2025.08.08
カテゴリ: 新作
ブシュロンのキャトルに「グログラン」新作登場、素材と伝統を織り上げた造形美
ひとつのジュエリーに、これほど深い背景と美学が凝縮されることがあるでしょうか。ブシュロンが今夏発表する「キャトル グログラン」の新作は、創業者のルーツとパリのクチュール精神を宿す、まさに“物語をまとう”ジュエリー。グログランの持つ繊細なリズム感が、イエローゴールドやホワイトゴールドの表情に巧みに落とし込まれ、現代的なアクセントとして昇華されています。ネックレスやブレスレット、スタッズイヤリングに展開されるこのコレクションは、クラフツマンシップとデザインが溶け合う瞬間を捉え、日常を凛と彩る存在へと導きます。
2025年8月7日、ブシュロンはブランドの象徴的コレクション「キャトル」に新たなバリエーションを加えます。このシリーズは、2004年にひとつのリングから始まり、その独創的な構成美によって瞬く間にメゾンの代表作として認識されてきました。ジュエリーの表面に物語を刻むようなデザイン哲学は、長年愛される理由のひとつ。今シーズン、再び注目を集めるのは、その中でも「グログラン」と呼ばれる意匠です。
「キャトル」は、メゾンに継承される4つの異なる意匠をレイヤーのように重ねた構成が特徴です。「グログラン」「ダブルゴドロン」「クル ド パリ」「ダイヤモンド ライン」という個性豊かなデザイン要素が、互いを引き立てながら調和し、ブシュロンならではの造形美を生み出しています。視覚的にも触感的にも緻密に計算されたこのデザインは、単なる装飾を超え、身につける人に知性と静かな強さをもたらすスタイルの象徴とも言えるでしょう。
なかでも「グログラン」は、創業者フレデリック・ブシュロンの家族背景に紐づく象徴的なモチーフです。元々クチュールに用いられる平織りの絹生地を指すこの意匠は、織物商だった父親の職業に由来しており、メゾンのアーカイブにも19世紀から記録されています。その繊細なストライプをゴールドに写し取ることで、まるでリボンのように柔らかく、そして凛とした印象を与えるこのモチーフは、ブシュロンがジュエリーに込める文化性と詩情を体現する重要な要素となっています。
これまでリングやイヤークリップで展開されてきた「グログラン」に、今回新たなラインナップが加わりました。イエローゴールドとホワイトゴールドを基調にしたネックレスとブレスレットは、首元や手元にさりげなく存在感を添える一品。また、繊細なフォルムで仕上げられたスタッズイヤリングも登場し、デイリーなスタイリングにも馴染む万能性を備えています。さらに「キャトル ラディアント」の新作として、「グログラン」と「ダイヤモンド ライン」を融合させたデザインもお目見え。素材の質感と光のコントラストを生かした構成は、ミニマルな装いに確かな個性を添えたい女性にふさわしい選択肢となるでしょう。
ブシュロン オフィシャルサイト
https://www.boucheron.com
ブシュロン クライアントサービス
TEL 0120-230-441
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