Brand JOY

リボンを結ぶしぐさには、どこか親密で特別な時間のニュアンスが漂います。その仕草をバッグへと昇華させた新作「ディオール ボウ」は、2026年春夏コレクションでジョナサン・アンダーソンが描くルックに寄り添うキーアクセサリーとして姿を現します。ディオールが大切にしてきたリボンのコードを、立体的な構造としなやかなレザーで再解釈したフォルムは、肩に掛けるだけでシルエットにリズムを生み出し、日常の装いをさりげなく更新してくれます。色と質感のバリエーションが豊富な「ディオール ボウ」は、ワードローブに迎えることでシーズンのムードを鮮やかに切り替えてくれる、新しい時代のシグネチャーバッグといえます。

© MIREIA DEULOFEU

ジョナサン・アンダーソンが手がける2026年春夏コレクションのルックに、新たなアクセントとして加わるのが「ディオール ボウ」バッグです。ディオールが受け継いできたコードのひとつであるリボンモチーフをバッグそのもののシルエットに落とし込み、結び目を思わせる立体的な構造が特徴的なデザインに仕上がっています。ランウェイから日常のスタイリングまで、ひとつ添えるだけでシーズンの空気を映し出す存在として注目したいバッグです。

グレインドレザーを用いた「ディオール ボウ」バッグは、程よい柔らかさと実用性を両立したすっきりとしたラインが魅力です。フロントには目立たないよう配されたクロージャーが隠れており、ミニマルな表情を保ちながら中身を守る役割を果たします。さらに、メタル製のリボンを編み込んだ取り外し可能なチェーンが付属し、肩に掛けたり手に持ったりと、シーンに合わせた持ち方ができます。機能性を意識しながらも、アクセサリー感覚で取り入れられるバランスが、都会的なライフスタイルに寄り添うポイントです。

このバッグはスモールとミディアムの2サイズ展開で、スムースレザー、メタリックレザー、クリンクルドレザーといった異なる質感のバリエーションが登場します。さらに、「バターカップ ガーデン」や「ディオール クローバー」といったモチーフを繊細な刺繍で表現した特別なモデルもラインアップに加わります。ブラック、ドリーミーピンク、トルマリン、バターカップイエロー、エルミタージュ、ラテホワイトなど、豊かなカラーパレットが用意され、気分やスタイルに合わせて選べるのも魅力です。最後にあしらわれた“Dior”ロゴが、メゾンのアイデンティティをさりげなく語りかけます。

理想的なシーズンバッグとして完成された「ディオール ボウ」は、2026年1月2日から全国のディオール ブティックと公式オンラインブティックで展開されます。新年のスタートに、リボンモチーフの新作バッグを迎えることで、春夏のワードローブを一歩先取りするきっかけになりそうです。色や素材のバリエーションを実際に見比べながら、自分のスタイルに最も寄り添う一品を選びたくなるタイミングです。