2026.08.25
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ロンシャン 2026年秋冬コレクション「CREATIVE CURIOSITY」 、キャロライン・ヘランとトーマス・ヘザーウィックから着想
旅は、目的地に着いた瞬間よりも、その途中で出会う風景や人、偶然目にした色彩によって記憶に残ることがあります。ロンシャンの2026年秋冬コレクション「CREATIVE CURIOSITY」は、そうした発見を創造の起点として捉えています。メゾンが描くのは、好奇心に導かれながら外の世界へ向かい、そこで得た刺激を自分自身の感性へ持ち帰る現代のパリジェンヌです。アウトドアやワークウェアの機能性、レザーの多彩な質感、アートや建築から生まれる造形を重ね、旅の記憶までアクセサリーへ取り込む。1948年の創業以来、パリから発信されてきたロンシャンの創造性が、動き続ける女性のワードローブとして描かれています。

1948年にジャン・キャスグランがパリで創業したロンシャンが、2026年秋冬コレクション「CREATIVE CURIOISTY」を発表しました。今季の軸となるのは、メゾンが大切にするバリューのひとつである創造的好奇心です。クリエイティブ・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌは、新たな出会いを求めながら自分らしく現在を生きる“現代のパリジェンヌ”を描写。新進気鋭のフランス人造形芸術家 キャロライン・ヘラン(@caroline.helain)や、イギリス人三次元デザイナー トーマス・ヘザーウィック(@officialheatherwickstudio)のアートから得た着想も織り込み、全74ルックを構成しています。ロンシャン公式サイトでも、2026年秋冬はデザイン、クラフツマンシップ、芸術表現が交差する現代的なワードローブとして提示されています。
「今季、尽きることのない創造的好奇心を抱き、旅という名のあらゆる出会いをインスピレーションの源とする、世界を舞台に生きる女性の姿を思い描きました」と、クリエイティブ・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌは語ります。
BE CURIOUS~新たな地で発見を求めて~
今季の“現代のパリジェンヌ”を前へ進ませるのは、外の世界へ向かう衝動と、自分の内面へ立ち返る感覚。その相反するふたつのエナジーをつなぐのが、尽きることのない好奇心です。新しい出会いを重ねながら、旅の途中で見つけた風景や小さな発見を“アイデアジャーナル”に書き留め、それらを次のひらめきへと変えていきます。ワードローブにはアウトドアとワークウェアの要素を取り入れ、ベージュやカーキのミネラルカラーにフレッシュなパステルカラーを組み合わせました。さらに旅の物語の断片や幸運のモチーフ、チャームをアクセサリーへ重ね、都会から遠く離れた土地まで、そこで得た記憶を装いの一部として持ち歩きます。
BE CREATIVE~パリで創造性を花開かせて~
好奇心は、外の世界を知るためだけのものではありません。“現代のパリジェンヌ”にとっては、自分自身と向き合い、他者や新しい表現とのつながりを見つけることで、独創性を引き出す力にもなります。アート、デザイン、建築といった現代的な要素を自らの感性で受け止めながら、より純粋で無駄を削ぎ落とした表現へ立ち返り、素材とテクスチャーの新たな組み合わせを探求。その積み重ねが、豊かなボリュームを備えたシルエットへとつながります。パテント、エンボス、スエード、メタリックという異なるレザーの表情に、マッチャグリーンからスカイブルーまでの色彩を重ね、自由なミックス&マッチを展開します。アートとの対話も今季の重要な要素です。キャロライン・ヘランが得意とする、テキスタイルを繊細かつ抽象的に重ねるパッチワークからは、色彩と奥行きが移ろう表現をルックへ取り込みました。ロンシャン公式サイトでも、彼女の作品は切り出した素材を組み合わせて構成するテキスタイルの風景として紹介されています。さらに、ニューヨークのフラッグシップストア「ラ メゾン ユニーク」を手掛けたトーマス・ヘザーウィックがデザインした緑の階段からは、波打つラインが広がる彫刻的な造形を着想源に採用。今季の“現代のパリジェンヌ”は、好奇心に導かれるまま新たな地平へ向かい、ひらめきに満ちたパリで、自分らしさの輪郭を描き始めます。
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【Editor's View】
「CREATIVE CURIOSITY」を読み解くうえで印象的なのは、旅を移動そのものとして扱うのではなく、発見したものを自分の創造性へ持ち帰るための行為として捉えている点です。ロンシャンの公式サイトが2026年秋冬コレクションを「創造的な旅を彩るワードローブ」と表現するように、今季はバッグやプレタポルテ、アクセサリーを通して、動きと発見がひとつのスタイルへつながっています。キャロライン・ヘランのテキスタイル作品、そしてトーマス・ヘザーウィックとの長年にわたるクリエイティブな関係という異なる背景も、コレクションの素材感やフォルムを理解する手がかりです。好奇心によって外へ向かい、その刺激を自分の内側で編集するという循環が、今季のロンシャンらしい創造性を形づくっています。
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