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ジラール・ペルゴ「ロレアート フィフティ」、5つのシグネチャーを集約したトゥールビヨン マイクロローターを発表

半世紀を超えて愛される時計には、変わらない輪郭と、時代ごとに更新される技術があります。ジラール・ペルゴの「ロレアート」は、1975年の誕生以来、円形の台座に重なる八角形ベゼル、トノー型ケース、一体型ブレスレットという建築的な造形を核に、機械式時計としての表現を広げてきました。その50周年を起点とした「ロレアート フィフティ」から、今度はトゥールビヨンとマイクロローターを備えた39mmの新作が登場。グラン・フー エナメルやクル・ド・パリ、竪琴型トゥールビヨン ケージなど、メゾンを象徴する意匠がひとつのタイムピースに集約されています。伝統を保存するのではなく、受け継いだ本質を新しい技術へつなぐ。その姿勢が、この新作の輪郭を形づくっています。

ジラール・ペルゴ「ロレアート」50年の軌跡を次代へ、トゥールビヨンとマイクロローターを搭載した新作が登場
スイスのマニュファクチュール、ジラール・ペルゴは、235年にわたり受け継いできた時計製造の理念を礎に、独自の美学を形づくってきました。時代ごとの技術革新から生まれた要素も、やがてメゾンを象徴するシグネチャーとなった意匠も、その歩みのなかで磨き上げられてきたものです。そして現在も、それらはジラール・ペルゴのものづくりを支える核として息づいています。

https://www.girard-perregaux.com/ja-jp/watches/laureato/99116-11-3528-1cm

その歩みを象徴するコレクションのひとつが、1975年に誕生した「ロレアート」です。2025年には誕生50周年を記念して「ロレアート フィフティ」が発表され、「ロレアート フィフティ バイカラー」と「ロレアート フィフティ スリー・ゴールド ブリッジ トゥールビヨン」の2モデルから展開をスタート。半世紀を迎えたアイコンに、ジラール・ペルゴが培ってきた技術とデザインの系譜を重ねました。

そして2026年、「ロレアート フィフティ」は39 mmと36 mmの新サイズを加え、コレクションの定番としてさらなる広がりを見せます。ダイヤルには、自社製グラン・フー エナメル、18Kソリッドゴールド、あるいはダイヤモンドベゼルを備えたシルバーダイヤルを採用。新たに開発された自社製ムーブメント、キャリバー GP4800を組み合わせています。卓越したクラフツマンシップと、50年にわたって受け継がれてきたロレアートの建築的なデザインを一体化させ、ジラール・ペルゴが掲げる「Cultivated Haute Horlogerie(培われ続けるオート オルロジュリー)」という現在の姿勢を映し出すタイムピースです。

今回発表された「ロレアート フィフティ トゥールビヨン マイクロローター 39 mm」は、新たな複雑機構を搭載したモデルであること以上に、ジラール・ペルゴを象徴する5つのシグネチャーを一つの時計に集約した点に特徴があります。235年の歴史のなかで培われたオート オルロジュリーの考え方を、現代のロレアートへとつなげた作品です。機構の美しさをそのまま造形へ反映し、機能からデザインを導き出すという思想を軸に、先代から受け継いだ要素へ新しい価値を重ねています。

ロレアートの美学を受け継ぐ新作、ジラール・ペルゴが39mmのトゥールビヨン マイクロローターを発表

ラグジュアリーの世界で最も歴史あるデザインの特徴のひとつ

その象徴的な意匠のひとつが、1867年にコンスタン・ジラールが導入した3本の矢を思わせるブリッジです。ムーブメントを支える構造物を隠すのではなく、時計そのもののデザインとして見せる発想によって、機械の構造を美的表現へと転換しました。それから約160年を経た現在も、このブリッジはジラール・ペルゴを象徴するデザインコードのひとつとして受け継がれています。目に見える装飾を後から加えるのではなく、時計を動かす仕組みそのものから美しさを導き出すという、メゾンの考え方を端的に表す存在です。

竪琴型トゥールビヨン ケージ

もうひとつ、今回の作品を語るうえで欠かせないのが、竪琴を思わせるトゥールビヨン ケージです。19世紀に初めて取り入れられたこの意匠は、精度を追求するための調速機構に視覚的な美しさを与え、技術と造形を結びつけるシンボルへと昇華しました。現在に至るまでジラール・ペルゴのトゥールビヨンを象徴する特徴として受け継がれ、機械式時計の高度な機構を隠すのではなく、鑑賞すべき表現として提示するメゾンの姿勢を体現しています。

グラン・フー エナメル

深いブルーの半透明なグラン・フー エナメル ダイヤルには、ジラール・ペルゴの長い装飾芸術の系譜が映し出されています。その源流は、ジャン=フランソワ・ボットの時代である1790年代初頭にまで遡ります。メゾンでは、こうした装飾技法を自社の工房で受け継ぎながら、現代の時計製造へとつないできました。透明感を帯びたエナメルの表情が、ロレアートの建築的な造形と調和し、古くから蓄積された技術を現在のタイムピースへ落とし込んでいます。

ロレアートのデザイン構造

1975年に誕生した「ロレアート」は、八角形のベゼルを核とする建築的なデザインによって、ジラール・ペルゴを代表するコレクションへと成長してきました。特徴的なのは、幾何学的な造形だけではありません。ケースのプロポーション、機械式時計としての技術、そして年月を経ても揺らがないデザインコードが互いに結びついている点にあります。2025年に50周年を迎えたロレアートは、そのアイデンティティを受け継ぎながら、新たなムーブメントや素材表現によって次の段階へと進んでいます。公式のヒストリーでも、ロレアートは自社でデザインされた建築的なシルエットと、ケースやダイヤルに施される仕上げの対比を特徴とするコレクションとして位置づけられています。

クル・ド・パリ

時計全体に反復される「クル・ド・パリ」のモチーフも、この作品を特徴づける重要な意匠です。ダイヤルでは、この幾何学的なパターンを受け止めるベースとして、完全自社製のグラン・フー エナメル仕上げ、または18Kソリッドゴールドによるローズトーン仕上げを採用。一方、ケースの裏側にあたるムーブメントでは、同じパターンを全面に施した2つの大ぶりなホワイトゴールド製ブリッジへと展開しています。表から裏まで同じ意匠をつなげることで、ロレアートが持つ建築的な統一感を機械の内部にまで広げた構成です。

ロレアート フィフティ トゥールビヨン マイクロローター 

ジラール・ペルゴ「ロレアート」新作、1975年から続く建築的デザインと自社製ムーブメントが融合

キャリバー GP8410。新たな自社製トゥールビヨンの誕生

1 年間で発表された 4 つの 新開発自社製ムーブメント。その根底にあるのは、ひとつの揺るぎないビジョン

新たな自社製キャリバーGP8410の登場は、ジラール・ペルゴが近年進めてきたムーブメント開発の流れをさらに押し広げるものです。2025年9月に発表されたGP4800を起点として、マニュファクチュールは12か月の間に、自動巻きムーブメントからグランド・コンプリケーションまでをカバーする4つの新キャリバーを発表する計画を示しました。その中でGP4800は新世代の自動巻きムーブメントの基盤を担い、GP9620はスリー・ゴールド ブリッジ トゥールビヨンによって高度な技術力を示します。さらに、極限までスケルトン化されたGP9530 ミニッツリピーターが続き、オート オルロジュリーの異なる領域を一つずつ掘り下げていく展開となっています。

そして、その4つの新キャリバーを締めくくるのがGP8410です。自社製のトゥールビヨンにマイクロローターを組み合わせることで、複雑機構と自動巻き機構を一つのムーブメントに融合しました。公式情報では、GP8410は竪琴型ケージのトゥールビヨンと、プラチナとピンクゴールドを組み合わせたマイクロローターを備え、ムーブメントの裏側を開放的に眺められる構成とされています。  4つのキャリバーはそれぞれ異なる役割を担いながら、235年にわたるジラール・ペルゴのオート オルロジュリーに対する考え方を、現代のムーブメントとして具体化したものです。

ジラール・ペルゴにとって、ムーブメントの開発は新作を生み出すためだけの個別企画ではありません。構想を描き、設計し、試作を重ね、性能を検証し、その結果をもとに改良する。その長い積み重ねによって、一つのキャリバーが完成へ近づいていきます。マニュファクチュールでは、主要な部品を自ら設計・開発・製造し、精密な加工から仕上げまでを担う体制が築かれています。新しいムーブメントを一つずつ形にすることそのものが、次の世代の時計製造を準備する行為であり、「ロレアート フィフティ トゥールビヨン マイクロローター 39 mm」も、その継続的な探究の先に位置する作品です。

ムーブメント

ジラール・ペルゴ「ロレアート フィフティ トゥールビヨン マイクロローター」、伝統と革新を一つの時計に凝縮 メタディスクリプション案


リファレンス:GP8410-2574
機械式自動巻きムーブメント、プラチナおよびピンクゴールド製マイクロローター
直径:30.40 mm (131/4’’’)
厚さ:6.10 mm
振動数:21,600 振動/時 (3 Hz)
部品数:207石数:31
パワーリザーブ:約 72 時間
機能:トゥールビヨン、時、分

ロレアート:変わらない本質。さらなる進化。

「ロレアート」は、外形を大きく変えることで歴史を重ねてきたコレクションではありません。1975年の誕生から一貫して守られているのは、建築的な造形の明快さと、ひと目でロレアートと分かるデザインコードです。その骨格を保ちながら、新素材の採用、プロポーションの調整、複雑機構の進化、そして自社製ムーブメントの世代更新によって、時計としての表現領域を広げてきました。構想から設計、仕上げ、装着時の感覚までを一体として捉えるジラール・ペルゴの姿勢にとって、ロレアートはその考え方を端的に示すコレクションです。2025年の50周年を経て「ロレアート フィフティ」へと発展した現在も、変わらない個性の上に新たな価値を積み重ねています。

その進化をさらに先へ進めるのが、「ロレアート フィフティ トゥールビヨン マイクロローター 39 mm」です。新たに開発された自社製ムーブメントを収めた本作は、既存のロレアートから離れた新機軸というよりも、これまで蓄積されてきた意匠と技術を別の角度から結び直したタイムピースです。39mmのケースに、トゥールビヨンとマイクロローターという高度な機構を組み込みながら、ロレアートが50年にわたって培ってきた均整の取れたプロポーションと抑制の効いた美しさを維持。メゾンを象徴する建築的なデザインコードを現代のオート オルロジュリーへと接続し、新たな一章として仕上げています。
ロレアート: 50 年にわたり受け継がれる建築的なデザインの一貫性

「ロレアート」の背景をたどると、1970年代の時計製造における大きな技術転換が見えてきます。1971年、ジラール・ペルゴは32,768 Hzの振動数を採用したクォーツムーブメントを発表し、この周波数はその後、クォーツ時計の世界的な標準として定着しました。そこから4年後の1975年に登場したのが初代「ロレアート」です。高精度への探究と、独自の建築的な造形を一つの時計に結びつけるという発想から生まれた初代モデルでは、円形の台座に八角形ベゼルを重ね、トノー型ケースと一体型ブレスレットを組み合わせました。スポーティな力強さを備えながら、幾何学的な構成によって端正なプロポーションを保つ、この独特のデザイン言語がその後のロレアートの基礎となっています。公式にも、1971年の高振動クォーツ開発はジラール・ペルゴの技術革新を象徴する出来事として位置づけられています。

その後のロレアートは、約10年を目安に世代を重ねながら、基本造形を維持したまま機械式時計としての可能性を広げていきました。第2世代では仕上げや複雑機構の展開を充実させ、1995年に登場した第3世代では自社製自動巻きムーブメント、キャリバー GP3100を搭載。2003年の第4世代では、より力強いプロポーションとスポーティな個性を加えつつ、ロレアート特有の均整は保たれました。さらに2016年には第5世代を発表。オリジナルの精神と造形を現代的に解釈することで、コレクションをあらためてブランドの中核へ位置づけています。こうして各世代で加えられた技術やデザイン上の変化は、過去のロレアートを否定するものではなく、その本質を保ちながら表現の幅を広げる役割を担ってきました。

「ロレアート フィフティ」は、こうした半世紀の積み重ねを受け継ぎながら、仕立ての精度、クラフツマンシップ、複雑機構、仕上げをさらに磨き上げたシリーズです。新素材やサイズ、ムーブメント、複雑機構が加わっても、建築的な造形という核は揺らぎません。その一貫性こそが、ジラール・ペルゴのオート オルロジュリーに対する考え方を映し出しています。2016年に現代的な第5世代へと進んだロレアートは、現在もそのアイデンティティを保持しながら、「ロレアート フィフティ」によって次の段階へ進んでいます。卓越した精度、明快な造形、時代を超えて受け継がれるエレガンスを一つの構成へまとめる姿勢が、今回のトゥールビヨン マイクロローターへとつながっています。

ジラール・ペルゴが「ロレアート フィフティ トゥールビヨン マイクロローター 39 mm」を発表

ジラール・ペルゴ正規販売店 :
https://bit.ly/4bOK4d5

お問合せ
ソーウインド ジャパン ジラール・ペルゴ
TEL: 03-5211-1791

https://www.girard-perregaux.com/jp_jp



ロレアート フィフティトゥールビヨン マイクロローター 
https://www.girard-perregaux.com/ja-jp/watches/laureato/99116-11-3528-1cm

リファレンス 99116-11-3528-1CM
税込価格 1,400万3,000円
ケース
素材:ステンレススティール
直径:39.00 mm 厚さ:10.00 mm
ガラス:無反射加工サファイアクリスタル
裏蓋:無反射加工サファイアクリスタル
ダイヤル:「クル・ド・パリ」装飾を施した
ブルーエナメル製、蓄光塗料(ブルー)を
塗布した18K ソリッドゴールド製インデックス
針:「バトン」型、蓄光塗料(ブルー)を塗布した 18K ソリッドゴールド製の時針および分針 
防水性:50 m(5 ATM)

ロレアート フィフティトゥールビヨン マイクロローター リファレンス 99116-11-3528-1CM

ブレスレット
素材:ステンレススティール
バックル:トリプルフォールディング、2 mm 単位、最大 4 mm までの微調整が可能

ロレアート フィフティトゥールビヨン マイクロローター リファレンス 99116-11-3528-1CM

ロレアート フィフティトゥールビヨン マイクロローター 

リファレンス 99116-11-3615-1CM
税込価格 1,337万6,000円
ケース
素材:ステンレススティール
直径:39.00 mm 厚さ:10.00 mm
ガラス:無反射加工サファイアクリスタル
裏蓋:無反射加工サファイアクリスタル
ダイヤル:「クル・ド・パリ」装飾を施した 
18K ソリッドゴールド製、蓄光塗料(ブルー)を塗布した18K ソリッドゴールド製インデックス
針:「バトン」型、蓄光塗料(ブルー)を
塗布した 18K ソリッドゴールド製の時針および分針 防水性:50 m(5 ATM)

ロレアート フィフティトゥールビヨン マイクロローター リファレンス 99116-11-3615-1CM

ブレスレット
素材:ステンレススティール
バックル:トリプルフォールディング、2 mm 単位、最大 4 mm までの微調整が可能

ロレアート フィフティトゥールビヨン マイクロローター リファレンス 99116-11-3615-1CM



【Editor's View】
ロレアートの魅力を考えるうえで興味深いのは、ジラール・ペルゴが新しい技術を導入するたびに、過去のデザインを上書きしてきたわけではないことです。1971年の32,768 Hzクォーツムーブメント、1975年に誕生したロレアート、1995年の自社製自動巻きキャリバー GP3100、2003年の第4世代、2016年の第5世代と、技術と造形はその都度更新されながら、八角形ベゼルを中心とする建築的な輪郭は一貫して残されてきました。そこに今回加わった「ロレアート フィフティ トゥールビヨン マイクロローター 39 mm」は、ジラール・ペルゴが何を「変えず」に、何を「進化」させるのかを最も凝縮して示す存在です。

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