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オーデマ ピゲ キャリバー5133の系譜に終止符、ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ウルトラ シン(RD#2)のラストモデルが登場

1875年の創業以来、常に時計製造の限界に挑み続けてきたオーデマ ピゲ。その輝かしい歴史において、技術的な飛躍と美学的な探求が完璧に融合したモデルが存在します。2019年に「ロイヤル オーク」コレクションへ加わった「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ウルトラ シン(RD#2)」は、わずか2.9mmという薄さのパーペチュアルカレンダームーブメントを搭載し、時計界に衝撃を与えました。このたび、その比類なき系譜の最終章を飾るラストモデルが発表されました。チタンとバルクメタリックガラスという異素材を精緻に組み合わせた外装は、メゾンが長年培ってきた研究開発の成果そのものです。超薄型ウォッチの新たな時代を切り拓いた、記念碑的タイムピースの完成形です。

オーデマ ピゲは2026年7月1日、マニュファクチュールの近年の進化を象徴する重要なリファレンスに対し、最終章を告げる「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ウルトラ シン(RD#2)」を発表しました。41mmのケースに宿る特許取得済みのキャリバー5133は、まさに次世代の超薄型タイムピースを形作る礎となったエンジンです。この最終モデルの登場により、技術研究と素材探求、そして妥協なき美的洗練を融合させてきた同コレクションの歴史にひとつの節目が記されました。

オーデマ ピゲが歴史を締めくくる、ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ウルトラ シン(RD#2)のラストモデル

ラストモデルを彩る外装には、マットな質感を放つサテン仕上げのチタンを採用し、その冷ややかな光沢を軽やかに纏っています。特筆すべきは、ベゼルやケースバック、さらにはブレスレットのスタッズといった主要箇所に組み合わされたポリッシュ仕上げのバルクメタリックガラス(BMG)です。2021年に導入されたこの素材は、本来半導体産業やゴルフ用品で重用されてきた高性能合金。オーデマ ピゲはパラジウムベースのオリジナル合金を共同開発することで、傷への耐性と腐食に対する強靭さを高め、さらに鏡面仕上げによる類まれな輝きを手にしました。この気品ある質感はサンレイ仕上げの文字盤にも呼応し、ピンクゴールドの色調に、蓄光加工を施したホワイトゴールド製のインデックスと針が美しい対比を奏でています。

搭載されたキャリバー5133は、2018年のプロトタイプ発表から約一年後の2019年にコレクションへ実装されました。発表当時、パーペチュアルカレンダーとしては世界で最も薄い厚さわずか2.9mmを誇り、直径32mmの限られたスペースに256個もの部品を凝縮した構造は、今なお時計技術における頂点のひとつとして評価されています。

今回のモデルをもって「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ウルトラ シン(RD#2)」の展開は終了となります。オーデマ ピゲが長きにわたり積み上げてきた超薄型カレンダーウォッチへの挑戦と、時計製造技術のフロンティアを切り拓いた研究成果の集大成。この最終章を飾る一本は、メゾンが歩んできた革新の記憶を色濃く反映したタイムピースです。

超薄型カレンダーの金字塔へ捧ぐ、オーデマ ピゲが送り出すロイヤル オークの最終章
ピンクゴールドカラーのサンバーストダイヤルとカウンターに、シルバーグレートーンの18Kピンクゴールド製アワーマーカーと蓄光加工を施した18Kホワイトゴールド製の針を組み合わせた。
技術探求の歴史を象徴する、オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ウルトラ シン」の集大成
サファイアクリスタルのケースバックからはムーブメントを眺めることができる。ロジウムトーンのローターがケースと調和する。



「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ウルトラ シン」チタン×BMGケース、41mm
「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ウルトラ シン」チタン×BMGケース、41mm、価格要問合せ


https://www.audemarspiguet.com


【Editor's View】
RD#2、つまりResearch and Developmentの第2弾として登場したこのモデルの衝撃を、今でも鮮明に記憶しています。複雑機構であるパーペチュアルカレンダーを、これほどまでに薄く、かつ日常的に装着可能なサイズへと落とし込んだ事実は、オーデマ ピゲのエンジニアリング能力の高さを示した決定的な瞬間でした。特に、素材探求の一環として導入されたバルクメタリックガラス(BMG)の採用は、単に高機能な素材を装飾として使うのではなく、時計の耐久性と美しさを同時に向上させるという意図が明確です。最終モデルに相応しく、チタンとの質感のコントラストを極限まで高めたその佇まいは、まるでひとつの工芸品のよう。カレンダー機能というクラシックな機構を、現代的な素材使いによって未来へと繋いだ歴史的なモデルのフィナーレに、惜しみない拍手を送ります。

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