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ブレゲ ダイヤモンドの輝きと、トゥールビヨンの優雅な動きが魅了する新作「クラシック トゥールビヨン 3358」

1801年に特許を取得した革新的な機構、トゥールビヨン。重力が時計のムーブメントに与える影響を抑えるために考案されました。新作「クラシック トゥールビヨン」では、まばゆいばかりのダイヤモンドに囲まれたケースの中央で、自社製手巻キャリバー187Dを搭載したトゥールビヨンが、波のように鼓動しながらバレリーナのように優雅な動きを繰り広げます。ダイヤル下に置かれた精巧なトゥールビヨンは、時間と分の経過と響き合い、調和のとれた無限の曲線を描きます。

重力に挑んだアブラアン-ルイ・ブレゲ

ヌーシャテルで生まれた時計職人アブラアン-ルイ・ブレゲは、若くしてフランスに渡り、フェルディナント・ベルトゥーやジャン=アントワーヌ・レピーヌといった偉大な時計職人のもとで腕を磨きました。彼はまた、ジョゼフ＝フランソワ・マリー神父の助言により、数学や物理学といった科学にも情熱を注ぎました。デカルト的才能を開花させたアブラアン-ルイ・ブレゲは、パリ中心部のシテ島に工房を開き、機械学と技術革新の探求に没頭しました。

「トゥールビヨン・レギュレーター」は、現代の時計製造の礎とされるブレゲの発明のひとつです。脱進機のすべての要素を、独立した軸を中心に回転する可動パーツ上に組み込んだこの機構は、天文学にちなんで名付けられました。1801年6月26日、トゥールビヨンに対する特許を取得したアブラアン-ルイ・ブレゲは、懐中時計の精度を乱す重力の影響を抑え、時間の誤差を軽減することを目的としてこの発明を考案したと語っています。

クラシック トゥールビヨン 3358、技術がもたらす叙情性

ブレゲの最新作であるこのモデルは、アブラアン-ルイ・ブレゲが生み出した2つの主要素、すなわち機械的性能と洗練された時刻表示を体現しています。高い精度と視認性を兼ね備えたこのタイムピースは、技術的なスピリットと芸術的な魅力が融合した傑作です。自社製手巻キャリバー187Dに収められたトゥールビヨンは、ゴールドとダイヤモンドで装飾され、魅惑的なスノーセッティングをはじめ、様々なセッティングに熟練の職人技が光ります。

自社製キャリバー187D トゥールビヨン

「クラシック トゥールビヨン 3358」を駆動するのは、スイス・ジュウ渓谷のロリエントにあるブレゲのマニュファクチュールで製造された手巻ムーブメント、キャリバー187Dです。187個の部品で構成され、21石がセットされたこの高性能ムーブメントは、ブレゲのステンレススティール製ひげゼンマイを備え、2.5 Hz（毎時18,000回）の振動数で駆動します。完全に巻き上げた状態でのパワーリザーブは50時間です。

2世紀以上前にアブラアン-ルイ・ブレゲが考案した「トゥールビヨン・レギュレーター」を搭載する自社製キャリバー187Dは、現代的な仕上げが施されています。メトロノームのように1分間で1回転するトゥールビヨンは、時計の置かれた向きや姿勢に関わらず、高い精度を保ちます。「クラシック トゥールビヨン 3358」では、ホワイトゴールドのオーバルリングで縁取られた丸い開口部から、ダイヤル下部に配されたトゥールビヨンを眺めることができます。トゥールビヨンを支えるわずかにカーブしたポリッシュ仕上げのゴールドブリッジには、リボンのようにダイヤモンドが敷き詰められています。

ケースバックにはサファイアガラスが備わっています。地板に施された光沢のある装飾は、先端にダイヤモンドが付いた工具を用い、手作業で施された緻密な点描によるものです。繊細な窪みが生み出す反射とレリーフは、灰白色に覆われた月の表面を思わせます。同じ工程を経ていても、職人の手によってタイムピースには個性が授けられ、唯一無二の外観に仕上げられています。

ダイヤモンドとマザーオブパールの中で描かれる無限のループ

ダイヤルの中心には、ブリリアントカットダイヤモンドがスノーセッティングで敷き詰められています。レギュレーターのリズミカルな回転と調和する、まばゆいばかりの輝きです。異なる6つの直径のダイヤモンドを使用し、職人は貴石をひとつひとつ不規則な配置でゴールドのディスクにセットしていきます。土台のメタルが見えないよう緻密に、隙間なく敷き詰められたダイヤモンドが、「クラシック トゥールビヨン 3358」のフェイスに華を添えます。

フランジに沿って丸く弧を描くダイヤモンドは、6時位置にある卵形の開口部から始まり、12時位置のオフセンターに配されたナチュラルホワイトマザーオパールのチャプターリングへと続きます。虹色の光沢を帯びたチャプターリングには、ブラックのブレゲ数字によるアワートラックが配され、その上では先端に穴が開いたブルースティール製の2本のブレゲ針が時刻を示します。

直径35mmの18Kホワイトゴールド製ケースは、厚さ9.3mmの洗練されたシルエットです。ベゼルとラグにはブリリアントカットダイヤモンドが輝き、光のハーモニーを完成へと導きます。コインエッジのケースバンドに配されたリューズには、ローズダイヤモンドが飾られています。新作「クラシック トゥールビヨン 3358」には、スカイブルーのアリゲーターレザーストラップと、ダイヤモンドがセットされたゴールド製トリプルフォールディングバックルが備わります。

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