風防の輪郭に沿って滑らかにカーブし、視差による読み取りの誤差を最小限に抑える構造になっています。その内側に広がる半透明のサファイアクリスタルダイヤルからは、ムーブメントの丁寧な仕上げがうっすらと透けて見え、テクニカルな表情をダイレクトに楽しめます。タグ・ホイヤーが高級時計製造で重視してきた「透明性」の姿勢は、サブダイヤルをメインダイヤルと同じ素材で一つずつ仕立てることでさらに強調されています。層を重ねるように構成されたダイヤル全体が奥行き感を生み、手首の上で立体的な風景を描き出しています。

サファイアケースバックは、ムーブメントをあらゆる角度から眺められるよう工夫されており、内部のコンポーネントが宙に浮いているかのような印象を与えます。この演出は、「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ」で採用された、ムーブメントの浮遊感を強調する表現を受け継いだものです。カレラというラウンドケースにそのコードを取り入れることで、レーシングスピリットとコンテンポラリーなデザイン感覚を融合させ、裏側から見たときの驚きと高揚をしっかりと用意しています。

サファイアダイヤルとチェッカーフラッグ装飾、タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフが見せる“中身まで主役”のクロノグラフ

卓越したサヴォアフェール

今回の新作では、ムーブメントそのものがひとつのアートピースのような役割を果たしています。ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ社との戦略的な協業によって、「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ」に搭載されたキャリバーTH81-00をベースに、その表現をさらに押し広げた新バリエーションTH81-01を搭載しました。スプリットセコンドという高度な複雑機構を支えるための構造と仕上げが緻密に組み合わされ、スポーツクロノグラフとハイコンプリケーションの魅力を兼ね備えた心臓部となっています。

ムーブメントは5Hzという高振動で安定したクロノグラフ精度を実現し、週末をまたいでも動作を保てる約65時間のパワーリザーブを備えています。さらに5年間の保証が付帯し、タグ・ホイヤーが掲げる厳格な基準に基づいて製造されていることを示しています。タグ・ホイヤー ラボでの入念な検査をパスしたTH81-01は、耐久性と精度の両面で高い水準をクリアしているだけでなく、スイスの時計製造技術が到達し得るクオリティを象徴する存在として位置づけられています。所有する人にとっては、日々の着用にふさわしい安心感と、特別な一本を手にしているという満足感を同時にもたらすムーブメントです。

キャリバーTH81-01を構成する350を超える部品には、ネジを含む多数のパーツに施されたブラックポリッシュや、複数のコンポーネントに行き届いたアングラージュ(面取り)など、10種類以上の装飾技法が用いられています。時間と手間を惜しまない仕上げによって、細部にいたるまで滑らかで奥行きある表情が与えられています。その頂点に位置づけられているのが、グラテ技法を用いて一つひとつ手仕事で描かれるシグネチャーのチェッカーフラッグ モチーフです。この意匠があしらわれることで、モータースポーツのDNAとタグ・ホイヤーの最高峰ムーブメントであることを示す証が、視覚的に刻み込まれています。

タグ・ホイヤー初のスプリットセコンド搭載モデル「タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフ」

さらに、ムーブメントのローターにも注目したくなります。タグ・ホイヤーを象徴するシールドロゴを思わせるシルエットが取り入れられ、ブランドのアイデンティティがさりげなく強調されています。広い面積にわたってハンドフィニッシュが施され、その質感が外周に描かれたハンドペイントのグラデーションラインによって引き立てられています。ケースバック越しに目を凝らすと、キャリバー製作に注がれたサヴォアフェールが連なり、ムーブメント全体がひとつのグラフィックオブジェのように立ち現れます。

<タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフ>

タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフ

タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフ 背面


https://www.tagheuer.com/CDD2180.FT8120.html

CDD2180.FT8120 / 22,286,000円(税込予価)/ 2026年6月発売予定
自動巻 / サファイアダイヤル / グレード5チタン製ケース / ケース径 42 mm / 30m防水 / ブラックラバーストラップ
 
X:@TAGHeuerJapan ‏, Facebook:@TAGHeuer , LINE:@tagheuer
#TAGHeuer #タグホイヤー

お問い合わせ
LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー 
TEL : 03-5635-7030

www.tagheuer.com


【Editor's View】
タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフ」は、スプリットセコンドという高度な機構を、あえて見せることを前提に構成した一本といえます。グラスボックスとサファイアダイヤルで開かれたフェイスからはフランジやサブダイヤルのレイヤー構造がのぞき、裏側ではTH81-01の緻密な仕上げやチェッカーフラッグの装飾、シールドロゴを思わせるローターが舞台装置のように配置されています。その結果、クロノグラフは計測のための道具であると同時に、レーシングスピリットとハイエンドなクラフツマンシップを身につける体験へと変わります。フォーマルなジャケットにもテクニカルなアウターにも寄り添う存在感を持ちながら、ふとケースバックをのぞき込んだ瞬間にだけ共有されるストーリーがあることが、このモデルのいちばんの魅力かもしれません。

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