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ロンジン 高振動ムーブメントと革新素材が融合した「ウルトラ-クロン」のカーボンモデル発売

190年以上の歴史を誇る、スイスの時計ブランド『ロンジン』。そのロンジンから、ブランド初となるカーボンケースを採用した「ウルトラ-クロン カーボン」が登場します。毎時36,000振動のロンジン独自の高振動ムーブメントを搭載した、この「ウルトラ-クロン カーボン」は、強度と軽さを兼ね備えた革新的な素材であるカーボンを、時計ケースに初めて採用しました。1968年に発表された、特徴的なクッション型ケースを備えたアイコンウォッチから着想を得ており、そのユニークなデザイン、そしてジュネーブの独立時計試験所TIMELABのクロノメーター認定を受ける精度を併せ持つ、革新的なタイムピースです。

ウルトラ-クロンの進化 ― ロンジン初の試み

初の高振動ムーブメント搭載のダイバーズウォッチとして歴史に名を刻んだ、1968年発表の「ウルトラ-クロン ダイバー」。当時、ロンジンはすでに高振動ムーブメント技術のエキスパートとしての地位を確立しており、1910年にはスポーツ計時用として特許を取得していました。そして、その1968年モデルに敬意を表し、最新の技術革新を取り入れた、新世代の「ウルトラ-クロン」が2022年に登場。さらに2025年、革新を続けるロンジンは、ブランド初となるカーボンケースを採用した「ウルトラ-クロン カーボン」を発表しました。この素材は、超耐久性と軽量性を併せ持ち、航空産業などの最先端産業で広く使用されています。

ケースの製造工程は独特です。一方向性カーボンファイバーと、エポキシ樹脂のストリップを型に入れ、高温に熱し、高圧で圧縮。最後にコールドカットを施し、「ウルトラ-クロン」を象徴する、直径43mmのクッション型ケースが完成します。このユニークな製造工程によって、繊維の配置にランダムなパターンが生まれ、それぞれのケースが、唯一無二の個性を放ちます。また、カーボン素材の特性により、時計とストラップを含めた重量は、わずか80グラム以下。そして、30気圧防水を備えています。

10刻みの目盛りが刻印されたアルミニウム製インサートを採用した、チタン製ベゼルは固定式。ケースバックとねじ込み式リューズも、同じくチタン製です。そして、多層無反射コーティングを施したサファイアクリスタルの下には、サンドブラスト仕上げのアンスラサイトカラーのダイアルが配され、12個のシルバーカラーのアプライドインデックスを配置した、チャプターリングが特徴的です。さらに、インデックスとグレーカラーの時分針には、スーパールミノバ®ブルーの夜光加工が施されています。

 

高い振動数と精度

「ウルトラ-クロン カーボン」には、「ウルトラ-クロン」と同様に、ロンジン独自の高振動キャリバーL836.6を搭載。このムーブメントは、従来の機械式ムーブメントに比べ、着用時の衝撃や、位置の変化に対する安定性が向上した、5ヘルツ(毎時36,000振動)で振動するムーブメントです。さらに、シリコン製ヒゲゼンマイと革新的な部品を搭載することで、ISO764規格を大きく上回る、高い耐磁性を誇ります。

ジュネーブの独立時計試験所TIMELABによる、クロノメーター認定を受けている、この時計。その認定プロセスでは、ISO 3159規格にのっとり、15日間の試験期間が設けられています。その間、時計全体が様々な姿勢で一連の機能テストを受け、8℃、23℃、38℃の3つの異なる温度で、その精度が繰り返し確認されます。

ダークな色調で統一され、特注のブラックボックスに収められた「ウルトラ-クロン カーボン」。このモデルには、チタン製バックルを備えた、ブラックのテクニカルファブリック ストラップが採用されています。

高振動のエキスパート、ロンジン 

最低でも5ヘルツ、つまり毎時36,000振動(または毎秒10振動)でムーブメントが振動する時計が、「高振動」と認定されます。1910年には、早くもこの分野のパイオニアとして、1/10秒の精度を持つ計時装置を開発し、同年に最初の特許を取得したロンジン。さらに1916年までには、スポーツ競技用の計時精度を、1/100秒にまで高めました。これらの技術革新により、ロンジンは、計時と計測の精度を大幅に向上させたのです。

高振動を初めて腕時計に取り入れたのは、精度を追求し続けていたロンジンが、1959年に開発した、クロノメーター天文台のコンペティション用に製造されたキャリバーでした。そのノウハウを製造に生かし、従来の機械式ムーブメントに比べて安定性が向上し、優れた精度を実現することに成功。高振動は、衝撃や位置の変化、加速度など、腕時計の着用に伴う一般的な外乱の影響を軽減します。これらのキャリバーは、振動数の安定性をより早く回復させ、優れた性能を保証するのです。1世紀以上にわたり、ロンジンは幅広いクロノグラフと高振動クロノメーターを設計し、プロフェッショナルなスポーツ計時と、高精度時計の製造における名声を確立してきました。

ウルトラ-クロン カーボン

<詳細>

L2.839.4.52.2 756,800円           

キャリバー
高周波数(5Hz)自動巻き機械式ムーブメント
ロンジン エクスクルーシブ キャリバー L836.6
TIMELAB認定クロノメーター(時計全体)
11½リーニュ 25石 36,000振動/時
耐磁性(ISO764)  シリコン製ヒゲゼンマイ採用
パワーリザーブ約52時間

機能
時、分、秒

ケース
径43mm 厚さ14mm
クッション型 カーボンケース チタン構造のミドルケース
多層無反射コーティングを施したサファイアクリスタル
アルミニウム製インサート付きチタン製固定ベゼル
チタン製ねじ込み式リューズ
ねじ込み式チタン製ケースバック ケースバックにウルトラ-クロンのロゴ刻印
ラグ間距離:22mm
総重量(時計+ブレスレット):約80g

ダイアル
サンドブラスト仕上げのアンスラサイトカラー
12個のシルバーカラーのアプライドインデックス、スーパールミノバ®ブルー夜光加工
ウルトラ-クロンのオリジナルロゴ


グレーカラー(時、分、秒)、スーパールミノバ®ブルー夜光加工(時、分)

防水
30気圧防水

ブレスレットとストラップ
ブラックテクニカルファブリック、チタン製バックル

<LONGINES公式サイト URL> 
https://www.longines.jp 

#ロンジンウォッチ









     

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