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ジラール・ペルゴのロレアートに新作2モデル、ウィリアムズ F1とのコラボレーションに宿るレーシングの精神

時計製造とモータースポーツは、一見すると異なる世界に映ります。しかし、完成したプロダクトの裏側で無数の検証と調整を重ね、わずかな違いを見極めながら精度を高めていくという点では、両者には共通する姿勢があります。ジラール・ペルゴとアトラシアン・ウィリアムズ F1 チームが発表する新作は、まさにその接点から生まれたもの。「ロレアート ウィリアムズ エディション」と「ロレアート クロノグラフ ウィリアムズ エディション」の2本には、1975年から続くロレアートの造形と、2026年のFW48に宿るレーシングカーのデザインが重なります。精密な機械と意匠、その双方からコラボレーションの本質を読み解けるタイムピースです。

ジラール・ペルゴとウィリアムズ F1が描く新境地、ロレアート新作2モデルに宿るレーシングの精神

https://www.girard-perregaux.com/ja-jp/watches/laureato/81020-11-3681-1gm

ジラール・ペルゴとアトラシアン・ウィリアムズ F1 チームによるパートナーシップから、最初の成果となる2つのタイムピースが誕生しました。ラインナップに加わるのは「ロレアート ウィリアムズ エディション」と「ロレアート クロノグラフ ウィリアムズ エディション」。ひとつはロレアートの造形美にウィリアムズのレーシングスピリットを重ね、もうひとつはクロノグラフ機能を通してサーキットとの結び付きを明確にしたモデルです。異なる個性を持つ2本が、長期にわたるコラボレーションの幕開けを告げます。

時計製造とF1、その両分野に共通するのは、目に見える成果だけでなく、そこへ到達するまでの積み重ねを重視する姿勢です。準備を重ね、テストを繰り返し、細かな調整を施す。その裏側には、機構への深い理解と、それを支える人々が培ってきた知識があります。世代をまたいで受け継がれる経験に加え、学びや検証を止めず、精度を高め続ける姿勢も欠かせません。専門性や判断力、わずかな差を見極める感覚まで含め、無数の選択を積み重ねることで、最終的な性能と造形が形になります。ジラール・ペルゴとウィリアムズが共有するのは、まさにこのプロセスそのものへの敬意です。

ジラール・ペルゴのロレアートに新作、ウィリアムズ F1とのコラボレーションから生まれた2本

約 300 年に及ぶ知見、2 つのタイムピース、長期にわたるコラボレーションの幕開け

1800年代から続くスイス時計製造の系譜を背景に持つジラール・ペルゴと、1977年に設立され、約半世紀にわたってF1の舞台に挑み続けてきたウィリアムズ。両者は、それぞれ異なる領域で技術を磨きながら、長い時間をかけて独自の知識と経験を蓄えてきました。ジラール・ペルゴの起源は1791年にまで遡り、ロレアートは1975年に八角形のベゼルと一体型ブレスレットを備えたモデルとして誕生しています。一方のウィリアムズも、設立以来、エンジニアリングとレース現場での経験を積み重ねてきました。異なる専門領域で進化を続けてきた2者だからこそ、その技術的背景を重ね合わせる今回の2モデルには、長期的な協業の出発点としての意味が宿ります。

今回の2本は、同じパートナーシップから生まれながら、表現方法には明確な違いがあります。「ロレアート ウィリアムズ エディション」は、ウィリアムズのレーシングカルチャーを控えめなディテールとして取り入れ、ロレアート本来の洗練された輪郭を際立たせたモデルです。それに対して「ロレアート クロノグラフ ウィリアムズ エディション」は、経過時間を計測するクロノグラフ機能を備えることで、レーシングの時間感覚へより直接的につながります。時計そのものが持つデザインコードを軸にしながら、F1との距離感をそれぞれ異なる方法で表現した2本です。

ジラール・ペルゴ×ウィリアムズ F1、FW48に着想を得たロレアート新作2モデルが登場

2年違いで誕生したふたつのアイコン、半世紀にわたる進化

両者の接点を読み解く鍵となるのが、1975年に誕生した「ロレアート」です。八角形のベゼルと一体型ブレスレットという独自の構成を打ち出したこのモデルは、その後もデザインの核を保ちながら、プロポーションや素材、ムーブメントを更新してきました。一方、ウィリアムズも1977年のF1参戦以降、エンジニアリングの進化や徹底したテスト、レースから得られる経験を次の開発へつなげてきました。ジャンルこそ異なるものの、既存のスタイルを守るだけではなく、積み重ねた知見をもとに改善を続ける姿勢には共通項があります。半世紀という時間を隔てて並行して進化してきた2つの歴史が、今回のロレアートで交差します。

その交差点を最も端的に示すのが「ロレアート ウィリアムズ エディション」です。ウィリアムズを想起させるデザインコードを随所に取り込みながら、ロレアートの象徴である八角形のベゼルと一体型ブレスレット、スリムなシルエットはそのままに、ケース表面にはポリッシュとサテンの仕上げを交互に施しています。レーシングチームとのコラボレーションを前面に押し出すのではなく、ロレアートが長年培ってきた造形の個性を軸にディテールを加えることで、2つの歴史が自然に重なり合うデザインへと仕上げられています。

ロレアートの美学、ウィリアムズの精神

2モデルに共通するのは、「ロレアート」が長年培ってきた機能美です。42mmのステンレススティール製ケースに一体型ブレスレット、サファイアクリスタル、100mの防水性能を備え、鑑賞用のオブジェではなく、日常的に身につけて使うことを前提とした構成に仕上げられています。デザイン面では、12時位置にウィリアムズの「W」をさりげなく配置。腕時計を手首から外したときに現れるサファイアクリスタル製ケースバックには、メタライズ加工を施したウィリアムズのエンブレムを配し、コラボレーションの存在を控えめながら明確に示しています。こうしたディテールが、ロレアート本来の端正なシルエットにレーシングチームの個性を重ねています。

細部へのこだわりこそが、作品を完成させる

今回のデザインは、ウィリアムズのカラーを既存モデルに加えただけのものではありません。視線を集めるブルーのクル・ド・パリ ダイヤルには、2026年シーズンのレーシングカー「FW48」から着想を得た表現を取り入れ、そこへレッドのディテールを差し込んでいます。ブルーを基調に赤と白のアクセントを配したFW48のグラフィックとも呼応する配色が、時計の文字盤上で異なるリズムを描きます。細かなテクスチャーと色の組み合わせによって、モータースポーツとのつながりを直接的な意匠へ置き換えながら、ロレアートらしい洗練された表情を保っています。

クロノグラフモデルでは、より機能面からレーシングの文脈へ踏み込んでいます。「ロレアート クロノグラフ ウィリアムズ エディション」は、文字盤中央に配した3つのカウンターをロジウムプレートのリングで縁取り、それぞれの表示を際立たせることでメカニカルな表情を強めました。クロノグラフによって経過時間を計測できる機能そのものが、レースとの結び付きを明確にする要素です。ケースと一体型ブレスレットにはステンレススティールを用い、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを切り替えることで、光の当たり方によって異なる表情を生み出します。複数の仕上げを組み合わせるこの手法は、ロレアートを特徴づける造形上のリズムを引き継ぐものです。

それぞれの鼓動を刻む、独自のエンジン。

ジラール・ペルゴ ロレアートが進化、ウィリアムズ F1の技術と美学を映した新作タイムピース

腕元に宿る、自社製ムーブメント

2本の性格の違いは、搭載されるムーブメントにも表れています。「ロレアート ウィリアムズ エディション」が採用するのは、191個の部品で構成された自動巻きキャリバーGP1800。時、分、センターセコンド、日付を表示し、約54時間以上のパワーリザーブを確保しています。一方、「ロレアート クロノグラフ ウィリアムズ エディション」にはキャリバーGP3300を搭載。419個の部品によって時刻表示と日付に加え、クロノグラフ機能を動かし、約46時間以上のパワーリザーブを実現しています。基本の自動巻き機構を共有しながら、求められる機能に応じて異なるメカニズムを選択している点も、2モデルを見比べるうえで興味深いところです。

ケースを裏返すと、表側からは見えない時計製造の仕事に目を向けることができます。サファイアクリスタル製ケースバックを通して覗く自動巻きムーブメントには、コート・ド・ジュネーブ、ペルラージュ、面取り、鏡面仕上げ、サテン仕上げ、エングレービング、サンレイ仕上げ、スネイル仕上げ(コリマソナージュ)といった多彩な装飾を施しています。こうした仕上げは、目立つ部分だけを美しく整えるためのものではありません。通常ならケースの内側に収まり、着用時には見えない部品にも手を入れることで、機構そのものにまで一貫した完成度を与えています。シースルー仕様のケースバックは、その細部を鑑賞できる窓としても機能します。

レーシングカーの開発と時計製造には、完成形だけでは評価できない共通点があります。デザインから素材、ムーブメント、表面仕上げ、組み立てまで、ひとつの選択が次の工程へつながり、最終的なバランスを形づくります。「ロレアート ウィリアムズ エディション」と「ロレアート クロノグラフ ウィリアムズ エディション」は、そうした判断の連続を時計という小さな機械式オブジェに凝縮した2本です。ロレアートの造形を保ちながら、ウィリアムズのレーシングスピリットを色、ディテール、機能へと落とし込むことで、両者が共有する「Pure Purpose」という考え方を可視化しています。新作2モデルは、ジラール・ペルゴ ブティック大阪にて展開されます。

ジラール・ペルゴ ブティック大阪                     
住  所: 大阪府大阪市中央区西心斎橋1-13-6
電話番号: 06 6281 1791
営業時間: 11:00 – 19:00
定 休 日 : 水曜日

ジラール・ペルゴとウィリアムズ F1の協業が形に、ロレアート新作に見る技術とクラフツマンシップ


ロレアート クロノグラフ ウィリアムズ エディション
ジラール・ペルゴ ロレアート クロノグラフ ウィリアムズ エディション
https://www.girard-perregaux.com/ja-jp/watches/laureato/81020-11-3681-1gm

リファレンス 81020-11-3681-1GM
税込価格 292万6,000円
ケース 
素材:904Lステンレススティール
直径:42.00mm
厚さ:12.16mm
風防:両面無反射サファイアクリスタル
ケースバック:ウィリアムズロゴ入り両面無反射サファイアクリスタル
ブルーのクル・ド・パリダイヤル
ロジウム仕上げサブダイヤルリング
夜光付きロジウム仕上げ時分針
赤色ラッカー仕上げ先端付きセンタークロノグラフ秒針
赤色ラッカー仕上げスモールセコンド針
防水性能:100m(10気圧)
ムーブメント 
キャリバー:GP3300-2451
自動巻き機械式
直径:25.95mm
厚さ:6.50mm
振動数:28,800振動/時(4Hz)
部品数:419
石数:63
パワーリザーブ:約 46時間
機能:クロノグラフ、時・分・スモールセコ
ド・日付表示
ブレスレット 
素材:904Lステンレススティール
バックル:316Lステンレススティール製三つ折り式

ロレアート ウィリアムズ エディション
ジラール・ペルゴ ロレアート ウィリアムズ エディション

https://www.girard-perregaux.com/ja-jp/watches/laureato/81010-11-3680-1gm

リファレンス 81010-11-3680-1GM
税込価格 226万6,000円
ケース 
素材:ステンレススティール
直径:42.00mm
厚さ:10.68mm
風防:両面無反射サファイアクリスタル
ケースバック:ウィリアムズロゴ入り両面無反射サファイアクリスタル
ダイヤル:ブルー、クル・ド・パリ模様
インデックス:夜光付きロジウム仕上げバトン型
針:夜光付きロジウム仕上げバトン型
防水性能:100m(10気圧)
ムーブメント 
キャリバー:GP1800-2892
自動巻き機械式
直径:30.00mm
厚さ:3.97mm
振動数:28,800振動/時(4Hz)
部品数:191
石数:28
パワーリザーブ:約 54時間
機能:時・分・秒・日付表示
  
ブレスレット 
素材:ステンレススティール
バックル:三つ折り式バックル

ジラール・ペルゴ正規販売店 :
https://bit.ly/4bOK4d5

お問合せ
ソーウインド ジャパン ジラール・ペルゴ
TEL: 03-5211-1791

https://www.girard-perregaux.com/jp_jp



【Editor's View】
今回のコラボレーションで目を引くのは、F1という題材を分かりやすいレーシングモチーフの羅列で表現せず、色、質感、機能、仕上げといった時計そのものの要素へ置き換えている点です。特にブルーのクル・ド・パリ ダイヤルは、ウィリアムズの2026年型マシンFW48を直接的なグラフィックとして再現するのではなく、そのカラーリングやディテールを時計の表情へ翻訳したもの。赤のアクセントや12時位置の「W」、ケースバックのメタライズド・エンブレムも、視線を集めながらロレアート本来の端正な姿を崩さないバランスに収められています。さらに、クロノグラフでは経過時間を計測する機能そのものがレーシングとの接点となり、デザインだけでなく機械的な機能にも協業の意味を持たせています。1975年に登場したロレアートは、八角形のベゼルと一体型ブレスレットを核に進化を重ねてきたモデルであり、今回の2本もそのアイデンティティを明確に残しています。一方で、FW48から取り入れた青と赤、そしてウィリアムズのエンブレムによって、現在進行形のF1カルチャーが加わりました。過去から受け継ぐデザインコードと、現在のレーシングシーンから生まれる要素。その二つを機械式時計として成立させているところに、今回の新作ならではの面白さがあります。

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