2025.10.10
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ダンヒル 銀座本店で映画コラボ展示 「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」「ブラックバッグ」の劇中アイテムを体感
映画が生む説得力は、衣服や道具に宿る手触りから立ち上がります。ダンヒルは銀座本店で、公開中の「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」と「ブラックバッグ」に登場するアイテムを特別展示します。父から娘へ受け継がれる喫煙パイプの細工、主演俳優のために整えたスーツの精度。どちらも物語の温度を保ちながら、日常の装いに通じる判断軸を示してくれます。質感や重心の整え方、控えめな煌めきの置き場所まで、実物を前にすると選択の基準が明確になります。スクリーンの外でこそ効く、ダンヒルのクラフツマンシップです。
銀座本店のフロアに足を踏み入れると、映画の世界観をかたちにした品々が待っています。ダンヒルは、公開中のウェス・アンダーソン監督最新作「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」と、スティーヴン・ソダーバーグ監督最新作「ブラックバッグ」とのコラボレーションを記念し、劇中に登場する特別アイテムの実物を展示します。職人の手仕事から卓越した仕立てまで、ハウスの技がどの場面でどう働くのかを、映画という文脈ごと確かめられる構成です。質感と作法を直接見て選べることが魅力で、ビジネスからオフまで幅広い層に実効性のあるヒントを与えてくれます。
9月19日(金)公開の「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」では、父親から娘へ贈られる特注の喫煙パイプをダンヒルが製作しました。19世紀に流行したアメリカの古典的なコーンコブパイプを手がかりに、現代的で小ぶりなプロポーションへと整え、ボウルを囲む18金ゴールドのフレームには、手作業でカットし磨き上げた色鮮やかな石を一粒ずつ精緻に配して、コーンカーネルの豊かな質感を表現しています。この意匠は、ハウスのクラフツマンシップと比類なきラグジュアリーなパイプの伝統を凝縮したものです。読者目線では、宝飾的な処理を実用品に移す発想がアクセサリーの使い方に通じ、小ぶりなサイズが装いの重心を整える役割を果たします。ギフトや継承というテーマが、日々の持ち物選びに温度を与える点も見どころです。
9月26日(金)公開の「ブラックバッグ」では、マイケル・ファスベンダー、トム・バーク、レゲ=ジャン・ペイジ、ピアース・ブロスナンの主演俳優たちに向け、ダンヒルが卓越したテーラリングで洗練された衣装を提供しました。クリエイティブ・ディレクターのサイモン・ホロウェイと、物語と人物像を定義する衣装づくりで知られる衣装デザイナーのエレン・マイロニック(『オッペンハイマー』、『グレイテスト・ショーマン』、『危険な情事』を担当)の緊密なコラボレーションによって完成したワードローブは、抑制とコントロールを語る佇まいで、揺るぎない存在感を体現します。装いの実践では、ラペル幅や肩の丸み、シャツの開きといった微差が印象を引き締め、信頼感を丁寧に積み上げます。映画の緊張感を背にした精度は、会議室やディナーの場でも効力を発揮します。
これらの映画とのコラボレーションを記念し、10月31日(金)までダンヒル銀座本店にて、劇中に登場するパイプや衣装を展示しています。
「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」「ブラックバッグ」特別展示
場所:ダンヒル銀座本店
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座2-6-7
電話番号:03-3562-1893
期間:10月31日(金)まで
営業時間:11:00 – 19:00
【Editor's View】
二作に横断して見えてくるのは、控えめな演出で品位を高めるダンヒルの手法です。特注パイプは小ぶりなサイズと宝飾的ディテールの配置で視線を集め、スーツ群は余白を残したラインで芯の強さを描きます。いずれも声高にならずに存在感を確立するアプローチで、忙しく移動する都会の生活者に有効です。銀座本店で質感を確かめながら、自分のワードローブに置くべき要点を選び取る体験ができるはずです。
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