2026.02.13
カテゴリ: 新作
ブルガリの新作アイウェア、ヘリテージを受け継ぐセルペンティとオクトが示すダブル ビジョンの世界
顔まわりのムードをがらりと変えたいとき、ジュエリーだけでなくアイウェアを選び直すという視点は、今の時代らしいおしゃれの鍵になりつつあります。ブルガリの2026年春夏アイウェアコレクションは、セルペンティやオクトといったメゾンの象徴的なモチーフを、リムレスフレームやファセットレンズ、建築的なメタルテンプルに置き換えることで、視線そのものに物語を与えてくれるようなラインアップです。蛇のしなやかなカーブ、ヴァンドームの建築を思わせる幾何学、ウォッチから受け継がれた構造美が、一本のアイウェアの中でさりげなく交差するこのコレクションは、日常の装いにもう一段階のニュアンスを求める人にこそ試してほしい提案だと感じます。
ブルガリが届ける2026年春夏アイウェアコレクションは、メゾンが積み重ねてきた豊かな創造性の伝統と、揺るぎない革新への意思がひとつに結実したシーズンです。クラフツマンシップあふれる仕立てと大胆でモダンなデザインを軸に、ブランドを象徴する美的モチーフが、今また新しい表情へと進化しています。とりわけ、ブルガリが受け継いできた金細工のサヴォアフェールが息づく本コレクションでは、メゾンの本質が、シャープで現代的なシルエットや宝石を思わせるディテールワーク、そして精緻なメタルの仕上げに凝縮されており、ジュエラーならではの視点でアイウェアが再解釈されています。

「セルペンティ ヴァイパー」 コレクション
レディースラインでは、セルペンティ ヴァイパーのモチーフに新たな解釈を与えるように、繊細なメタルモチーフがフレームに組み込まれ、リムレスのラップアラウンドデザインや軽やかな構造によって、滑らかなカーブとフェイスラインを引き立てるシルエットが描かれています。加えて、ブルガリを象徴するスネークヘッドのディテールが印象的なセルペンティ フォーエバーや、メタルのクラフツマンシップが際立つトゥボガスも登場し、それぞれが強い存在感を放ちながらコレクション全体の世界観を形づくっています。一方メンズラインでは、メゾンのウォッチクリエーションに通じる構造美と幾何学的コードを取り入れたデザインが採用され、ウォッチから着想を得たディテールと多面的なシルエットが融合した、新たなオクトのスタイルがタイムレスな洗練をまとって提案されています。
ファインジュエリーの芸術性をそのままメタルパーツに落とし込んだ、2型の新しいセルペンティ ヴァイパー スタイルも見逃せません。インターツイニング デザインと呼ばれるこのフレームは、様式化された蛇のシルエットを現代的に解釈したもので、編み込まれた宝石のようなモチーフがメタルテンプルに沿って連なり、サイドからレンズを優しく包み込むような、流れるフォルムが特徴です。長方形と楕円形という2つのシェイプで展開される新作は、セルペンティ ヴァイパーが持つ洗練されたコードをそのまま保ちながら、装いに合わせやすいタイムレスな表情と、軽やかなムードをあわせて添えています。アイウェアでありながら、ブルガリがハイジュエラーであることをあらためて印象付けるコレクションとなっています。
ミニマリズムを通じて洗練を描き出す新しいリムレスの長方形セルペンティ ヴァイパーは、プレシャスストーンのカットを思わせるファセットレンズが採用され、フロントに走る幾何学的なラインの美しさを強調しています。蛇のしなやかな動きをイメージしたテンプルは、装飾を削ぎつつもニュアンスのあるカーブを描き、シンプルでありながら視線を惹きつける存在感を放ちます。ジュエリーからのインスピレーションを繊細なディテールに封じ込めることで、モダンなエレガンスを宿した軽やかなシルエットへと昇華している点が、このスタイルならではの魅力です。
「セルペンティ」 コレクション
セルペンティ フォーエバーの新作は、建築的でエッジの効いた長方形フレームが印象的なデザインに仕上がっています。直線的なプロポーションと大胆なボリュームを持つアセテートのフロントが、堂々としたシルエットを描き出し、そのキャンバスの上でメタルテンプルに施されたハンドペイントのエナメルが、セルペンティ スネークヘッドのディテールを際立たせます。時代を超えて愛されてきたフォームに、輪郭やボリュームの解釈を通じて新鮮な息吹を吹き込むことで、セルペンティ フォーエバーが持つアイコニックな魅力がより力強くアップデートされています。
蛇をめぐる物語は、オーバルシェイプのレンズを縁取る艶やかなブラックのリムと、セルペンティ ヘッドが象徴的なメタルテンプルを備えた「セルペンティ ヴァイパー」へと連なっていきます。蛇の頭部のディテールは、ブルガリが受け継いできた伝統的な職人技にもとづき、手作業によるエナメルによって丁寧に仕上げられたものです。この揺るぎないシグネチャーが、クラシックで汎用性の高いシルエットに奥行きを与え、メゾンの高い表現力を示すハイジュエリーのアートを、表情豊かなエレガンスをまとった現代的なアイウェアへと昇華させています。
「トゥボガス」 コレクション
流れるような幾何学のラインと技術的な精巧さを象徴するトゥボガス デザインは、リムレスのスクエアシルエットを採用した新作によって、新たな表現のステージへと進化しました。伝統から着想を得たインスピレーションと、現代的なミニマリズムの感覚が一体となり、洗練されたメタルテンプルには、伝説的なトゥボガス ジュエリーのコイルと共通する独特のボリュームとリズミカルな輪郭が与えられています。メタルの輝きと曲線の動きが互いに呼応し、着用したときの横顔にグラフィカルな陰影を生み出します。
「オクト」 コレクション
メンズコレクションでは、ブルガリ ウォッチ プロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクターのファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニが、メゾンのウォッチメイキングが持つグラフィックの精密さと建築的な力強さを新たなかたちで解釈しています。メタル製の新しいオクトの長方形サングラスは、テンプルとフロントをつなぐ部分のデザインが際立つ構造となっており、そのディテールにはブルガリ タイムピースを象徴するラグへのオマージュが込められています。さらに、ファセット加工が施されたレンズの輪郭は、オクト タイムピースに見られる八角形のフォルムを想起させ、クラシックな佇まいにシャープでモダンなニュアンスを重ねたデザインを完成させています。
ブルガリ 2026 年春夏アイウェアコレクション キャンペーン
DOUBLE VISION
「ダブル ビジョン」をテーマに掲げたブルガリ 2026年春夏アイウェアキャンペーンは、視点の切り替えや変容、そして二重性という概念を大胆に掘り下げています。クリエイティブデュオのBruno+Nicoが撮影を手掛け、ジータ・ドートヴィルとジャコモ・カヴァッリを起用したこのキャンペーンは、アーカイブのヴィジュアルとローマに息づく幾何学的な意匠からインスピレーションを得たものです。アイウェアはグラフィカルな建築構造の中心に据えられ、その構成によって、メゾンの伝統と、輪郭の鋭いモダンな新デザインとのあいだに対話が生まれています。
キャンペーンのビジュアルには、鏡像のように二つの次元に同時に存在する人物が描かれています。この表現には、自らの目で世界を見つめ、主体的に未来へと歩み出すことを促すメッセージが込められています。それぞれの視線が宿す強さは、ブルガリの持つ変革的な精神を象徴しており、しっかりと歴史に根を張りながらも、常に変化を受け入れ、新たな地平線を目指して前進し続ける姿を映し出しています。



お問い合わせ先:ブルガリ・ジャパン
0120-030-142
https://www.bulgari.com/ja-jp/
【Editor's View】
ブルガリの2026年春夏アイウェアコレクションは、ジュエリーやウォッチで築いてきたメゾンの美学を、視線という新しいキャンバスに写し取ったような印象です。セルペンティ ヴァイパーでは蛇の頭部をエナメルで立体的に表現し、オーバルレンズやリムレスの長方形フレームと組み合わせることで、レトロとコンテンポラリーが溶け合うようなムードを生み出しています。一方で、トゥボガスやオクトのメンズラインには、コイル状のメタルや八角形の輪郭といったウォッチ由来のディテールが反映され、タイムピースとアイウェアの世界が自然につながって見えるのも興味深い点です。「ダブル ビジョン」というコンセプトのもと、アーカイブやローマの幾何学的な景観を背景に撮影されたキャンペーンは、過去と現在、現実とイメージを行き来する視点の在り方を問いかけてきます。単に顔を飾るアクセサリーとしてではなく、自分が何を見て、どの方向へ進みたいのかを静かに示すツールとしてアイウェアをとらえ直すきっかけをくれるコレクションと言えそうです。ブルガリらしい強さとエレガンスを携えながらも軽やかにかけられるデザインは、モードと実用性のバランスを大切にする人のワードローブにしっくりとなじむはずです。
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