2025.06.01
カテゴリ: 新作
マイケル・コース 2025年プレフォール キャンペーン、Fouquet’s New Yorkが舞台のラグジュアリーな物語
マイケル・コースは、「MICHEAL Michael Kors」2025年プレフォールキャンペーンを発表しました。舞台となったのは、洗練された佇まいが印象的なニューヨーク・トライベッカの「Fouquet’s New York」。このキャンペーンは、ブランドのオリジナルコンテンツシリーズ「Hotel Stories(ホテルストーリーズ)」の続編という位置づけで、カリン・バックオフ(Carin Backoff)がフォトグラファーとして撮影を担当しました。ニューヨークらしい都市のムードとホテルのラグジュアリーな空気感が交錯する中で、物語は紡がれています。
出演モデルとして起用されたのは、ジョーダン・ダニエルズ(Jordan Daniels)、ルナ・ベル(Luna Bijl)、そしてカルメル・セグイ(Karmel Segui)の3名。彼女たちが演じるのは、“自分へのご褒美”をテーマにした一日。Fouquet’sのスパで心と身体を解きほぐすひとときから、プライベートシアターでの映画鑑賞、ルームサービスによるデザートや夕食前のカクテルまで、上質なサービスを味わい尽くす様子が映し出されています。贅沢で静かな時間の流れが、視覚的に豊かに描かれています。
本コレクションでは、ブランドのデザインコードを基盤としながらも、そこにモダンな感性を加えることで、洗練された美しさが際立っています。ディープマルベリーやクリムゾンといった強い発色のカラーパレットが、対照的なニュートラルカラーの中で一層の存在感を放ち、スネークプリントはスタイルに鋭いアクセントを添えています。さらに、メンズウェアから着想を得たテーラリングが、抜け感のあるスマートな印象を演出。ハンドバッグには、手作業による編み込みやエンボス加工が生む豊かな質感が見られ、光沢をもつバッグチャームが加わることで、新作「Romee(ロミー)」サッチェルを中心としたアイテム群に一層の個性が際立ちます。これらは、季節を問わず日常に取り入れられるデザインとなっています。
注目すべき要素のひとつに、2000年秋のランウェイコレクションで初めて登場したロゴモチーフ「MK2000」の復刻があります。幾何学的な構成を特徴とするこのデザインは、まるでヘリンボーン柄のような視覚的リズムを生み出しており、今シーズンはジャカード素材という上質な表現で再構成されました。現代的な感性と過去の記憶が織り交ぜられたこのモチーフは、時代を超えて愛されるタイムレスな魅力を放っています。

マイケル・コースは、「最初に描いたロゴモチーフを再びデザインに取り入れる機会を得られたことに、非常に大きな喜びを感じている」と語っています。高校時代、自身のバインダーに無意識のうちに繰り返し描いていたMKのモチーフこそが、その始まりであり、当時はそれが現実のものとなる未来を夢見ていたと振り返ります。そして、「MK2000」の発表から25年を経た今、まったく新しい世代に向けて再び命を吹き込まれたこのモチーフには、自身がデザイナーとして最も大切にしてきた“クオリティ”、“デザイン”、そして“タイムレスな魅力”が余すことなく込められており、それを具現化できたことに深い誇りを感じていると述べました。
主な商品ラインナップ







このグローバルキャンペーンは、6月よりデジタルメディアおよびソーシャルメディアを通じて世界各国で順次展開されます。
マイケル・コース公式オンラインサイト:
https://www.michaelkors.jp/
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