Brand JOY

ディオールの「ボウ」ライン、2026年春夏コレクションで広がるリボンモチーフのバッグとアクセサリー

リボンというモチーフは、甘さだけで語り尽くせない奥行きを秘めています。結び目のニュアンス、垂れ下がるラインの長さ、素材の選び方によって、印象は鮮やかに変化します。ディオール2026年春夏コレクションの「ボウ」ラインは、その微妙な機微を知る人のためのリボン使いと言えそうです。バッグやシューズ、ヘッドウェア、ジュエリーに至るまで、メゾンのコードとしてのボウが多面的に現れ、コーディネート全体のリズムを調整してくれます。フェミニンな要素をさりげなく取り入れたいとき、あるいはクラシックなムードを少しだけ更新したいとき、このラインは装いのスイッチとして心強い存在になります。

ディオール2026年春夏コレクション、「ボウ」モチーフでつなぐアクセサリーとプレタポルテの新提案

© HEIKKI KASKI

ディオールのコレクションショーが初めて開催された1947年以降、クリスチャン・ディオールは「ボウ」(リボン)をメゾンのアイコニックなモチーフの一つとして扱ってきました。2026年春夏コレクションでは、その長い歴史の中で育まれてきた象徴的なつながりを、ジョナサン・アンダーソンが新たな視点で受け継ぎます。彼はこのモチーフにオマージュを捧げるアイテムを数多く配置し、クチュールのオブジェのようにボウをちりばめることで、アクセサリーとプレタポルテの世界を有機的に結びつけています。その結果として、リボンというディテールに、喜びに満ちたストーリーが宿るコレクションへと仕上がっています。


18世紀のファッションシーンで人気を集めたモチーフであるボウは、今回ジョナサン・アンダーソンのクリエイションの中で再び主役級の存在感を放ちます。テキスタイルを構成する重要な要素として布地そのものに組み込まれ、「レディ ディオール」「ディオール シガール」「ディオール ボウ」「ディオール プティ ディネ」バッグ、さらにスモールレザーグッズにまでそのモチーフが広がります。加えて、詩的でありながらグラフィカルな印象を併せ持つ「ディオール ボウ」と「ディオール クール」シューズにもボウがあしらわれており、足元まで一貫したコードでまとめることができます。バッグとシューズ、小物を横断してボウが連鎖することで、コーディネート全体にさりげない統一感が生まれます。

ボウタイから連想される端正なムードにインスパイアされたヴィクトリア朝の襟は、遊び心を含ませながらも芯の通った印象を首もとに与えます。ヘッドピースに目を向けると、「テディ-D」「D-スマッシュ」ヘッドウェアには金属や布地による装飾が施され、モチーフの存在感を立体的に強調します。一方で、「ミスター ディオール」バレッタと「ディオール ジグザグ」シルクヘッドバンドは、ボウの要素をより繊細に解釈し、髪に寄り添うアクセントとして仕上げられています。彫刻的なバックルを備えたベルトはウエストラインを印象づけ、シルエット全体を引き締める役割を果たします。さらに、ジュエリーやサングラスにも同じスピリットが息づき、伝統と革新を溶け合わせながら「ボウ」へのオマージュを多層的に展開しています。

ディオールの「ボウ」ライン、2026年春夏コレクションでジョナサン・アンダーソンが受け継ぐリボンのコード
© HEIKKI KASKI
ディオール2026年春夏、「ボウ」モチーフが彩るレディ ディオールやディオール ボウなど新シグネチャー
© HEIKKI KASKI
ディオール2026年春夏ボウライン、バッグとシューズ、ヘッドウェアでリボンモチーフをまとう最新スタイル
© HEIKKI KASKI
「ディオール ボウ」サンダル
「ディオール ボウ」サンダル ¥170,000
ディオール「CD ボウ」イヤリング
「CD ボウ」イヤリング* ¥69,000
ディオール ベルト
ベルト* ¥110,000
ディオール「レディ ディオール」バッグ
「レディ ディオール」バッグ* ¥960,000



*2026年2月19日発売予定

@Dior #Dior #ディオール

【お問合せ先】
クリスチャン ディオール
TEL:0120-02-1947

https://x.gd/DYzir


【Editor's View】
ディオールが「ボウ」というクラシックなモチーフに改めて光を当てた2026年春夏コレクションは、アーカイブから引用した要素を、そのまま懐古的に扱うのではなく、現代のワードローブに接続する試みとして読み解くことができます。バッグやシューズ、ヘッドウェア、ジュエリー、ベルト、サングラスまでラインアップが横断的にそろうことで、ボウを一点だけの装飾ではなく、スタイル全体のキーワードとして取り入れられる点が魅力です。甘さをコントロールしながらフェミニンさや遊び心を添えたいとき、この「ボウ」ラインは分量や配置の調整次第で印象を自在に変えられるツールになります。リボンをまとうことが、自分らしいバランス感覚を視覚化する行為へと変わっていく、その過程そのものを楽しめるコレクションと言えます。

BRAND SEARCH

CATEGORY

ABOUT

「BRANDJOY.JP」はラグジュアリーブランドなどの最新動向に関連するニュースをセレクトしてお届けしています。新作やコレクションを中心に、新規オープン、ビジネス・業界情報をまとめてチェック。

ARCHIVES



月間 TOP 10 ARTICLES

TOP