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ジバンシィが2026年サマーキャンペーンを発表、サラ・バートンとアニー・リーボヴィッツが紡ぐ女性像とクリエイション

ジバンシィのサマーキャンペーンは、毎シーズンのムードとブランドの現在地を映し出す鏡のような存在です。2026年に向けて発表された新しいキャンペーンでは、クリエイティブ・ディレクションを担うサラ・バートンが、女性たちの間に流れる衝動やエスプリ、共有される歓びをテーマに据えました。コリエ・ショアがシャッターを切る現場には、アニー・リーボヴィッツやカイア・ガーバー、アーティストのイザベル・アルバカーキら、多彩なバックグラウンドを持つ面々が集結。被写体と撮る側の立場が静かに交差しながら生まれる空気感が、「ジバンシィ・ウーマン」という広い概念を立体的に浮かび上がらせます。服そのものだけでなく、そこに宿る視線や感情までをキャンペーンに写そうとする試みは、今のファッションが求めるリアリティとも共鳴しているように感じられます。

ジバンシィは、コリエ・ショアが撮影を手掛ける2026年サマーキャンペーンを発表し、そのキャストの一員としてアニー・リーボヴィッツが参加します。サラ・バートンが率いるこのキャンペーンには、フォトグラファーやモデル、アーティストなど、異なる領域で活躍する人物が集い、一つの世界観を共に築き上げる構成が特徴です。メゾンにとってキャンペーンはコレクションの延長であり、どのような視点で服や人をとらえるかを示す場でもあるため、撮る側と撮られる側双方が登場する今回のキャスティングは、その意識を色濃く反映していると言えます。

ジバンシィ 2026年サマーキャンペーン、サラ・バートンが女性たちの連帯と表現を映し出す新ビジュアルストーリー
ジバンシィ 2026年サマーキャンペーン、サラ・バートンが女性たちの連帯と表現を映し出す新ビジュアルストーリー

サラ・バートンがディレクションするサマーキャンペーンは、女性たちが分かち合う衝動やエスプリ、歓びといった目に見えにくい感情の動きを、撮影現場の瞬間を通してとらえた内容になっています。サラが構築するイメージは、被写体としての女性たち、モデルとしてのプロフェッショナリズム、そしてカメラを構える人物という役割の境界をあえて曖昧にし、現場に存在するすべての視点が交差する地点を探ろうとするものです。そのアプローチによって、広告写真という枠を超えた、生の空気を含んだビジュアルが立ち上がります。

このキャンペーンは、サラ・バートンのデザインに日々インスピレーションをもたらす、多様なプロフェッショナルの才能と個性が集うことへのオマージュという側面も持ちます。スタイリスト、フォトグラファー、モデル、アーティストといった異なる専門性を持つ人々が関わることで、服の見え方やストーリーが幾重にも重なり合う様子を示し、メゾンが大切にするコラボレーションの精神をビジュアルに変換しています。サラにとって、こうした才能の出会いはコレクションの裏側を支える源でもあり、その目線がキャンペーンに反映されることで、ブランドのクリエイションプロセスまでもが感じ取れる構成になっています。

ジバンシィが公開する2026年サマーキャンペーン、サラ・バートン指揮のキャストが「ジバンシィ・ウーマン」を体現

サラ・バートン率いるジバンシィ 2026サマーキャンペーン、アニー・リーボヴィッツ参加のアンサンブルキャストに注目

ジバンシィ 2026年サマーキャンペーン、サラ・バートンが女性たちの衝動と歓びを描くコリエ・ショア撮影ビジュアル

ジバンシィ 2026年サマーキャンペーン、サラ・バートンが描く女性たちの衝動と歓びのビジュアルストーリー

ジバンシィ×サラ・バートン、アニー・リーボヴィッツ参加の2026年サマーキャンペーンで映すジバンシィ・ウーマン

ジバンシィ 2026年サマーキャンペーン、サラ・バートン指揮のキャストが被写体とフォトグラファーの境界を揺らす試み

ジバンシィが発表する2026年サマーキャンペーン、サラ・バートンとコリエ・ショアが紡ぐ女性たちの集合的な空気感

ジバンシィ 2026サマーキャンペーン、サラ・バートンがアニー・リーボヴィッツらと描く多層的な女性像とクリエイション

ジバンシィ新キャンペーン、サラ・バートンが2026年サマーコレクションを女性クリエイターの共演で表現

サラ・バートンによる最初のキャンペーンで提示された「集合的な雰囲気」は、今回のサマーキャンペーンでさらに広がりを見せます。コリエ・ショアがレンズを向けるのは、偉大なフォトグラファーであるアニー・リーボヴィッツ、モデルのカイア・ガーバー、アーティストのイザベル・アルバカーキ、そして多様なバックグラウンドを持つモデルたちです。彼女たちは、それぞれのスタイルや人生を背景に持ちながら「ジバンシィ・ウーマン」という広大な世界を体現し、集合体としての強さと個々の輪郭を同時に示します。一人のミューズに焦点を当てるのではなく、複数の視点が並び立つことで、今の時代にふさわしい女性像が浮かび上がる構成になっています。

Direction : Sarah Burton
Photographer : Collier Schorr
Styling: Camilla Nickerson
Casting: Jess Hallett
Set Design: Gideon Ponte
Make up: Diane Kendal
Hair: Olivier Schawalder
Nails: Maki Sakamoto
Talents/THE WOMEN Isabelle Albuquerque, Selena Forest, Kaia Gerber, Annie Leibovitz, Liu Wen
Campaign Creative Director: Ferdinando Verderi


【Editor's View】
今回のジバンシィ 2026年サマーキャンペーンは、イメージビジュアルを通じてブランドの服を見せるだけでなく、クリエイションに関わる人々の関係性そのものをテーマとして扱っている点が印象的です。サラ・バートンが描くのは、一方向から消費される「広告」ではなく、撮る人と撮られる人が互いに影響し合いながら生まれる場の空気や揺らぎといった、目に見えにくい要素も含めたファッションの現在地です。アニー・リーボヴィッツやカイア・ガーバー、イザベル・アルバカーキらが並び立つ構図は、世代や職能を越えた女性たちのネットワークを思わせ、ジバンシィ・ウーマンという存在を一人のアイコンではなく、広がりを持つ集合体として提示します。そこに、服を選ぶ側の私たちもまた重なり合っていくような感覚があり、このキャンペーンを通してブランドとの距離が少し近くなるように感じられます。

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