2026.08.29
カテゴリ: キャンペーン
ヒューゴボス BOSS 2026 FALL/WINTERキャンペーン、テーラリングの力と「Be Your Own BOSS」の精神
スーツの価値は、特別な日にふさわしい装いであることだけではありません。自分の輪郭を整え、気持ちを切り替え、日常のなかで自信を引き出す服。その可能性を、BOSSは2026年FALL/WINTERで改めて見つめ直します。アーロン・ピエールとグレース・エリザベスを迎えたグローバルキャンペーンでは、ロンドンの街を舞台に、シャープなテーラリングと現代的な快適性を備えたルックを展開。さらにニューヨーク、杭州、ベルリンへと物語を広げ、それぞれの人生を形づくった場所と現在の歩みを重ねます。ブランドのヘリテージを出発点にしながら、スーツをより自由な自己表現へと導く新しいBOSS像です。

BOSSが2026年FALL/WINTERシーズンに掲げるのは、テーラリングを起点とした現代的な自己表現です。その顔となるのが、イギリス人俳優でBOSSブランドアンバサダーのアーロン・ピエールと、アメリカ人モデルのグレース・エリザベス。二人の個性を通して描かれるのは、仕立ての美しさだけではなく、服を纏うことで生まれる集中力や躍動感、そして確かな存在感です。BOSSが長く培ってきたテーラリングの技術を現代のライフスタイルへ開き、スーツを自分自身の意思やスタイルを映すためのワードローブとして捉え直しています。
今回のキャンペーンを読み解く鍵となるのが、テーラリングを「マインドセット」として捉える考え方です。精密なカッティングはシルエットを整えるだけでなく、着る人の姿勢や意識を引き締めるもの。成功へ向かう強い意志を備えたアーロン・ピエールと、力みのないエレガンスを見せるグレース・エリザベスは、その価値を異なる個性で表現します。「Be Your Own BOSS」という言葉も、誰かが定めた成功像を追うのではなく、自分自身の基準で選択し、振る舞うことへとつながっています。
マシュー・ブルックスが手がけたキャンペーンフィルムとビジュアルでは、ロンドンが二人の舞台になります。身支度を整える時間から街へ出ていく瞬間まで、BOSSのテーラードルックは生活のさまざまな場面に置かれます。そこでは、精緻なクラフツマンシップとコンテンポラリーなデザイン、そして現代的な着心地が一体化。かっちりとしたオフィスウェアという従来のスーツ像から距離を置き、仕事だけでなく、移動や日常のリラックスした時間にも対応するスタイルとして描かれています。装飾を重ねるのではなく、着る人自身の存在感を引き立てることも、このテーラリングの重要な要素です。
アーロン・ピエールは、BOSSのスーツを纏った瞬間に自信が高まる感覚に触れ、テーラリングは人生の節目だけに必要なものではないと語っています。特別な日のためにしまっておく服ではなく、日々のさまざまな場面でスタイルと力を与える服へ。今回のキャンペーンでは、その価値を「アティテュード」と結び付けています。どれほど完成度の高いスーツであっても、最終的に印象を決めるのはそれを着る人の姿勢や個性。BOSSのテーラリングは、その人らしさを覆い隠すためではなく、自分の存在をより鮮明にするための基盤として提示されています。
物語はロンドンを起点に、さらにニューヨーク、杭州、ベルリンへと広がります。登場するのは、俳優のヴィクトリア・ペドレッティ、NFLクォーターバックのジャクソン・ダート、競泳選手の汪順、そしてBOSSブランドアンバサダーでもある陸上選手のアリカ・シュミット。異なる分野で活動する彼らが、それぞれ自身を形づくり、現在の道へ導いたインスピレーションの源となる場所へ再び足を運びます。4つの都市と異なる人生を結び付けることで、テーラリングを特定の職業や場面に限定せず、一人ひとりの目標や選択に寄り添うスタイルとして描き出しました。
BOSS 2026年FALL/WINTER コレクションは、世界各国のBOSSストア、公式オンラインストア(boss.com)、および正規取扱店にて展開予定です。
【Editor's View】
今回のBOSS 2026 FALL/WINTERで興味深いのは、ブランドのヘリテージを懐古的に再現するのではなく、現代の生活に合わせてテーラリングの意味そのものを広げていることです。BOSS公式のコレクションでは、1980年代後半のアーカイブスーツに見られる彫刻的なショルダーや、1990年代後半から着想を得た高めのラペルを現代的に調整し、広い肩幅と細いウエストのバランスを整えています。また、テーラードジャケットにプリントシルクやジャカードを組み合わせたり、テーラリングとスポーツウェア由来のテクニカル素材を重ねたりすることで、従来のオフィスウェアからよりライフスタイルに根ざしたスタイルへと展開しています。今回のキャンペーンは、その方向性を服だけでなく、アーロン・ピエールらの人物像と都市の物語によって可視化したものです。スーツを「成功を見せるための制服」ではなく、自分の意志で選び、自分らしさを形にするものとして捉える。その視点こそ、現在のBOSSが掲げるテーラリングの新しさです。
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