2025.09.16
カテゴリ: 新作
A.ランゲ＆ゾーネ 時を芸術へ昇華する限定新作、ジャンピングセコンドと1815トゥールビヨン
精密機構とエレガンスの共存。それはランゲ＆ゾーネが長年にわたり育んできた腕時計づくりの哲学そのものです。今回発表された2つの新作、「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」と「1815 トゥールビヨン」は、その信念をまさに体現しています。秒単位の動きに宿る技術、焼成されたエナメル文字盤が放つ静謐な美、そしてプラチナやゴールドといった素材が醸し出す上質さ。それらは、時間という目に見えないものを、形ある美として纏うよろこびを私たちに与えてくれます。
発表から9年を迎えた現在も、時計愛好家の心を捉えて離さないのが「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」です。このモデルは、ジャンピングセコンド機構、動力制御メカニズム、ゼロリセット機構という三つの要素を独自に融合し、歩度精度と視認性の両立を実現しています。ピンクゴールド750によるダイヤルの温もりと、ホワイトゴールド製ケースの凛とした輝きが織りなすコントラストが、限定100本の特別感をより一層引き立てています。
「秒」が主役
洗練された機構
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「1815 トゥールビヨン」は、ストップセコンド付きトゥールビヨンとゼロリセット機構を組み合わせた複雑構造によって、高度な機能性と静かなエレガンスを両立しています。プラチナ950製ケースの存在感に加え、グラン・フー・エナメルの文字盤には、深みのあるジェットブラックが採用され、自社アトリエで一貫して製作されている点も大きな特徴です。限定50本という希少性も、特別な一本としての魅力を高めています。
職人技を極めた、機械式時計の傑作
「1815 トゥールビヨン」から新たに登場のこのモデルでは、その名の由来ともなったトゥールビヨン機構を、6時位置の大きな開口部から直接見ることができます。この回転機構は、テンプの位置を常に変化させることで重力の影響を打ち消し、歩度精度の向上を実現しています。複雑機構でありながらも視認性が高く、実用性と美しさを両立している点が魅力です。
完璧さを叶える辛抱強さ
グラン・フー・エナメルの文字盤は、ホワイトゴールドをベースに、顔料を粉砕・塗布し、焼成を複数回行うという高度な工程を経て完成します。これらすべての工程が自社で手がけられており、文字盤一枚に込められた職人の手仕事が、プラチナ製ケースと見事に調和しています。ジェットブラックのエナメルが放つ艶やかな表情と、金属の静かな輝きが、時計としての存在感を一段と引き上げています。
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【A.ランゲ＆ゾーネ】
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今回の2モデルは、それぞれに異なる魅力を宿しています。「リヒャルト・ランゲ・ジャンピングセコンド」は、機構の緻密さと実用性の高さが印象的であり、デイリーに使いたくなる洗練された機械式時計です。一方の「1815 トゥールビヨン」は、トゥールビヨンとエナメルの芸術性が光る、まさに“装う芸術品”と言える存在です。どちらも限定本数での展開であり、所有する歓びや特別感を求める方にふさわしい逸品となっています。ランゲ＆ゾーネが貫いてきた精緻な技術と美意識が、どこまでも真摯に体現されたタイムピースとして、ラグジュアリーウォッチを愛する方々の心を掴むことでしょう。
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