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コーチ COACHTOPIAとDEPOPが協業、再利用素材とヴィンテージが示す循環型ファッションの新たな選択肢

ファッションの価値基準が大きく変化するなかで、新しいものを手に入れる喜びと、すでに存在するものを受け継ぐ楽しさは対立する概念ではなくなりつつあります。コーチが展開するCoachtopiaとDepopの提携は、その変化を象徴する出来事のひとつです。再利用素材から生まれたバッグ、修復されたアイテム、そしてヴィンテージピースが同じ場所に並ぶことで、製品が歩む時間そのものに目を向ける視点が生まれます。ニューヨーク・ソーホーで開催されたBag Bazaarは、買い物の場を超え、循環型ファッションを体感できるコミュニティの交差点として機能しました。

コーチ CoachtopiaがDepopと協業、ヴィンテージと再生素材が交差するニューヨーク発イベント開催

創造性とコミュニティを活動の軸に据えるCoachtopiaは、循環型ファッションマーケットプレイスとして知られるDepopとの提携を発表しました。その第一歩としてDepop内にCoachtopia公式ショップを開設し、これを記念する没入型ポップアップ「Bag Bazaar」を6月13日と14日にニューヨーク・ソーホーで開催。スクラップ素材やヴィンテージ、プレラブドバッグが一堂に集まり、それぞれの背景や個性を共有する空間が週末の街に広がりました。

公式ショップで取り扱われるのは、Coachtopiaの代表的なバッグコレクションです。なかでも“Alter/Ego (オルター/エゴ)”は、“Tabby(タビー)”や“Brooklyn(ブルックリン)”などのコーチのバッグ製造工程で生じたレザースクラップを活用したモデルとして展開されます。加えて、初となるリストア済みのCoachtopiaバッグやY2K時代のヴィンテージコーチ商品もラインアップ。新作と過去のアーカイブを横断できる構成は、循環型ファッションをより身近なものとして感じさせます。

Coachtopia公式ショップがDepopに登場、コーチが描く循環型ファッションの新たな選択肢

今回の協業を支えているのは、既存の素材や製品に新たな意味を与えるという共通の価値観です。新品だけでなく、ヴィンテージや再制作されたアイテムも同じ舞台に並べることで、ファッションが辿る時間の流れを可視化しました。さらにリセールをスタイル形成の重要な選択肢として提示している点も特徴であり、これまで以上にファッションの楽しみ方を多層的なものへ変えていく取り組みだといえます。

「Coachtopia と Depop は、この世代の消費者にとって個性やユニークなパーソナルスタイルがいかに重要かを理解している点で、自然な相性でした」と、Coach Strategy & Consumer Insights, Collaborations and Coachtopia 担当SVPである Jen Yue は語ります。さらに、思いがけない発見の楽しさと、Coachが大切にしてきた品質やクラフトマンシップが交差する場を実現したいという考えに強く惹かれたとコメントしました。

Depop の Brand & Creative シニアディレクターである Steve Dool は、Coachtopia公式ショップのローンチに際し、パートナーとして参画できることへの喜びを表明しました。既存素材の再解釈や製品寿命の延長というCoachtopiaの取り組みはDepopコミュニティとの親和性が高く、Bag Bazaarについても、ファッションや創造性、発見を介して人々がつながるDepopの体験をリアルな場へ広げる機会として位置付けています。

コーチとDepopの提携で広がるリセール文化、Bag Bazaarが体現した創造性あふれる週末

会場では、CoachtopiaのAlter/Egoバッグに見られるパターンを立体的に表現したパッチワークブースが設置されました。そこでは循環型製品の流れを反映したセレクションが紹介され、来場者は多様なプロダクトに触れることが可能に。さらにショッピングだけに留まらず、カスタマイズや再創造、パーソナルスタイルをテーマとしたアクティベーションも展開され、Iris Law(アイリス・ロウ)によるクローゼットセールも会場を彩りました。

CoachtopiaとDepopがニューヨークで共演、再利用素材とヴィンテージがつなぐ次世代のファッション体験

ニューヨーク・ソーホーのGrand Street 45番地で開催されたBag Bazaarでは、多彩な体験型コンテンツが用意されました。Synergy Lifeによるオーラリーディング、Yoonie Kimによるライブパッチワークインスタレーション、DRESSXによるデジタルトライオンミラー体験に加え、The DotcakesのデザートやDJ L3Niの音楽も来場者を迎えました。また、Depop セラーJuliana NYCとの協業によるアップサイクル素材のバッグチャーム制作も購入特典として実施され、会場全体に参加型の空気が流れていました。

 https://www.instagram.com/coachtopia/ 

Depopについて 

約5,600万人の登録ユーザーを抱えるDepopは、コミュニティ主導型の循環型ファッションマーケットプレイスとして成長を続けています。魅力的で手頃な価格のセカンドハンドファッションを売買・発見できる場を提供しながら、衣服の寿命を延ばす選択を後押ししてきました。ファッションを循環させるというミッションのもと、消費行動そのものの価値観に新しい視点を提示している点が、その存在感を際立たせています。

【Editor's View】
CoachtopiaとDepopの協業が興味深いのは、新品とヴィンテージ、再生素材から生まれた製品を同じ文脈で提示した点にあります。循環型ファッションという言葉は広く浸透していますが、その考え方を実際の買い物体験やコミュニティ活動へ落とし込めている事例は多くありません。今回の取り組みでは、製品の背景や素材の履歴まで含めて楽しむ文化が自然な形で共有されており、コーチが描く循環型ファッションの方向性を具体的に示しました。リセールと創造性を結び付けたこのアプローチは、今後のファッション体験における重要な指標のひとつです。

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