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リシュモンジャパン ジャガー・ルクルト銀座並木ブティック「1931 POLO CLUB」に、俳優の 笠松将が来場した特別な一夜

美しい時計を前にしたとき、私たちは時刻以上のものを読み取ろうとします。ケースのフォルム、文字盤の色、裏側に秘められた物語。そこには、そのメゾンが長い時間をかけて育んできた美意識が積み重なっています。ジャガー・ルクルトが銀座並木ブティックで開催している「1931 POLO CLUB」は、レベルソというアイコンを通して、アールデコの精神とクラフツマンシップをじっくり味わえる特別な場です。俳優・笠松将がその空間を訪れ、新作レベルソと向き合ったひとときは、現代の感性を持つ表現者が、歴史を宿したタイムピースと出会う瞬間でもありました。ファッションを愛する人にこそ知ってほしい、時をまとう体験がここにあります。

ジャガー・ルクルト「1931 POLO CLUB」、俳優 笠松将が銀座並木ブティックでレベルソの世界観を体感

11月10日(月)、銀座並木ブティックで開催中の「1931 POLO CLUB」のオープニングに、俳優の笠松将が姿を見せました。ジャガー・ルクルトを代表するレベルソをテーマにしたこのイベントで、笠松はアールデコの精神を受け継ぐレベルソの世界観や、メゾンならではの緻密なクラフツマンシップにじっくり触れました。銀座の一角にしつらえられた特別な空間で、現代日本の映画界を牽引する俳優が歴史あるタイムピースと向き合う構図は、メゾンが大切にしてきた美意識が今の時代にも自然と息づいていることを物語っています。

この日、笠松が腕にのせたのは、話題を集める新作「レベルソ・トリビュート・モノフェイス・スモールセコンド」でした。レベルソならではの幾何学的なフォルムや、アールデコを想起させる端正なラインが際立つデザインと、静かで芯の通った笠松の佇まいが互いを引き立て合い、ジャガー・ルクルトの世界観を一層印象深いものにしていました。スーツスタイルにもモードな装いにもなじむこのレベルソは、俳優という職業にふさわしい品格と現代性を同時に宿しており、ファッションの目線から見ても、腕元にストーリーを添えたい人におすすめしたくなる一本です。

笠松将が出会ったジャガー・ルクルト レベルソ、「1931 POLO CLUB」銀座並木ブティックで紐解くアールデコの美学

笠松は「1931 POLO CLUB」で紐解かれるレベルソの誕生背景や、反転式ケースに象徴される“反転の美学”に強い関心を寄せていました。ケースを反転させることで文字盤を保護するという発想や、その裏側に施されたディテールに宿る職人の技に目を向けることで、レベルソが守り続けてきた美意識と革新性の両面に触れていました。ひとつの時計の中に、スポーツのための機能性とアールデコの芸術性が共存していることは、役ごとに表情を変える俳優という仕事にも通じる部分があり、見る人にとっても自分らしさのあり方を考えるきっかけになりそうです。

笠松将 コメント
「レベルソには、時代を超えて受け継がれてきた“強さ”と“静けさ”の両方を感じます。ケースの反転というアイデアや、一本の時計の中に紡がれてきた物語に触れると、あらためて新鮮な驚きがありました。今回の展示は、その世界観に深く入り込める、とても貴重な時間だったと思います。」と語り、レベルソとの出会いが自身の感性にも新たな刺激をもたらしたことを印象深く振り返りました。

今年は、アールデコ様式が世界へ広がる契機となった1925年パリ万国装飾美術博覧会から100周年という節目の年にあたります。ジャガー・ルクルトのレベルソは、幾何学的な美しさと機能性を融合させた当時の精神を今もなお忠実に体現し続けており、アールデコの時代性を現代の腕元へとさりげなく連れてくるタイムピースとして存在しています。歴史的なアニバーサリーイヤーに開催される「1931 POLO CLUB」は、クラシックな意匠がなぜ今もなお新鮮に映るのかを理解するうえでも、貴重な機会と言えます。

アーカイブピース「レベルソ・ジオグラフィーク」(1998年)

ジャガー・ルクルト アーカイブピース「レベルソ」(1930年代)
アーカイブピース「レベルソ」(1930年代)


本イベントでは、日本で初披露となるモデルを含む貴重なアーカイブピースと最新作が一堂に並び、レベルソというコレクションが歩んできた軌跡を一望することができます。過去の名作と現在のクリエイションを同じ空間で見比べることで、「継承と革新」というメゾンのテーマがより立体的に伝わり、一本一本のディテールに込められた職人の手仕事の積み重ねが感じられます。ウォッチラバーはもちろん、ファッションの視点でアイコンピースを知りたい人にとっても、時を超えて続くスタイルの源流を辿ることができる特別な時間になりそうです。

1931年、ジャガー・ルクルトは20世紀のデザイン史に残るタイムピース、レベルソを発表しました。ポロの激しい試合にも耐えられるように考案されたこの時計は、文字盤を保護するためにケースを反転させる独自の構造と、すっきりとしたアールデコ調のラインを備え、その姿かたちは一目でレベルソと分かるほど個性ある存在となりました。誕生から90年以上の時を経た今もなお、レベルソは自らのアイデンティティを守りながら、その時代の感性に寄り添う新たな表情を生み出し続けています。

レベルソには、79種類以上のキャリバーが搭載されてきた歴史があり、メゾンとしては35件もの特許を取得しています。何も描かれていないメタルの裏面は、クリエイティブな表現のためのキャンバスとして扱われ、エナメル装飾やエングレービング、ジェムセッティングなど、さまざまな技法による意匠が加えられてきました。レベルソ誕生から90年以上が過ぎた現在においても、そのケースには初期の時代に息づいていた現代的な精神が受け継がれており、時を告げる道具でありながら、身につける人の人生やストーリーを映し出す小さなアートピースとして進化を続けています。

特別展示は 11月30日(日)まで開催。
解説付きツアー(日本語)のご予約はこちら(英語サイト):
https://online-booking.jaeger-lecoultre.com/atelier/174

ジャガー・ルクルト 〈1931 POLO CLUB〉

日時:11月6日(木)~30日(日)11:00~19:00
場所:ジャガー・ルクルト 銀座並木ブティック
住所:東京都中央区銀座6-7-15 岩月ビル1F
お問合せ先:ジャガー・ルクルト 0120-79-1833

公式LINEアカウント:https://page.line.me/?accountId=jaegerlecoultre

jaeger-lecoultre.com

【Editor's View】
1833年にスイス・ジュウ渓谷で産声を上げたジャガー・ルクルトは、自然豊かな土地からインスピレーションを受けながら、複雑機構への探求と高い精度によって「ウォッチメーカーの中のウォッチメーカー」と称されてきたメゾンです。1,400を超えるキャリバーと数多くの特許に裏打ちされた技術力に加え、約180種類に及ぶ専門技術をひとつのマニュファクチュールに集約することで、ムーブメントの制作から仕上げ、装飾に至るまでを自らの手で行ってきました。「1931 POLO CLUB」で提示されるレベルソの世界は、その長い歴史とノウハウが凝縮された結晶のような存在と言えます。俳優・笠松将が新作レベルソをまとい、その物語性に耳を傾けた姿は、ジャガー・ルクルトのタイムピースが、ファッションと時計の境界を軽やかに越えながら、今を生きる人のスタイルや価値観に寄り添っていくことをあらためて感じさせてくれます。

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