2026.06.19
カテゴリ: キャンペーン
フェンディ アイコンバッグ「バゲット®」新キャンペーン始動、MINAや目黒蓮らが語るアイコンバッグの現在地
ファッションの歴史には、その時代の空気を超えて語り継がれるバッグが存在します。フェンディの「バゲット®」もそのひとつです。1990年代後半に登場して以来、多彩な素材や色彩、そして持ち主ごとの解釈によって独自の物語を育んできました。今回発表された新キャンペーンでは、その価値を過去の名作として保存するのではなく、現代を生きるさまざまな個性と結び付けながら再提示しています。バッグそのものの造形だけでなく、それを携える人の姿勢や記憶までも映し出そうとする試みが印象的です。

ェンディ(FENDI)が新たに発表したのは、ブランドを代表する「バゲット®(Baguette®)」バッグに焦点を当てたキャンペーンです。1990年代後半、ミニマリズムが広く支持されていた時代に誕生したこのバッグは、小脇に抱えるためのコンパクトなフォルムから着想を得ました。一方で、その表現は当時の主流とは異なり、大胆なカラーコンビネーションや高度なクラフツマンシップ、革新的な素材使いによって独自の存在感を確立。均質な美意識が広がるなかで個性を前面に打ち出した点こそが、「バゲット®」を時代を超えて語られるアイコンへ押し上げた最大の理由です。鮮やかな刺繍や異素材の表情が視線を引き寄せる光景は、今なお色褪せません。
今回のキャンペーンでは、その精神を現代的な視点で映像化しています。登場するのはブランドアンバサダーのMINA(ミナ)、目黒蓮(Ren Meguro)、ウギ(Song Yuqi)、バンチャン(Bang Chan)に加え、アイリス・ロウ(Iris Law)、エマ・ダーシー(Emma D’Arcy)、サラ・ジェシカ・パーカー(Sarah Jessica Parker)、ジェシカ・アルバ(Jessica Alba)、ソフィー・サッチャー(Sophie Thatcher)、テクラ・インソリア(Tecla Insolia)。異なる分野で活躍する顔ぶれが集まったことで、「バゲット®」が一つのスタイルに限定されない存在であることが自然に伝わってきます。
撮影を手掛けたのはフォトグラファーのビビ・ボースウィック(Bibi Borthwick)です。アディソン・レイ(Addison Rae)の「Fame is a Gun」をサウンドトラックに据えた本キャンペーンでは、出演者それぞれが現在の自分を最も体現する「バゲット®」を選択。ビビ・ボースウィックは被写体が自然体でいられる空間づくりを重視し、バッグとの関係性や個々の個性を写真の中へ落とし込みました。ディテールや佇まい、持ち方に至るまでが一体となり、「バゲット®」が人とともに完成する存在であることを映し出しています。
出演者たちは、「これは私のもの(it's mine)」「私のアティチュード(it's my attitude)」「計算されたカオス(it's controlled chaos)」「家族のような存在(it's family)」「歴史そのもの(it's history)」といった言葉で「バゲット®」への思いを語ります。それぞれ異なる表現でありながら、バッグを所有物以上の存在として捉えている点が共通しています。そして、サラ・ジェシカ・パーカーが「セックス・アンド・ザ・シティ(Sex and the City)」で演じたキャリー・ブラッドショー(Carrie Bradshaw)の名セリフを想起させる「これはバッグじゃないの、バゲットよ!(It’s not a bag, it’s a Baguette®)」というメッセージも登場します。この引用が加わることで、「バゲット®」が築いてきたカルチャーとの結び付きがより鮮明になりました。
新たな「バゲット®」は、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)がフェンディで初めて手掛けた2026-27年秋冬コレクションのもとで再構築されます。オリジナルのシルエットとスタイルコード26424へ立ち返りながら、その存在をあらためて現代へ接続する取り組みです。発売日は2026年7月16日。過去の名作を懐古的に扱うのではなく、現在進行形のアイコンとして提示する姿勢に、この発表の意義が凝縮されています。
本キャンペーンは、2026年6月16日にフェンディ公式サイトやSNSにて公開され、各出演者の動画は、6月から8月にかけて順次配信される予定です。
「バゲット®」キャンペーン特設サイト:
https://www.fendi.com/jp-ja/cm/articles/the-baguette-26424
出演者について
MINA (TWICE)
MINAは1997年3月24日生まれで、2015年にグローバルガールズグループTWICEのメンバーとして韓国でデビューしました。2025年には6度目となるワールドツアー「TWICE <THIS IS FOR> WORLD TOUR」を開催し、日本では大阪、名古屋、福岡、東京を巡る公演に加え、MUFG STADIUMでの追加公演も成功させました。同年8月にはTWICEの日本6枚目のアルバム『ENEMY』をリリース。さらに、日本人メンバーのSANA、MOMOと結成したユニット「MISAMO」としても活躍しています。
目黒蓮
目黒蓮は1997年2月16日生まれで、2020年にSnow Manのメンバーとしてデビューしました。2025年発売のベストアルバム「THE BEST 2020-2025」は初週でミリオンセールスを達成し、同年のスタジアムライブでは約28万4000人を動員しました。俳優としても高い評価を受け、ドラマ「silent」で大きな話題を集めたほか、映画「月の満ち欠け」で日本アカデミー賞助演男優賞と新人俳優賞を受賞。現在はディズニープラス配信作品「SHOGUN 将軍」シーズン2の撮影に参加しています。
ウギ
ウギは2018年にガールズグループ「i-dle」のメンバーとしてデビューしたシンガーソングライターです。2021年のデジタルシングル「A Page」を皮切りに、2024年には初のミニアルバム「YUQ1」、2025年にはシングル「Motivation」を発表し、ソロアーティストとしても活躍しています。優れた歌唱力と表現力が高く評価され、「MAMA Awards」や「Golden Disc Awards」など数々の音楽賞を受賞。さらに人気バラエティ番組への出演を通じて、多くの世代から支持を集めています。
バンチャン
バンチャンは世界的人気を誇るK-POPグループStray Kidsのリーダーであり、アーティスト兼プロデューサーとしても活躍しています。プロデュースユニット「3RACHA」のメンバーとして数多くの楽曲制作に携わり、独創的なサウンドづくりでグループの音楽性を支えてきました。音楽やパフォーマンスに加え、ファッション分野でも高い注目を集めており、その影響力は世界規模で拡大を続けています。
アイリス・ロウ
アイリス・ロウはイギリス出身のモデル兼女優です。映像作品への出演を重ねながら、ファッション界でも存在感を発揮しており、若い世代を代表する才能の一人として注目されています。ドラマ「Pistol」で演じたスー・キャットウーマン役で知られるほか、ヴェルサーチェやサンローラン、ジャックムス、ジミー チュウなどのキャンペーンにも登場。映画、ファッション、クリエイティブ分野を横断しながら国際的な評価を高めています。
エマ・ダーシー
エマ・ダーシーは、HBOの人気シリーズ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」でレイニラ・ターガリエン王女を演じ、ゴールデングローブ賞に2度ノミネートされた実力派俳優です。2026年配信予定のシーズン3でも同役を続投します。舞台作品「The Other Place」でも主演を務めるなど幅広く活躍しており、2026年公開予定のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作「Digger」ではトム・クルーズとの共演が予定されるなど、今後の活動にも大きな期待が寄せられています。
サラ・ジェシカ・パーカー
サラ・ジェシカ・パーカーは、数々の受賞歴を持つ俳優、プロデューサー、実業家です。「セックス・アンド・ザ・シティ」のキャリー・ブラッドショー役で世界的な人気を獲得し、続編シリーズ「AND JUST LIKE THAT...」でも同役を演じています。舞台や映画、テレビ制作にも積極的に携わり、2005年には制作会社を設立。さらにフレグランスブランド「Lovely」も成功を収めました。2026年にはテレビ界への功績が評価され、キャロル・バーネット賞を受賞しています。
ジェシカ・アルバ
ジェシカ・アルバは、俳優、プロデューサー、起業家として幅広く活躍しています。ドラマ「ダークエンジェル」で世界的な知名度を獲得し、これまでに25本以上の映画に出演。近年はNetflix映画「Trigger Warning」で主演と製作総指揮を務め、大きな成功を収めました。また、2012年に創業したThe Honest Companyを成長させ、2021年にはNASDAQ上場を実現。現在も映像制作や社会貢献活動を通じて、女性や子ども、地域社会の支援に取り組んでいます。
ソフィー・サッチャー
ソフィー・サッチャーは、映画やドラマで高い評価を受ける若手俳優であり、シンガーソングライターとしても活動しています。カンヌ国際映画祭で上映された主演作「HER PRIVATE HELL」で注目を集めたほか、ドラマ「YELLOWJACKETS」のナタリー役で大きな人気を獲得しました。さらに映画「Companion」や「HERETIC」に出演し、ジャンル作品でも存在感を発揮。今後も話題作への出演が続き、さらなる飛躍が期待されています。
テクラ・インソリア
テクラ・インソリアはイタリア出身の俳優で、若くして映画・ドラマ界で高い評価を獲得しています。2021年に伝記映画で主演を務めた後、Sky Originalシリーズ「L’arte della gioia」で広く知られる存在となり、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞主演女優賞やナストロ・ダルジェント賞を受賞しました。さらにヴェネツィア国際映画祭やカンヌ国際映画祭など主要映画祭でも注目を集め、2026年にはベルリン国際映画祭のシューティング・スターに選出。今後も複数の主演映画が控える期待の若手俳優です。
【Editor's View】
「バゲット®」が長年にわたり支持を集めてきた理由は、形状や知名度だけではありません。同じバッグでありながら、持つ人によってまったく異なる表情を見せる柔軟さにあります。今回のキャンペーンは、その本質を多彩なキャストを通じて可視化した内容でした。特にオリジナルのシルエットへ回帰する2026年モデルは、アーカイブの再現に留まらず、「バゲット®」という存在が現在も文化やスタイルの対話を生み続けていることを強く印象付けます。
BRAND SEARCH
CATEGORY
ABOUT
「BRANDJOY.JP」はラグジュアリーブランドなどの最新動向に関連するニュースをセレクトしてお届けしています。新作やコレクションを中心に、新規オープン、ビジネス・業界情報をまとめてチェック。


