2026.10.18
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ルイ・ヴィトンのショーメイクに注目、リップ製品をチークに生かした光をまとう2027年春夏ルック
肌を美しく見せるメイクアップは、色を重ねることだけで完成するわけではありません。光を受ける部分と陰影を置く部分を見極め、素肌の質感を生かしながら顔立ちを整えることも、その重要なアプローチです。ルイ・ヴィトンの2027年春夏ウィメンズ・ファッションショーで、コスメティック・クリエイティブ・ディレクターのパット・マクグラスが描いたのは、みずみずしい輝きと柔らかな立体感を備えたビューティールック。ローズ系のリップ製品を頬に用い、唇には透明感のあるツヤを添え、目元にはヌードトーンの陰影を重ねています。色彩を強く主張するのではなく、光と質感の差によって顔立ちを引き立てる。その繊細なバランスが、今季のショーメイクを特徴づけています。
ルイ・ヴィトンの2027年春夏ウィメンズ・ファッションショーで、メイクアップの軸となったのは、肌そのものが放つ輝きでした。コスメティック・クリエイティブ・ディレクターのパット・マクグラス(DBE、デイム・コマンダー)は、モデルたちの肌をみずみずしく見せ、フレッシュな印象を引き出すことを重視。光の当たり方を生かしながら、素肌の美しさを覆い隠すのではなく、自然な輝きを際立たせるアプローチを採用しています。
頬に明るさと奥行きを与えるために組み合わせたのが、「LV バーム 020 ローズ エサンシエル」と「LV ルージュ 201 スペル オン ユー」です。いずれも本来はリップメイクに用いるアイテムですが、今回はチークとして活用。異なる質感のローズカラーを頬に重ねることで、血色感を添えながら、顔立ちに自然な立体感をもたらします。唇には「LV バーム 000 インフィニット ドリーマー」を使用し、色を強く加えるのではなく、もともとの唇の色を生かしながら透明感のあるツヤを引き出しました。
LV ルージュ 201 スペル オン ユー
LV バーム 000 インフィニット ドリーマー
目元と顔全体の輪郭を整える仕上げには、「LV オンブル 150 ベージュ メメント」と「LV オンブル 250 ヌード ミラージュ」を使用。ヌードトーンの色彩で陰影を重ね、目元に奥行きを与えるとともに、頬骨や顔の輪郭を際立たせています。頬に宿る明るさ、唇の自然なツヤ、そして陰影によって生まれる立体感。それぞれを強調しすぎずに調和させることで、柔らかな印象と彫刻的なフォルムを併せ持つビューティールックが完成しました。
LV オンブル 250 ヌード ミラージュ
All photos courtesy of LOUIS VUITTON
詳細は、ルイ·ヴィトン 公式サイトhttps://www.louisvuitton.com をご覧ください。
【Editor's View】
今回のメイクアップで注目したいのは、アイテムを本来の用途にとらわれず組み合わせ、顔立ちを構成するための色と質感として活用している点です。リップ製品をチークに用いることで頬にローズの血色感を与え、バームで唇のツヤを補い、アイシャドウの陰影で骨格を際立たせる。個々のパーツを強く主張させるのではなく、光が当たる部分と影になる部分の差を丁寧につくることで、自然な肌の印象と立体感を両立しています。ショーのためのメイクアップでありながら、色を重ねすぎず、手持ちのアイテムの使い方を見直すヒントにもなるアプローチです。
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