2026.10.27
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バーバリーとスマイソンが初の共同コレクションを発表、英国の職人技が息づくレザーノートブックとトラベルゲーム
旅先で出会った風景を記録するノートや、ゆっくりと過ごす休日に楽しむボードゲーム。暮らしの中で繰り返し手に取る道具には、機能性に加えて、使う人の記憶や時間を重ねていける魅力があります。英国のバーバリーとスマイソンが初めて共同で手掛けるのは、そうした日常の場面に寄り添うレザーグッズのコレクションです。バーバリーが育んできた英国の風景や天候へのまなざしを、スマイソンの製本技術やレザー加工によって、ノートブックやゲームセットへと展開。ファッションの領域にとどまらず、書くこと、遊ぶこと、旅をすることまで視野に入れた品揃えには、両ブランドが共有する英国らしい美意識が表れています。
ファッションとステーショナリー、それぞれの分野で英国の美意識を受け継いできたバーバリーとスマイソンが、初のコラボレーションコレクションを発表しました。両ブランドが手掛けるのは、レザーノートブックとゲームセット。長年培ってきたクラフトマンシップを基盤に、探検や旅の情景、時代を超えて愛されるデザインという共通の価値観を、日常で使うアイテムへと落とし込んでいます。

スマイソンの歩みは、1887年にフランク・スマイソンがロンドンのニューボンドストリートに最初の店舗を構えたことから始まります。上質なステーショナリーとレザーグッズを手掛け、1908年には世界初の携帯用ダイアリーを開発。1890年代にはヴィクトリア女王陛下の各邸宅で使用するステーショナリーの製作も依頼されました。さらに、探検との関わりもブランドの歴史を語るうえで欠かせません。1970年代には、サー・ラナルフ・ファインズ、チャールズ・R・バートン、オリバー・シェパードによる世界的な探検プロジェクト「トランスグローブ・エクスペディション」に向け、特注ダイアリーやログ入りブックを製作しています。
今回のコラボレーションを特徴づけるのは、バーバリーの視覚的なアイデンティティと、スマイソンが培ってきたレザーグッズの製作技術、伝統的な製本技術との組み合わせです。ノートブックのカバーには、英国の天候や探検、自然から着想を得たイラストを採用。そこに英国らしいフレーズを添えることで、文字を書き留めるための道具に、物語を感じさせるデザインを与えています。
ノートブックは、カバーだけでなくページを開いたときの意匠にも両ブランドの個性が表れます。内側に採用したのは、スマイソンを象徴するブルーのフェザーウェイト紙。見返しには、バーバリーの2026年ウィンター・ランウェイ コレクションから着想を得たロンドンマップのトーナルプリント、またはブランドを象徴するハウスチェックをあしらっています。紙の色や見返しの柄まで丁寧に設計されたノートブックは、すべてハートフォードシャーにあるスマイソンの製本工房でハンドメイドにより製作されます。
旅先へ持ち出せるゲームセットも、今回のコレクションを構成する重要なアイテムです。ラインナップはトランプセットに加え、ロールアップ式のチェスボードとバックギャモンボード。ボードにはスマイソンのシグネチャーであるパナマクロスグレインレザーを使用し、内側のプレー面にはスムースレザーを採用しています。さらに、バーバリーのハウスチェックをライニングにあしらったファスナー付きポケットを備え、小物を収納できる仕様です。トランプはレザー製トラベルケースに収められ、カードにはイラストと金箔仕上げの縁を施しました。また、ダブルパック仕様には、スマイソンのシグネチャーであるウェイファーペンシルと、スコアを記録するためのフェザーウェイト紙のノートパッドが付属します。携帯性と細部へのこだわりを両立したゲームセットです。
コレクションの発売は、ホリデーシーズンに向けた2026年10月を予定しています。ギフト選びの際に注目したいのが、バーバリー x スマイソンの全アイテムを対象とする無料のパーソナライゼーションサービスです。各アイテムには、最大3文字のイニシャルをゴールドスタンプで刻印できます。英国らしい意匠と手仕事が生きるアイテムに、贈る相手や自分自身のイニシャルを添えることで、パーソナルな価値を加えられます。
【Editor's View】
スマイソンのものづくりを理解するうえでは、ノートブックを単なる筆記用品ではなく、人生の出来事や思考を記録するための道具として捉える視点が重要です。創業以来、同ブランドはステーショナリーやレザーグッズを手仕事で仕立て、洗練された外観と日常での使いやすさを追求してきました。1908年に開発した携帯用ダイアリーも、その姿勢を象徴する存在です。一方、バーバリーにとって天候や探検は、英国の風景やアウトドアとのつながりを表現するモチーフでもあります。今回のコラボレーションは、こうした両ブランドの背景を衣服以外の領域で結び付けた点に特徴があります。ノートブックに書き残す言葉も、旅先で楽しむゲームの時間も、日々の記憶を形づくるもの。長く使う道具に自分らしい意味を持たせたい人にとって、手仕事による仕立てとイニシャル刻印の組み合わせは、選ぶ楽しみを広げる要素となりそうです。
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