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ロンジンの歩みを辿る「ロンジン アーカイブ展」、銀座シテ・ドゥ・タン・ギンザで時計史と現在のコレクションを体感

街の歩調に合わせて腕元の時を確認するたび、自分の時間の質と向き合っているのかもしれません。東京・銀座で開かれる「ロンジン アーカイブ展~時を紡ぐウォッチメイキングの軌跡~」は、そんな感覚を静かに研ぎ澄ませてくれる場です。スイス・サンティミエから届いたヘリテージピースと、スポーツや航空の世界を支えてきた名機の数々が一堂に会し、ロンジンが190年以上かけて紡いできた時間の層を可視化します。会場で出合うのは、単に古い時計ではなく、旅や挑戦、華やかなシーンをともにしてきたストーリーそのもの。さらにコンラッド東京でのアフタヌーンティーまで続く体験は、時計を「身につける道具」から「時間の過ごし方を選ぶ鍵」として捉え直したくなるきっかけになりそうです。

東京・銀座のシテ・ドゥ・タン・ギンザでは、スイスの時計ブランド「ロンジン」の歩みをひもとくエキシビション「ロンジン アーカイブ展~時を紡ぐウォッチメイキングの軌跡~」が開催されます。会期は2026年3月1日(日)から5月10日(日)までで、スイス・サンティミエに位置する「ロンジン ミュージアム」から選び抜かれたヘリテージピースが展示の中心となります。会期中に公開されるアーカイブピースは合計19点におよび、いずれもメゾンの歴史を物語る貴重な存在です。190年以上の歴史を誇るロンジンは、この展覧会で「エレガンス」「パイオニア精神」「精度」という三つのテーマを掲げ、自らのウォッチメイキングの本質と革新の軌跡を来場者に提示します。

会場の展示構成は、ロンジンの多彩なアーカイブを通じてブランドの歩みを立体的に感じられるよう組み立てられています。クラフツマンシップと洗練をまとった1910年初頭のジュエリーウォッチから、空の時代を切り拓いてきたパイロットウォッチ、スポーツ計時を支えてきた高精度ウォッチまで、多様なモデルがパネル展示とともに姿を現します。歴史資料と実物のタイムピースを重ねて見ることで、ロンジンがどのように技術とデザインを磨いてきたかを多層的に理解できる構成です。さらに会場内には、ロンジンの現行コレクションを購入できる期間限定ポップアップストアも併設され、アーカイブピースと現行モデルを同じ空間で体験することで、時代を超えて受け継がれてきたウォッチメイキングの精神や美学の連続性を感じられます。

ロンジン「アーカイブ展~時を紡ぐウォッチメイキングの軌跡~」、銀座で190年の歴史とヘリテージピースを巡る

1832年にスイス・サンティミエで誕生したロンジンは、スイス近代時計産業の発展を支えてきた名門として知られています。この長い歴史の背景にあるのが、時計づくりにおける「エレガンス」「パイオニア精神」「精度」への絶え間ない探究心です。「ロンジン アーカイブ展~時を紡ぐウォッチメイキングの軌跡~」では、こうした三つのテーマを導きの糸として、メゾンが時計業界にもたらしてきた数々の革新を紹介します。これまでに積み重ねてきた多くの特許や技術的なブレイクスルーに光を当てることで、ロンジンという存在が現在のウォッチシーンにどのような影響を与えてきたのかを、物語として捉え直すことができる内容になっています。

本展を読み解くうえで、ブランドのメッセージ「Elegance is an Attitude(エレガンスを身に纏う)」は欠かせないキーワードです。この言葉に象徴されるように、ロンジンは洗練された表情と機能美を両立させたタイムピースを生み出し続けてきました。展示空間では、そうした姿勢が息づく時計の数々が並び、世代を超えて愛されてきた理由が多角的に浮かび上がります。190年以上にわたるウォッチメイキングの足跡を通覧しながら、ヘリテージピースから現代のコレクションへと続く流れを一望できる構成となっており、ブランドの本質がどのように現在のラインアップに受け継がれているかを実感しやすい機会です。

ロンジンの歩みを辿る「ロンジン アーカイブ展」、銀座シテ・ドゥ・タン・ギンザで時計史と現在のコレクションを体感

Elegance-エレガンス

「Elegance」のエリアは、ロンジンの初期から続く優美さの解釈を示す場として設けられています。まず目に入るのは、メゾン初の自社製ムーブメント「キャリバー20A」を搭載した懐中時計で、パリ万国博覧会での受賞歴を持つこの一品が、創成期から高度な技術力を備えていたことを物語ります。続いて、世界初の量産型クロノグラフとして開発されたモデルが紹介され、精巧な彫刻をまとったその時計はゴールドやプラチナでも制作されるなど、技術力と装飾性の両面で進化していった様子が伝わります。1897年以降のロンジンは、精度の追求に加えて小型ムーブメント開発の先駆者としても頭角を現し、ジュエリーとしての美しさを備えた時計を次々に発表しました。特に女性のためにデザインされたジュエリーウォッチは、繊細な装飾と品質へのこだわりが高い評価を得ており、「エレガンス」というテーマを象徴する存在として位置付けられています。

会場では、映画賞の場を飾った特別なピースにも出合えます。今年1月に開催された第83回ゴールデン・グローブ賞において、ロンジン アンバサダー・オブ・エレガンスであるジェニファー・ローレンスが着用した1916年製のダイアモンドジュエリーウォッチが展示され、レッドカーペットの華やかな瞬間を支えた一本を間近に見ることができます。さらに、1902年製でロンジン最古の一般向け腕時計として知られるモデルも並びます。これらをはじめとする腕時計や懐中時計が選りすぐられて配置されており、ロンジンが長い年月をかけて育んできたエレガンスの表現を、多彩なアーカイブを通して味わえるラインアップになっています。


ロンジン ジュエリーウォッチ(1916年)
ロンジン ジュエリーウォッチ(1916年)
ロンジン ミュージアム(サンティミエ)にて展示されるロンジンの現存最古の腕時計(1902年)
ロンジン ミュージアム(サンティミエ)にて展示されるロンジンの現存最古の腕時計(1902年)


Spirit-パイオニア精神

「Spirit」の名を冠したエリアに足を踏み入れると、ロンジンが長い年月をかけて磨き上げてきたツールウォッチの世界が広がります。ここでは、メゾンの根底に流れるパイオニア精神が、具体的な時計のかたちとしてどのように息づいてきたかを紐解きます。1927年に誕生した「ウィームス セコンドセッティング ウォッチ」、1931年に発表された「ロンジン リンドバーグ アワーアングルウォッチ」、そして「デュアルタイムゾーン コックピットクロック」など、航空史や航法の発展に名を残す計器類が紹介され、ロンジンが多くのパイロットウォッチや計時機器を世に送り出してきたことが立体的に浮かび上がります。さらに、メゾンは男性パイロットのみならず、空に挑み続けた女性パイロットたちの偉業も支え、そのチャレンジの歴史に寄り添ってきました。このエリアは、ロンジンの時計が単に時間を示す道具にとどまらず、人の挑戦とともにあったことを実感させる構成になっています。

同じく「Spirit」の文脈の中で、会場に並ぶ具体的なアーカイブにも目を向けたくなります。名キャリバーとして高い評価を受ける「13ZN」を搭載した18Kゴールド製クロノグラフ腕時計は、精度と機能性、そして存在感のあるケースワークを兼ね備えた一本です。また、1938年にアメリカ人実業家ハワード・ヒューズが世界一周飛行の速度記録を打ち立てた際に使用し、翌1939年に特許を取得した革新的な計時装置「ロンジン・シデログラフ」も公開されます。航空機のキャビンで実際に用いられた計時装置と、腕元を飾るクロノグラフが並ぶことで、ロンジンの技術がプロフェッショナルの現場でどのように活躍してきたかを、具体的なイメージとともに感じ取ることができます。

Timekeeping-精度

一方、「Timekeeping」のエリアでは、スポーツの現場におけるロンジンの役割がテーマになります。ロンジンは2013年に国際競馬統括機関連盟(IFHA)のオフィシャルパートナーおよびオフィシャルウォッチに就任し、翌2014年からは「ロンジン賞 ジャパンカップ」のオフィシャルパートナー兼タイムパートナーを務めています。その背景には、1869年に制作された馬術モチーフの懐中時計に端を発する、馬術競技との長い関わりがあります。さらに1912年にはモータースポーツの世界に参入し、1930年代にはヒルクライムやグランプリの計時も担うようになります。そして1950年に創設されたF1世界選手権においては、初期レースの公式タイムキーパーとして名を連ね、スピード競技の歴史とともに歩んできました。このエリアは、ロンジンの高精度な時計づくりが、記録と記憶を刻むスポーツの舞台にどのように寄り添ってきたかを伝える場となっています。

展示の中では、スポーツ計時の現場で信頼を集めた計器類もクローズアップされます。そのひとつが、「1/10秒表示付きスプリットセコンド機構搭載 高精度クロノグラフ」です。細かな時間差を正確に測る必要があるプロフェッショナルな環境で重用されてきたこのクロノグラフは、ロンジンの技術力を象徴する存在といえます。さらに、1968年に発表され、「初の高振動ムーブメント搭載のダイバーズウォッチ」として知られる「ロンジン ウルトラ-クロン ダイバー」も公開されます。高振動ムーブメントによる安定した精度と、水中での使用を想定した堅牢なつくりを備えたこのモデルは、スポーツと日常を横断するタフなタイムピースとして、現在のダイバーズウォッチ人気の源流に触れるような一本です。

ロンジン・シデログラフ(1936年)
ロンジン・シデログラフ(1936年)
ロンジン 1/10秒表示付きスプリットセコンド機構搭載 高精度クロノグラフ(1957年)
ロンジン 1/10秒表示付きスプリットセコンド機構搭載 高精度クロノグラフ(1957年)
ロンジン ウルトラ-クロン ダイバー(1968年)
ロンジン ウルトラ-クロン ダイバー(1968年)

「コンラッド東京」との特別なアフタヌーンティー

今回の「ロンジン アーカイブ展 ~時を紡ぐウォッチメイキングの軌跡~」は、銀座の会場だけにとどまらず、ホテルでのひとときへと体験を広げています。国内外で数々の受賞歴を持つヒルトンのラグジュアリーブランドホテル「コンラッド東京」とのコラボレーションにより、「桜ストロベリーアフタヌーンティー with ロンジン」が開催されます。期間は2026年3月1日(日)から4月30日(木)まで、会場は28階 バー&ラウンジ「トゥエンティエイト」です。桜とストロベリーをテーマにしたスイーツやセイボリーを味わいながら、ロンジンの世界観に浸れるこのアフタヌーンティーは、展覧会で体感したウォッチメイキングの物語を、都会の眺望とともにゆっくりと余韻として楽しめるプログラムになっています。

コラボレーションアフタヌーンティーのご予約・お問い合わせ:コンラッド東京公式サイト(https://conrad-tokyo.hiltonjapan.co.jp/plans/restaurants/afternoontea/twentyeight-spring)
または 03-6388-8745 (レストラン予約直通)

ロンジン アーカイブ展 ~時を紡ぐウォッチメイキングの軌跡~

ロンジン「アーカイブ展~時を紡ぐウォッチメイキングの軌跡~」、スポーツ計時とパイオニア精神に触れる銀座の特別展示

会期:2026年3月1日(日)~ 5月10日(日)
時間: 11:00 ~ 19:00
会場::シテ・ドゥ・タン・ギンザ
(〒104-8188 東京都中央区銀座7-9-18 
ニコラス・G・ハイエック センター14階)
問い合わせ先:03-6254-7377(11:00~19:00)
※入場無料・予約不要 
※休館日:3月2日(月)、23日(月)~27日(金)予定 
その他につきましてはお問い合わせください

ロンジン公式LINEアカウント:
https://page.line.me/080cjajm 

ロンジン公式Xアカウント:
https://x.com/Longines_Japan 

#ロンジンウォッチ #ロンジンアーカイブ展 #時を紡ぐロンジン

詳細は公式サイトwww.longines.jpをご覧ください。


【Editor's View】
ロンジンは1832年の創業以来、スイスのサンティミエを拠点にウォッチメイキングを続けてきたメゾンです。その根底には、エレガンス、パイオニア精神、精度への情熱が一貫して存在し、ジュエリーウォッチからツールウォッチ、スポーツ計時の機器に至るまで、多様なタイムピースの背景に共通する価値観として息づいています。「ロンジン アーカイブ展~時を紡ぐウォッチメイキングの軌跡~」は、そうした哲学をあらためて可視化し、時計をファッションの一部として楽しむ人にとっても、自分の時間との向き合い方を見直す機会を与えてくれる構成です。銀座の会場でヘリテージピースと現行モデルの連なりを眺め、コンラッド東京でのアフタヌーンティーでその余韻を味わう体験は、ロンジンというメゾンが提案する「時間の過ごし方」を、ライフスタイル全体の中で感じ取ることにつながっていきます。

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