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エトロ メンズ2026/27秋冬広告キャンペーン、ファッションとデザインが交差するフランチェスコ・メダの世界

ひとつのスタジオに集まるのは、服だけではありません。エトロのメンズ2026/27秋冬広告キャンペーンでは、ミラノを拠点に活動するデザイナー、フランチェスコ・メダの創造空間を舞台に、ファッションとデザインが行き交う様子を描いています。そこにあるのは、長年集められてきたオブジェや経験、さまざまなインスピレーション。メダ自身の好奇心に満ちた視点と、エトロが培ってきたテキスタイルの伝統やアイコンが重なり、服を着ることと空間をつくることの距離を自然に縮めています。ペイズリーをはじめとするブランドの要素も、固定された記号ではなく、現在の感性によって更新される表現です。

エトロ2026秋冬、フランチェスコ・メダのスタジオで描くファッションとデザインの対話

エトロの2026/27秋冬広告キャンペーンが映し出すのは、ひとりの人物を通した現代のクリエイティビティです。モデルとして登場するのは、好奇心と知性、カルチャーへの深い関心、そして揺るぎない個性を備えたフランチェスコ・メダ。ファッションを見せるだけでなく、そこからデザインや文化へと視線を広げる人物を起点にすることで、エトロが培ってきた美学を新しい角度から描き出しています。

キャンペーンの舞台に選ばれたのは、メダが実際にアイデアやプロジェクトを形にしている自身のスタジオです。ミラノを拠点に活動し、コンパッソ・ドーロ賞を受賞したデザイナーである彼の仕事場には、デザインやリサーチのための資料に加え、長い時間をかけて集められたさまざまなものが共存しています。開放的でありながら個性の宿る空間そのものが、今回のビジュアルにおける重要な背景となっています。
 
メダはデザインを手がける一方、オブジェや経験、記憶に残った情景を集めるコレクターでもあります。時間とともに蓄積されたものが、それぞれの文脈を越えてひとつの豊かな世界を形づくっていることも、その表現の個性です。こうした好奇心に満ちたエクレクティックな感性と、異なる文化やインスピレーションを結びつけてきたエトロの姿勢が重なることで、今回のキャンペーンにはファッションとデザインを行き来する視点が生まれています。

このビジュアルを支えるのは、エトロが長い年月をかけて築いてきた歴史やアイコン、そしてテキスタイルに対する豊かな知識です。そこへ、メダのように既存の枠にとらわれず、リサーチや収集を通じて発想を広げるデザインの視点を重ねています。ブランドの伝統を背景にしながら、新しい刺激を取り入れていく。その異なるクリエイティビティの接点こそが、今回の広告キャンペーンを特徴づけています。

エトロ メンズ2026/27秋冬、デザイナーの創造空間から広がる現代的なクリエイティビティ

エトロ2026秋冬広告キャンペーン、ペイズリーとデザインが響き合うフランチェスコ・メダの肖像

メダが身に着けるのは、エトロの2026秋冬コレクションから選ばれたルックです。ブルーのポロシャツとデニムにテーラードジャケットを合わせたスタイルから、ベルベットスーツ、流れるようなトラウザーズとシルクシャツの組み合わせ、ストライプシャツに重ねたトーン・オン・トーンのジャカードスーツまで、素材やシルエットの異なる表情が並びます。そこへ加わるペイズリーは、メゾンのアイデンティティとヘリテージを象徴しながら、時代に合わせて新たな姿へ更新されるモチーフです。 

エトロ メンズ2026/27秋冬、好奇心から生まれるファッションとインテリアの新たな関係

エトロのメンズ2026/27秋冬広告キャンペーンに、ミラノを拠点に活動するデザイナーのフランチェスコ・メダが登場

ファッションだけで物語を完結させず、メダが選んだエトロホームとエトロ ホームインテリアズのオブジェやアイテムを空間に取り入れている点も、このキャンペーンならではの構成です。服と家具、オブジェが同じ場に置かれることで、それぞれが別々のカテゴリーではなく、ひとつの創造的な環境をつくる要素として響き合います。ファッションからデザインへ、そして空間へと広がるエトロの世界観が、スタジオというリアルな創作の場に凝縮されています。



【Editor's View】
今回のキャンペーンで印象に残るのは、ファッションのためにデザインの要素を借りるのではなく、実際にデザインを生み出す人物とその仕事場を中心に据えたことです。メダのスタジオには、制作、リサーチ、収集という異なる営みが同居しており、その環境自体がエトロの考える創造性と重なります。さらに、ペイズリーを受け継ぎながら新しい表現へ更新する服と、メダが選んだインテリアを同じ画面に置くことで、ファッションとデザインの境界を意識させずにひとつの世界として見せています。ブランドのヘリテージを守りながら、異なる分野との対話によって現在の感性へつなげる。その姿勢が今回のビジュアルの核で。

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