2026.09.20
カテゴリ: 新作
クリスチャン ルブタン2026年秋冬、モカシンとメリージェーンを再構築した新たな足元
靴の歴史に残るクラシックな形は、少し輪郭を変えるだけで現代の装いへ生まれ変わります。クリスチャン ルブタンの2026年最新コレクションでは、メンズのワードローブに根差したモカシンと、女性の装いを象徴するメリージェーンという異なる出自のシューズを新たな視点から再構築。「Mocastrass/モカストラス」には、細長いシルエットと艶やかなパテントレザー、リボン、ストラスを組み合わせ、「Jane Nina Pump/ジェーン ニーナ パンプ」には繊細なストラップとスクエアヒールを配しました。異なるコードを交差させながら、足元に新しいフェミニニティを描き出しています。
今季のクリスチャン ルブタンが向き合うのは、誰もが知るクラシックなシューズの形を、どこまで現在の感覚へ引き寄せられるかという問いです。2026年最新コレクションでは、モカシンから着想を得た「Mocastrass/モカストラス」と、メリージェーンパンプスを現代的に仕立てた「Jane Nina Pump/ジェーン ニーナ パンプ」が登場しました。どちらも端正な骨格を保ちながら、曲線や装飾、素材の光沢によって女性らしいニュアンスを加えています。クラシックを土台にしながら、足元の印象を軽やかに更新した2つの新作です。

「Mocastrass/モカストラス」は、メンズワードローブに見られるモカシンの構築感を出発点としながら、その輪郭を女性の足元へ合わせて調整しています。丸みのあるトゥと低めのヴァンプが描くラインは柔らかく、それでいて全体は細長くすっきりとしたシルエット。ここへ繊細なリボンを配することで、クラシカルな佇まいに軽やかなフェミニニティを加えました。さらにストラスをあしらったソールが、歩くたびにさりげない輝きを添えます。全面に用いた艶やかなパテントレザーもフォルムを際立たせ、ブラック、レッド、オフホワイトという3色それぞれに異なる表情を与えています。
ヒール高:FLAT
価格:198,000円(税込)
「Mocastrass」を見る
一方の「Jane Nina Pump/ジェーン ニーナ パンプ」は、メリージェーンという親しみのある形に、よりシャープな造形を重ねています。ラウンドトゥの上を走る繊細なストラップが足元に軽い抜けをつくる一方、スクエアヒールには柔らかな曲線と鋭いカッティングを組み合わせ、全体を引き締めています。女性らしい要素だけを集めるのではなく、丸みと直線、繊細さと構築感を一つのフォルムに共存させたところが特徴です。さらに「エバーラスティング ソール」を採用し、耐久性と鮮やかな発色にも配慮。ブラックとベージュという対照的な2色で、日常の装いにも取り入れやすい一足へ仕上げています。
ヒール高:5.5cm
価格:154,000円(税込)
「Jane Nina Pump」を見る
取扱店舗:クリスチャン ルブタン ブティック各店および公式サイト
https://jp.christianlouboutin.com/jp_ja/
Instagram:
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【Editor's View】
今回の2足を並べて見ると、クリスチャン ルブタンが描くフェミニニティは、装飾を加えることだけでは成立していないことが分かります。「Mocastrass/モカストラス」では、メンズのモカシンという出発点に細長いプロポーションを与え、リボンやストラスを小さなアクセントとして効かせています。一方の「Jane Nina Pump/ジェーン ニーナ パンプ」は、メリージェーンのストラップを残しながらヒールの輪郭をシャープにすることで、可憐さの中に緊張感を加えました。つまり、共通しているのは女性らしい装飾ではなく、異なる要素を一つのシルエットに共存させる姿勢です。公式の2026年フォールコレクションでも、素材のコントラストや構造的なアプローチ、クラフツマンシップを重視したシューズが展開されており、今回の2モデルもその流れの中で捉えることができます。定番の形をそのまま残すのではなく、ほんの少し重心を変える。その微細な調整が、ルブタンらしい現代性につながっています。
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