2026.11.06
カテゴリ: キャンペーン
バーバリー ピアース・ブロスナンとフィオナ・ショウらを迎え、英国の伝統と遊び心を映す170周年記念キャンペーン
英国の冬を象徴するものといえば、雨に備えるトレンチコート、首元を包むカシミアのスカーフ、そして家族や友人が集うクリスマスの風景です。1856年に創業したバーバリーは、英国の気候や暮らしと向き合いながら、ギャバジンやトレンチコート、チェックといった独自のコードを育んできました。創業170周年を迎える2026年のホリデーキャンペーンでは、その英国らしさをカントリーハウスでの祝宴という物語に託しています。映像に登場するのは、俳優やアーティスト、スポーツ界の顔ぶれ。さらに、カシミアを中心とした冬のワードローブや、英国のクラフツマンシップを生かしたギフトも充実します。ブランドの歴史と、贈る楽しみが重なるホリデーシーズンです。
「家族や友人が集まり、素晴らしいギフトを囲み、思い思いにドレスアップする」。チーフ・クリエイティブ・オフィサーのダニエル・リーが思い描いたのは、そんな本格的な祝宴です。バーバリーは創業170周年を迎える2026年、このイメージを「Wrapped in Burberry: Celebrating 170 Years」と題したホリデーキャンペーンに結実させました。英国のカントリーハウスを舞台に、ブランドが大切にしてきた文化や装いを、祝祭の情景とともに描きます。
その舞台に選ばれたのは、ウィルトシャー州に佇む「ロングリート・ハウス」。1567年から1580年にかけて建てられたエリザベス朝建築の邸宅で、バース侯爵家の歴史を今に伝える場所です。ここで繰り広げられる英国のクリスマスを、映画監督でアーティストのハーモニー・コリンが独自の視点で演出。ピアース・ブロスナンとフィオナ・ショウがホスト役となり、カーラ・デルヴィーニュ、ディラン・ブロスナン、ドウェイン・ウェイド、ガブリエル・ユニオン、キム・ミンハ、ニコ・パーカー、ウー・レイら、映画、ファッション、スポーツ界から集まった友人たちを迎えます。



華やかな夜のクライマックスを飾るのは、巨大なミラーボールの下で繰り広げられるディスコパーティーです。シルヴェスターとパトリック・カウリーによる「Do You Wanna Funk?」が流れると、ピアース・ブロスナンもダンスフロアへ。バース侯爵夫人のエマ・シンもカメオ出演し、祝宴に彩りを添えます。そこへ至るまでには、ゴルフカートでのレースや、開放的な田園地帯の散歩、パーティーゲーム、ギフト交換といった英国の休日らしい場面が続きます。そして、賑やかな一夜の最後には、フィオナ・ショウがソファに腰を落ち着け、過ぎた時間を振り返るという余韻のある演出で締めくくられます。
バーバリーのギフト
冬の装いを支えるアイテムでは、バーバリーが長く大切にしてきたカシミアを主役に据えています。中でも「ケンジントン トレンチコート」は、軽量なカシミアにブラッシング加工を施し、柔らかな風合いに仕上げた一着。アイボリーホワイト、ブラック、ネイビー、キャメルからブーケピンクまで、多彩な色で展開します。カシミアケープは、シアリングの襟を備えたレインウェア風のデザインから、ベルト付きやレザートリムを施したタイプまで幅広く登場。セーターには同系色のエルボーパッチと、控えめなナイトの刺繍をあしらいました。スコットランドで伝統技法を用いて製作されるハウスチェック カシミアスカーフは40色以上を揃え、歴史あるタータンチェックに着想を得た新色「ブラックウォッチチェック」も加わります。さらに、カシミアブレンドのビーニー、グローブ、ソックスもラインアップします。
素材の組み合わせに変化をつけたバッグや、家族で楽しめるウェア、英国のレザーグッズブランドとの協業も、今季のギフト提案を広げます。バッグでは、チェック柄のブークレ素材を用いた「ホースシュー」やベルベットのバニティケースが登場。チェック柄のバッグはアーカイブベージュとシーズナルカラーのチョコレートブラウンで展開し、メンズコレクションにはアイアングレーのシティチェックを使用したバッグ、ウォレット、ブリーフケースが揃います。チルドレンズウェアは、ギャバジンのトレンチコートやダウン入りパファージャケットをミニサイズで提案。カシミアやウールのニットレイヤーには、チェックやクラシックなアーガイル柄にキャンディカラーのハートモチーフを組み合わせています。さらに、今回初めてスマイソンとコラボレーション。旅行用にデザインされたノートブック、折りたたみ式のチェスセットとバックギャモンセットを、しなやかなレザーで英国製作しました。アーカイブベージュ、カラントレッド、ブラック、フォレストグリーンなど、バーバリーに着想を得たカラーで展開します。
贈り物の対象は、家族や友人だけでなく愛犬にも広がります。チェック柄のニットセーターや、チェックを織り込んだバンダナに加え、バーバリーナイトを遊び心のあるデザインに仕立てたブランケットも用意。さらに、無料の刺繍サービスを利用すれば、スカーフやカシミアセーターなどのギフトに個別のアレンジを加えられます。新たに登場したシンボルと刺繍糸のカラーから好みの組み合わせを選び、最大5文字のイニシャルまたはアイコンを刺繍できる仕組みです。贈る相手の個性を思い浮かべながら仕上げられる、パーソナルなギフトサービスです。
ウィンドウディスプレイと店舗
ホリデーシーズンの高揚感は、店舗のウィンドウディスプレイにも反映されます。英国のカントリーハウスを思わせる温かな空間を、チェック柄のカーテンで縁取り、大きな本や布張りのアームチェア、ホリデーツリーを配置。遊び心のあるトーマスベアも加わり、バーバリーらしいコードと季節の楽しさがひとつの風景をつくります。店内では「ザ・カシミアショップ」を展開し、ブランドを象徴する素材に焦点を当てた売り場を設置。カシミアの質感や着心地に加え、長く受け継がれてきたものづくりへの姿勢を伝える空間となっています。
「ザ・カシミアショップ」には、ハウスチェックのスカーフ、柔らかなニットウェア、軽量なレイヤリングアイテム、アイコニックなアウターウェアが並び、色彩や素材感の違いを楽しめる構成です。贈り物を仕上げる無料のギフトラッピングも、ホリデーシーズンの演出のひとつ。リボンを手作業で結んだバーバリーのギフトボックスに加え、ブランドを象徴するアクセサリーを収めるため、新たにスカーフ用の筒型パッケージも開発しました。選ぶ時間から包みを開く瞬間まで、ギフトにまつわる体験を丁寧に彩ります。
クリエイティブ・ディレクション: ダニエル・リー
アーティスティック・ディレクション: レーン&アソシエイツ
監督: ハーモニー・コリン
フォトグラフィー: マーク・ペクメジアン
スタイリング: タマラ・ロススタイン
【Editor's View】
バーバリーの創業は1856年。21歳のトーマス・バーバリーがイングランド南部のベイジングストークに店を開いたことから始まりました。ブランドの歴史を語るうえで欠かせないのが、1879年に開発されたギャバジンです。当時の防水服は重く、硬く、着心地にも課題がありました。トーマス・バーバリーは、雨を防ぎながら通気性を保つ生地を目指して織りの研究を重ね、軽量で柔軟性と耐久性を備えた素材を生み出します。1888年に特許を取得したギャバジンは、後のトレンチコートへとつながるブランドの基盤になりました。また、1901年に公募で選ばれた馬上の騎士のエンブレムや、1920年代にレインコートの裏地として登場したバーバリーチェックも、現在まで受け継がれるブランドコードです。今回のホリデーコレクションで取り上げられたカシミアにも、長いものづくりの背景があります。バーバリーは1900年からスコットランドのJohnstons of Elginと協業を続けており、ハウスチェックのカシミアスカーフは伝統的な織機を使い、一本の製作に30以上の工程を重ねます。スマイソンも1887年にロンドンで創業した、ステーショナリーとレザーグッズの歴史を持つ英国ブランドです。今回の初コラボレーションは、こうした英国のクラフツマンシップを共有する2つのメゾンが、旅の時間を彩るアイテムを形にしたものといえます。創業170周年のキャンペーンは、過去を振り返るだけでなく、素材、技術、英国の暮らしに根差したブランドの個性を、現代のホリデーシーンへつなぐ試みです。
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