2026.01.30
カテゴリ: 新作
ブルガリ アイコンズ ミノディエール、ジュエリー発想のバッグとミニチュアブックで紡ぐ文化継承コレクション
ローマの空気をまとったジュエリーの記憶を、そのまま手のひらサイズのバッグに閉じ込めたようなコレクションが「ブルガリ アイコンズ ミノディエール」です。アーカイブから呼び起こされたミノディエールのフォルムに、モネーテやセルペンティといったアイコンモチーフ、そしてハイジュエリーさながらのディテールが重なり合い、そこに5人の女性の物語が静かに重ねられていきます。イブニングシーンを華やかに飾るだけでなく、知性や信念、受け継ぎたい文化までもそっと託せるこのバッグは、スタイルとマインドの両方を更新したい人にとって、新しい選択肢として心に残る存在になりそうです。
古代ギリシャ語の「eikṓn」(類似性や肖像、象徴的な表現を意味する)に源を持つアイコンという概念は、現代においてイデオロギーや創造性、そして込められた意味を可視化する存在として発展してきました。ローマ生まれのハイジュエラーであるブルガリは、その歩みの中で育んできた遺産を背景に、「ブルガリ アイコンズ ミノディエール」と名付けられたバッグコレクションを披露します。このコレクションは、ブルガリ レザー グッズ&アクセサリー クリエイティブ ディレクターのメアリー・カトランズが指揮を執り、メゾンならではの美学と豊かな文化的シンボリズムを通じて、ブルガリが守り続けてきた唯一無二のアイデンティティをたたえる内容になっています。

140年以上にわたりジュエリーメイキングの技を磨き続けてきたブルガリの歴史からインスピレーションを得て誕生した「ブルガリ アイコンズ ミノディエール」は、卓越したクラフツマンシップと厳選された素材、そしてメゾンが大切にしてきた本質的な価値観がひとつに溶け合った存在です。ジュエリーとバッグが対話するように構成されたこれらのクリエーションは、手にする人の所作までも印象づける小さなオブジェのようで、イブニングスタイルに特別な高揚感とリズムを与えるアイテムとしても注目されます。
このコレクションの核となっているのは、ブルガリを象徴してきた5つのシンボルです。「モネーテ」「セルペンティ」「トゥボガス」「ディーヴァ ドリーム」、そして「ブルガリ・ブルガリ」というアイコンモチーフが新たな解釈のもとに再構築され、それぞれがミノディエールという小宇宙の中で息づいています。ヘリテージとイノベーションの両面を宿すこれらのピースを通じて、メゾンならではの創造性が鮮やかに立ち上がります。
キャンペーンビジュアルは、写真家イーサン・ジェームス・グリーンが撮影を担当し、コンセプトとクリエイティブ ディレクションはフェルディナンド・ヴェルデリが手掛けています。その世界観の中で、作家のチママンダ・ンゴズィ・アディーチェ、モデルのリンダ・エヴァンジェリスタ、女優のキム・ジウォン、女優でモデルのイザベラ・ロッセリーニ、建築家のスマヤ・ヴァリーという5人の才能豊かな女性たちがミューズとして登場します。彼女たちはそれぞれ、「ブルガリ アイコンズ ミノディエール」に付属するミニチュアブックに自身の体験を重ねた物語を寄稿しており、そのストーリーを通じて、コレクションが内包する強さや変容、知恵、魅力、アイデンティティといった価値観を映し出しています。こうして生まれた一つ一つのミノディエールは、ブルガリの豊かな物語性と情感が刻み込まれた、まさにジュエリーのような宝物として完成しています。
ブルガリ レザーグッズ&アクセサリー クリエイティブ ディレクターのメアリー・カトランズは、「ブルガリ アイコンズ ミノディエール」がメゾンのアイコンに託された遺産そのものをたたえるコレクションであると位置づけています。彼女によれば、それぞれのミノディエールはバッグとしての役割を果たすだけでなく、アイコンとしての意味を宿すよう意図されており、卓越したクラフツマンシップとカルチャーにまつわる物語をひとつのプロダクトの中で融合させた存在です。バッグというキャンバスに文化を映し出し、機能美へと昇華させることは、女性の知恵を尊び、その感性を大切にするメソッドでもあるといいます。また、5人の女性たちがブルガリのアイコンに共感し、自らの実体験を通じてシンボルの新たな側面を見出してくれたことに深い敬意を表し、その営みが伝統を生きた対話へと変化させてくれたことを光栄に感じているとコメントしています。こうしたやりとりこそが、自分たちが創造し分かち合いたいカルチャーだという信念が、このコレクション全体に通底しています。
手のひらでそっと光を集める宝石のようなイブニング バッグとして誕生したのが、「ブルガリ アイコンズ ミノディエール」です。限定版で発表される各モデルの出発点にあるのは、ブルガリが長年磨き上げてきた比類なきジュエリーメイキングのサヴォアフェールであり、その視点からバッグの世界を見つめ直したのが本コレクションの特徴です。ブルガリ初の特別なイブニング バッグ コレクションでは、もともとジュエリーのために培われた美意識や技術を機能的なバッグへと移し替えることで、アクセサリーでありながら貴重な宝石を抱いているかのような感覚を味わえるデザインに仕上がっています。発想源となったのは、ブルガリが保有するアーカイブのミニサイズのミノディエールで、そのオリジナルのフォルムを大切に受け継ぎながら、現代の装いにフィットするSとMの2サイズへと展開を広げました。こうして生まれたブルガリ アイコンズ ミノディエールは、イブニングシーンのスタイルを更新する、新しい領域を切り開く贅沢なバッグコレクションとして位置づけられています。
「ブルガリ アイコンズ ミノディエール」の一つ一つは、メゾンの長い歴史の中で生まれたアーカイブピースと、今を生きる感性とのあいだに交わされる対話から生み出されています。過去と現在が向き合うことで立ち上がる物語を、ミニチュアのオブジェのようなバッグに落とし込んでいるのが本コレクションの醍醐味です。「モネーテ」では、古代ローマのコインが新たなスケールで再現され、その輪郭を縁取るように貴重なエナメルが丁寧にあしらわれています。アートピースとしての存在感と、手に収まるサイズ感のコントラストが印象的です。「トゥボガス」は、蛇行する真鍮製のボディが特徴で、そのしなやかなラインが希少なリザードレザーによる卵型のフォルムを包み込み、自然のエネルギーを抽象的に再解釈しています。ジュエリーとして愛されてきたモチーフが、ミノディエールを介して立体的なアクセサリーへと姿を変え、装いそのものを編集するような楽しさをもたらしています。
コレクションの世界観を語る上で欠かせないのが、「ディーヴァ ドリーム」「ブルガリ・ブルガリ」「セルペンティ」というアイコンの展開です。「ディーヴァ ドリーム」にほどこされた精巧な宝石の象眼細工は、ローマのカラカラ浴場に残るモザイクから着想を得たコレクションの原点を映し出しており、建築の記憶を手元へと連れてくるかのような表情を見せます。「ブルガリ・ブルガリ」が宿すモダンなエスプリは、職人の手によって模様が組み込まれたマザー・オブ・パールをまとった円筒形のミノディエールに託され、光の入り方によってニュアンスが移ろうデザインに昇華されています。そしてメゾンを象徴する「セルペンティ」のジュエリーやウォッチのヘッドは、ひとつのモチーフとして切り出され、独立したクリエーションとして再解釈されました。アイコンをそのままなぞるのではなく、ミノディエールというキャンバスの上で自由に遊ばせることで、クラシックとコンテンポラリーが共存する表現が生まれています。
ブルガリ アイコンズ ミノディエールを特別な存在にしているのは、ハイジュエリーの世界で培われてきた製作手法がバッグに応用されている点です。まずロストワックス鋳造法によって、彫刻作品を思わせる立体的なフォルムが精密に再現され、その上から繊細な手作業によるエナメル加工やパヴェセッティングが施されます。ジュエリーづくりと同じ手順を踏むことで、小さなボディの中に豊かな表情と奥行きが宿っています。さらに、アメシストやタイガーアイ、マザー・オブ・パール、マラカイトといった素材の象眼細工を、一点一点手作業であしらったモデルも登場し、色彩と質感の組み合わせが個性を際立たせます。それぞれのクリエーションには繊細なチェーンが添えられ、クロージャー部分にカボションカットのストーンを配したモデルも展開されており、日常の所作に寄り添う機能的なバッグでありながら、身につける人のムードを高める特別な存在へと引き上げられています。
メゾンが受け継いできた遺産を凝縮した「ブルガリ アイコンズ ミノディエール コレクション」は、ローマのハイジュエラーであるブルガリにとって、バッグコレクションの新しい章を開く試みと言えます。唯一無二の存在感を放つこれらのミノディエールは、単に小物を収納するための器ではなく、知識やストーリーを託す「器」として構想されており、身につける人の価値観や美意識を静かに語る役割を担います。その発想の背景には、文化を受け継ぎ、次の世代へと橋渡ししていく女性たちをたたえる視点が込められており、本コレクション全体が、女性を文化の守り手として讃える新たなラグジュアリーの領域を示しています。ジュエリーとバッグの境界を超えたブルガリのアプローチは、特別な夜の装いに、自分自身の物語を重ねたい人にとって心強い選択肢になりそうです。
文化を継承する
ブルガリ アイコンズ ミノディエール コレクション キャンペーン
「ブルガリ アイコンズ ミノディエール」の造形やコンセプトは、ブルガリ レザー グッズ&アクセサリー クリエイティブ ディレクターであるメアリー・カトランズによる挑戦的なビジョンから生まれています。まず彼女は、ローマのハイジュエラーとして歩んできたブルガリの歴史を見つめ直し、その中でバッグという存在をどのように位置づけるかを問い直しました。その答えとして提示されたのが、本コレクションにおけるミノディエールです。ここでバッグは、外見を飾るためのアクセサリーにとどまらず、知恵や経験を象徴する思想的なエンブレムとして扱われています。同時に、それはブルガリというメゾンが大切にしてきた文化を次の世代へとつないでいくための「文化を継承する」メソッドでもあり、手元から世界観を物語るためのメッセージツールとして提案されています。
デビューキャンペーンでは、「ブルガリ アイコンズ ミノディエール」をめぐる物語が、バッグの内側にそっと忍ばせたミニチュアブックというスタイルで表現されています。各ミノディエールのシルエットにぴたりと収まるように特別制作された5冊の小さなブックが、それぞれのバッグに付属しているのが特徴です。そのページを執筆したのは、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ、リンダ・エヴァンジェリスタ、キム・ジウォン、イザベラ・ロッセリーニ、スマヤ・ヴァリーという5人の女性たちです。彼女たちは、「ブルガリ・ブルガリ」「セルペンティ」「ディーヴァ ドリーム」「モネーテ」「トゥボガス」というブルガリのアイコンをそれぞれの視点で体現し、自らの体験を起点に、文化との向き合い方を物語として書き記しています。その営みを通じて、ブルガリはアイコンに秘められてきた個人的で親密な知見を、メゾンが掲げる至高のカルチャーとして受け止めるのだと宣言しており、バッグとテキストが交差するユニークなキャンペーンとなっています。
このプロジェクトに参加した5人の女性たちは、それぞれが真摯に芸術表現と向き合う姿勢を共有している存在であり、その意味で現代を代表するアイコンと呼べる人々です。ブルガリが「ブルガリ アイコンズ ミノディエール」を通して伝えたいのは、そうした多様な背景を持つ女性たちの声こそがメゾンの文化を豊かにするという考え方です。プロジェクト全体には、ブランドの源流にある多様性へのまなざしと、創業者が深く愛したシンクレティズム(異文化融合)をたたえる姿勢が貫かれています。彼女たちが綴ったミニチュアブックは、知恵や経験をたくわえたテキストそのものがミノディエールに宿り、持ち運べるカルチャーとして機能する存在です。つまり、ミノディエールは叡智の器であり、その内側に収められた物語こそが、ブルガリの世界観をいきいきと動かす原動力になっているのです。
それぞれのミニチュアブックには明確なテーマが与えられており、読み手はバッグを開くたびに異なる角度からブルガリの世界に触れることができます。チママンダ・ンゴジィ・アディーチェは「文化を創造するノート(Notes on Creating Culture)」を、リンダ・エヴァンジェリスタは「伝統を尊重するノート(Notes on Honoring Tradition)」を執筆し、文化と伝統をめぐる考え方を自らの言葉で掘り下げました。さらに、キム・ジウォンは「内なる平穏を育むノート(Notes on Cultivating Inner Calm)」において心の静けさについて語り、イザベラ・ロッセリーニは「自然に耳を傾けるノート(Notes on Listening to Nature)」で自然との関係性を見つめ直しています。そしてスマヤ・ヴァリーは「故郷を見つけるノート(Notes on Finding Home)」を通して、帰属意識や居場所についての思索を重ねました。これら5冊はいずれも本限定版コレクションのために用意された特別な物語であり、バッグそのものと同じようにコレクタブルな存在として完成されています。
「ブルガリ アイコンズ ミノディエール コレクション」は、ローマのハイジュエラーであるブルガリが、クラフツマンシップとストーリーテリング、デザインと哲学をひとつの世界観の中で融合させた取り組みです。ジュエリーづくりで培った技術やアイコンモチーフをミノディエールへと移し替え、さらにミニチュアブックというテキストの形で物語を編み込むことで、メゾンの世界は立体的に広がっていきます。その中心にあるのは、ブルガリの文化形成に寄与してきた女性たちへの敬意です。自らの知恵を携え、次の世代へ価値観や美意識を手渡していく存在として女性をたたえ、その姿を叡智の伝承者として捉える視点が、コレクション全体を貫いています。バッグという日常的なアイテムを通して、クラフツマンシップと精神性を併せ持つ現代的な美意識を提示すること、それこそがブルガリ アイコンズ ミノディエールが果たしている役割だといえます。

295240
「モネーテ」 ミノディエール (Sサイズ)
素材: 真鍮、アルミニウム、エナメル、マラカイト、ジルコニアストーン
カラー: ヴィヴィッドエメラルド
W9,1 x H9.1 x D3.1cm
1,562,000円

295241
「モネーテ」 ミノディエール (Mサイズ)
素材: 真鍮、アルミニウム、エナメル、レッドクリスタル、ジルコニアストーン
カラー: ロイヤルルビー
W14 x H14 x D4.7cm
2,629,000円

295248
「ディーヴァ」 ミノディエール (Sサイズ)
素材: 真鍮、アルミニウム、マザー・オブ・パールローズクォーツ、ライトアメシスト、ライトマラカイト、ジルコニアストーン
カラー: ローズクォーツ
W10 x H9.3 x D3.9cm
1,518,000円

295242
「ディーヴァ」 ミノディエール (Mサイズ)
素材: 真鍮、アルミニウム、マザー・オブ・パール、ダークアメシスト、ライトアメシスト、タイガーアイ、ダークマラカイト、ジルコニアストーン
カラー: ダークアメシスト
W16.5 x H15.3 x D6.4cm
2,948,000円

295373
「セルペンティ」 ミノディエール (Sサイズ)
素材: 真鍮、アルミニウム、クリスタル
カラー: ゴールド
W6.8 x H11 x D4cm
1,199,000円

295259
「セルペンティ」 ミノディエール (Mサイズ)
素材: 真鍮、アルミニウム、エナメル、クリスタル
カラー: エメラルドグリーン
W10.9 x H16 x D6.6cm
1,991,000円

295243
「トゥボガス」 ミノディエール (Sサイズ)
素材: 真鍮、リザード、ジルコニアストーン
カラー: シルバーパール
W7.2 x H9.3 x D5.4cm
1,408,000円

295249
「ブルガリ・ブルガリ」 ミノディエール (Sサイズ)
素材: 真鍮、アルミニウム、マザー・オブ・パール
カラー: ゴールド
W8.5 x H8.5 x D2.4cm
1,309,000円
お問い合わせ先:ブルガリ・ジャパン
0120-030-142
https://www.bulgari.com/ja-jp/
【Editor's View】
「ブルガリ アイコンズ ミノディエール コレクション」は、アイコニックなミノディエールというフォルムに、ハイジュエリーのディテールと5人の女性の言葉を重ねることで、アクセサリーを小さなカルチャーのアーカイブへと変えています。ロストワックス鋳造法や象眼細工に支えられたクラフツマンシップは、イブニングバッグのスケールを超えて芸術性を帯びながら、一方でミニチュアブックがその中身に静かな物語を差し込むことで、持ち主の知性や価値観をさりげなく表現できる存在になっています。モネーテ、セルペンティ、トゥボガスなどのアイコンを愛してきた人にとっては、自分のスタイル史を更新するような一本になり得ますし、高感度なバッグを探している人には、文化や多様性へのまなざしを宿した「語る」アクセサリーとして映るはずです。ローマの遺産と現代の感性、そして女性たちの声をひとつに束ねたこのコレクションは、ジュエリー派もバッグ派も惹きつける、新しいブルガリの顔として記憶に残るでしょう。
BRAND SEARCH
CATEGORY
ABOUT
「BRANDJOY.JP」はラグジュアリーブランドなどの最新動向に関連するニュースをセレクトしてお届けしています。新作やコレクションを中心に、新規オープン、ビジネス・業界情報をまとめてチェック。


