ロンシャン「ルロゾ」「ルフローネ」で描くパリからロンドンへの旅の記憶

2025.11.15

カテゴリ: 新作

ロンシャン「ルロゾ」「ルフローネ」で描くパリからロンドンへの旅の記憶

パリからロンドンへ。冬の旅路に漂う潮風と静けさのなかで、ロンシャンは新たな物語を紡ぎます。メゾンの象徴「ルロゾ」には自然の色調を映す新カラーが加わり、「ルフローネ」には柔らかなレザーの新モデルが誕生。移ろう季節を軽やかに渡る“現代のパリジェンヌ”をイメージし、伝統と自由を併せ持つ彼女たちの感性に寄り添います。クラフトマンシップを継承しながら、静けさと強さを内包するバッグたちは、今季の装いに深みを与える確かな存在となっています。

ロンシャン「ルロゾ」と「ルフローネ」、英国を旅する現代パリジェンヌのための冬コレクション

ロンシャンは、パリからロンドンへと続く旅路をインスピレーション源に、“現代のパリジェンヌ”を描いた2025年冬コレクションを発表しました。「ルロゾ（Le Roseau）」の新カラーと「ルフローネ（Le Foulonné）」の新モデルが登場し、世界各国で展開されています。日本では公式オンラインストアや「ロンシャンラメゾン表参道」「ロンシャンラメゾン銀座」、さらに全国のブティックで販売中です。また、写真家兼映画監督のテオ・ウェナー（@theo123456）とのコラボレーションによるキャンペーンビジュアルとムービーも公開されています。旅する女性の姿を通して、ロンシャンが提案するのは動きのあるライフスタイルに寄り添う新しい日常のスタイルです。

風に揺れる草原を抜け、潮の香りを含む冬の海岸を歩く女性たち。今季ロンシャンが描くのは、パリの洗練とロンドンの都会的な感性を自らのものとして楽しむ“現代のパリジェンヌ”です。1993年に誕生した「ルロゾ」は、フランス語で“葦”を意味し、バンブーを模したトグルが特徴のコレクション。しなやかで力強く、女性らしい軽やかさを持つそのデザインは、長く愛されてきた理由を物語ります。伝統の形を守りながら進化を続けるこのバッグは、日常を旅のように過ごす女性の姿を象徴しています。

海峡を見渡す風景から着想を得た今季のカラーパレットは、自然の陰影と光のコントラストを繊細にとらえたもの。グレインレザーにシルバーのバンブーが光る「ルロゾ」には4色（ブラック、クレイ、ウォルナット、ペーパー）、スムースレザーにペールゴールドのバンブーをあしらった「ルロゾスリーク」には3色（ブラック、ペタルピンク、オリーブ）がラインナップされています。クラシックでありながら表情豊かな色合いは、季節を問わず装いに深みを加え、持つ人の個性を穏やかに引き立てます。

1978年に誕生した「ルフローネ」は、フランス語で“ドラムの中で回転させた”という言葉に由来し、レザーを回転ドラムでなめすことで柔らかく自然な風合いを引き出す技法を象徴しています。肌に馴染むような手触りと穏やかな光沢が魅力で、素材そのものの生命感を感じさせるバッグです。使うほどに味わいを増し、持つ人の時間を刻むような存在として寄り添います。

“クワイエットラグジュアリー”を愛する女性に向けて、「ルフローネ」は伝統のレザーと職人技をそのままに、新たなディテールを加えて刷新されました。ボディには控えめなエンボスロゴ、楕円形バックルが加わり、キーリングのアクセサリーとしても楽しめます。丸みを帯びたフォルムのハンドバッグ、ホーボーバッグ、トートバッグの3モデルが揃い、シーンに応じた選択が可能です。日々を軽やかに過ごす女性にとって、スタイルの軸となる“頼れる味方”と言えるでしょう。

ロンシャンが届ける冬の新ベーシック、「ルロゾ」「ルフローネ」に宿る旅する女性の精神

「テオは人の自然な仕草をとらえることに長けています。彼は人と自然の関係を映し出し、私たちの視線を新たな物語へと導きます。そのアプローチには美しさと人間味の両方が息づいています」と、クリエイティブ・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌは語ります。ウェナーのレンズが描き出すのは、女性の個性と環境が共鳴する瞬間。バッグとともに生きるスタイルを、静かに力強く映し出しています。

ロンシャンは創業時から大切にしてきた“旅する精神”を再び中心に据え、2025年冬コレクションでは“現代のパリジェンヌ”がイギリスのコッツウォルズとロンドンをめぐる姿を表現しました。アジア地域ではアンバサダーのキム・セジョンや李一桐が登場し、英国らしさを織り交ぜたプレタポルテやメアリージェーン、ダービーシューズなどを展開。メゾンの世界観をより立体的に体現しています。旅先でも日常でも、変わらず自分らしくある女性の姿を感じさせるラインナップです。

2025年冬コレクション「BRITISH GETAWAY」キャンペーン

【Youtube：ロンシャンの投稿が表示されます】

ディレクター（フォト＆ビデオ）：テオ・ウェナー（Theo Wenner）
ヘア：ルイス・グウィ（Louis Ghewy）
メイクアップ：ペトロス・ペトロヒロス（Petros Petrohilos）
セットデザイン：ジュリア・ワグナー（Julia Wagner）
劇中曲：トーマス・ルーセル（Thomas Roussel）
モデル：グレタ・ホーファー（@gretaelisahofer）

「Le Roseau」新クラシックカラー

ロンシャン「Le Roseau」新クラシックカラー

サイズ、税込価格：
H20×W20×D13.5cm（トップハンドルバッグS）￥125,400
素材／カラー展開：
カウハイド100％／ブラック、クレイ、ウォルナット、ペーパー

「Le Foulonné」新デザインモデル

ロンシャン「Le Foulonné」新デザインモデル

サイズ、税込価格：
H19×W24×D12cm（ハンドバッグS）￥118,800
H30×W31×D8cm（ホーボーバッグL）￥139,700
H34×W36×D11.5cm（トートバッグXL）￥159,500
素材／カラー展開：
カウハイド100％／ブラック、トープ、ケイパー
※カラーは写真左から順に記載

展開店舗：
公式オンラインストア、ロンシャンラメゾン表参道、ロンシャンラメゾン銀座、全国のブティック
※ブティックによって展開商品は異なります

お問い合わせ先
ロンシャン（ロンシャン・ジャパン）
TEL　0120-150-116

公式オンラインストア　
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【Editor's View】
ロンシャンの2025年冬コレクションは、“旅と日常のあいだ”に生きる女性たちに向けた新しい章と言えます。「ルロゾ」と「ルフローネ」という二つの柱を中心に、メゾンのサヴォアフェールが息づくバッグたちは、静けさと動き、伝統と革新を軽やかに行き来します。装いの一部としてはもちろん、人生を旅するパートナーのように共に歩む存在。バッグを手にする瞬間から、女性たちの物語が静かに始まっていくのです。