2026.02.27
カテゴリ: 新作
ロエベ「アマソナ180」デビュー、伊勢丹新宿店でバッグとウェアが並ぶ2026春夏ポップアップ
クラシックなアイコンが、時代の空気を纏い直して戻ってくる瞬間ほど心が躍ることはあまりありません。ロエベが2026年春夏に向けて発表する「アマソナ180」は、1975年に誕生したアマソナのスピリットを受け継ぎながら、今のライフスタイルと視点で再構築されたバッグです。創立180周年という節目を迎えたメゾンが、歴史を振り返るだけでなく、これからのレザー表現を示す象徴として掲げた存在と言えます。そんな新章の幕開けを祝うように、伊勢丹新宿店では全国の店舗に先駆けたポップアップを開催。ゴールド/チョコレートのスエードモデルをはじめ、多彩なサイズとカラーが一堂に会し、アマソナの現在形をじっくりと確かめることができます。
ジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスがロエベのために初めて腕を振るったのは、2026年春夏ランウェイコレクションでした。その舞台で披露された新作が「アマソナ180」です。メゾンで最も長い歴史を誇るバッグのひとつであるアマソナを出発点に、現代の感覚でもう一度向き合い、形とムードを更新したモデルです。「180」という名には、新たなスタートと受け継がれてきた物語の両方を織り込む意図が込められています。メゾンの基盤を築いてきたアイコンへの敬意を示しながら、この50年にわたりレザー表現の象徴であり続けたフォルムを刷新することで、創立180周年の節目を祝うプロジェクトに仕上げています。
伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージでは、2026年春夏コレクションの世界観を体感できるポップアップが、2月25日(水)から3月3日(火)まで開催されます。会場には、新作「アマソナ180」を中心に、バッグやウェア、シューズ、アクセサリーが幅広くラインナップし、全国の店舗に先がけて展開されます。なかでも注目したいのは、ロエベ伝統のスエードを用いたゴールド/チョコレートカラーのアマソナ180。柔らかな起毛感と深みのある配色が魅力のこのモデルが、伊勢丹新宿店で先行発売される予定です。ひと足早く新しいアマソナの表情に触れたい人にふさわしい機会になっています。

アマソナが誕生したのは1975年。当時のスペインは、社会や文化が大きく揺れ動く転換期にありました。メゾンが着目したのは、社会に一歩踏み出し始めた新世代の女性たちです。彼女たちに向けて考えられたアマソナは、堅苦しく重厚なバッグではなく、日常の移動や仕事にも馴染む柔らかく俊敏なフォルムを持つバッグとして生まれました。装飾を重ねることよりも、軽さとフレキシビリティを大切にしたデザインは、その時代の空気とともに新しい女性像を映し出し、今日まで続くアマソナの個性を形づくっています。
初代アマソナは、ゴールドのスエードにブラウンのレザーパイピングを効かせた仕様で、ビセンテ・ベラが描き出した新しいアナグラムをエンボスであしらったモデルでした。このバッグは「アンテ・オロ」コレクションの中でもハイライトとして位置づけられています。ロエベがこのコレクションで初めて複数のソフトバッグを発表したことにより、レザーの世界に新鮮でモダンなリズムが刻まれました。それ以来、カラーやプロポーション、素材は時代に合わせて変化し続けてきましたが、アマソナの本質とも言える使いやすさと品のある佇まいは揺らぐことなく受け継がれています。
アマソナ180も、その系譜を継ぎながら今の感性に寄り添う形で仕上げられています。特別に開発されたソフトカーフスキンは、シルクのようになめらかな手触りと控えめな光沢を併せ持ち、持つ人の所作に自然に沿う柔らかさが特徴です。そのリラックスしたシルエットを支えているのが、一本のトップハンドル。バッグはジップを閉じて端正な表情を楽しむだけでなく、あえて開けたまま持つことで、くったりとしたニュアンスを前面に出したスタイルも楽しめるよう考えられています。開いたときに内側から姿を見せるのは、2つの「L」が並んだ新しいロゴ。日常の動作のなかでさりげなく現れるこのディテールが、新章のアマソナであることを物語ります。
この新ロゴは、バッグだけでなくウェアやアクセサリー、レザーグッズなどにも取り入れられ、コレクション全体を貫くキーエレメントになっています。アマソナ180のメインコンパートメントにはマグネットクロージャーが内蔵されており、走ったりかがんだりする動きの中でも中身を守ってくれます。一方で、開閉がスムーズな仕様によって、アマソナに受け継がれてきたさりげない使いやすさやノンシャランなムードはそのまま保たれています。しっかりとした安心感と、ラフに持てる心地よさの両方を求める現代のライフスタイルに寄り添うつくりと言えます。


アマソナ180の魅力をかたちづくっているのは、ロエベが誇るクラフトマンシップです。丁寧に組み上げられた2つのコンパートメントが荷物をスマートに収め、エッジ全体を囲むように施されたレザーのバインディングが輪郭を引き締めています。さらに、両サイドにはアマソナならではの立体的なスクエアパーツが配され、構造としての安定感としなやかさのバランスを取っています。内装にはフラットポケットを備え、左サイドにはDリングを配置。チャームやストラップを組み合わせることで、自分のスタイルに合わせたパーソナライズを楽しめるよう、細部まで意図をもって磨き込まれています。
機能面もアマソナ180において重要な要素です。サイズによって仕様は異なりますが、共通してショートハンドル、取り外し可能なショルダーストラップ(スモール、ラージのみ)とクロスボディストラップを組み合わせることで、最大3通りの持ち方ができます。通勤のきちんとした装いにも、週末のラフなスタイルにも寄り添うフレキシブルさが魅力です。素材はソフトカーフスキンとスエードを展開し、カラーはブラック、ダークチェスナット、ロイヤルアズール、デイジーイエロー、ホワイトに加え、スエードにはアイコニックなゴールド/チョコレートも揃います。ミニ、スモール、ラージとサイズの幅も広く、印象を変えるチャームも多数登場し、ワードローブやシーンに合わせた選択肢が豊富です。
アマソナ180でロエベが行ったのは、過去への回帰というよりも、意思をもった「見直し」に近い試みです。特徴的なフォルムの原点に立ち返り、そこに込められた意味や機能をあらためて考え直し、異なる角度から光を当てながら前に進めていく作業が重ねられています。アイコンを刷新することは、歴史に手を加えることでもありますが、アマソナ180はそのプロセスをポジティブな継承として形にしたモデルです。クラシックを出発点にしながら、今の感覚で持ちたいバッグとして再び選びたくなる、そんな新しいアマソナ像を提示しているように感じられます。
アマソナ180 ラージ(W34.5×H27×D14 cm)

アマソナ180 スモール(W24.5×H18.5×D10 cm)
アマソナ180 ミニ(W20×H11.5×D7 cm)
アマソナ180 ミニ(スエード、ダークチェスナット)¥425,700
アマソナ180は2月26日(木)より国内の一部店舗で展開しています。
商品詳細は loewe.com をご覧ください。
2026春夏ウィメンズコレクション ポップアップ
伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ
2月25日(水)- 3月3日(火)
10:00 - 20:00
先行発売:ゴールド/チョコレートカラーのアマソナ180
お問合せ先
ロエベ ジャパン クライアントサービス
03-6215-6116
www.loewe.com
【Editor's View】
アマソナ180は、ロエベが創立180周年という節目に掲げたひとつの答えのような存在です。アーカイブをそのまま復刻するのではなく、1975年のアマソナが生まれた背景にあった「働く女性のためのソフトなバッグ」というコンセプトを現在の都市生活に重ね合わせることで、毎日の移動やワークスタイルに寄り添う現代的なアイコンへと進化させています。伊勢丹新宿店でのポップアップでは、カーフスキンとスエード、ミニからラージまでのサイズ、そしてチャームによるアレンジなど、同じモデルでもまったく印象の異なるバリエーションを一度に見比べることができます。スタイリングの観点では、ミニサイズをクロスボディでラフに取り入れるか、ラージサイズをあえてジップを開けてくったりと肩にかけるかで、同じアマソナ180でもキャラクターが大きく変わるはずです。クラシックとモダンの間に心地よい着地点を見出したい人にとって、このバッグは次のシーズンの相棒候補として強く記憶に残るモデルになるでしょう。
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