2025.08.28
カテゴリ: 新作
ブルガリ 色彩表現の到達点、「カラージャーニー」最終章と「カラーズ」キャンペーンを発表
ブルガリが追い続けるのは、色彩そのものを芸術へと高める挑戦です。140年以上にわたり、宝石に込められた光とニュアンスを大胆に解釈し、唯一無二のジュエリーを生み出してきた同メゾン。今回発表された「カラージャーニー」の最終章と、新キャンペーン「ブルガリ カラーズ」は、その探求がさらなる高みに達したことを示しています。トルマリンを中心に据えたコレクションは自然の多様性を映し出し、一方「カラーズ」は世界の舞台でブランドの美学を刷新。日常をドラマティックに彩るラグジュアリーの本質がここにあります。
ブルガリは、豊かな色彩の魅力を讃える壮麗なハイエンドコレクション「ポリクロマ」を発表しました。その創造性の延長線上として、これまで続けてきた「カラージャーニー」シリーズの掉尾を飾る特別なカプセルコレクションを展開します。今回の焦点は、壮麗な存在感を放つトルマリンの個性。加えて、ブルガリ独自の鮮やかな色彩表現を大胆に示す新たなキャンペーン「ブルガリ カラー」も登場し、ブランドの色彩への探究心はさらに広がりを見せています。
「ブルガリ カラー」は、型にはまらない色の組み合わせや独創的な発想、そして職人の技術力を融合させたキャンペーンで、世界中の店舗を舞台に展開されます。異なるコレクションから選び抜かれた6つのジュエリーがラインナップし、それぞれがブルガリ流の色彩美を体現。そこには芸術性と革新性、そして見る者の心を揺さぶる感情が調和し、唯一無二の色のシンフォニーを奏でています。
ブルガリ カラージャーニー: 色彩に対する卓越した技術を称え、自然からの予期せぬ贈り物を見出す物語、 グランドフィナーレへ
「カラージャーニー」シリーズの最終章として発表された今回のハイジュエリーコレクションは、30点以上の壮麗な作品で構成され、ブルガリの創造性と熟練のサヴォアフェールが結実したものです。その中心に据えられたのは、無限とも思える多様な色彩を湛えるトルマリン。ブルガリにとって、この宝石は色彩を駆使した表現の実験場であり、革新的な精神を体現する象徴でもあります。マンダリンガーネットやスピネル、クンツァイト、モルガナイトといった個性豊かな石を尊重してきたブルガリは、今回、自然の多様性と美を集約した存在としてトルマリンに注目しました。
ブルガリの色彩への挑戦は、自由と大胆さ、そしてオリジナリティを核としています。カットやフォルム、絶妙なバランスによる構築が施され、宝石は自然からの贈り物でありながら、永遠性を感じさせるアートへと昇華します。ブランドはこのトルマリンを通じて、果てしない色の可能性を見直し、さらに「ポリクロマ」で提示した色・形・光の多面的な探究を発展させています。そこには、ブルガリの美意識そのものが息づいています。
万色の宝石
トルマリンはその幅広いカラーバリエーションで知られ、「turamali(万色の石)」という名の通り、自然界が描くほぼすべての色合いを映し出す宝石です。パライバの海のように輝くブルーグリーンや、情熱的なルベライトの赤、フレッシュなミントグリーン、幻想的なラグーンカラー、さらにはピンクとグリーンが交差する柔らかな色調など、その多様性は計り知れません。ブルガリは特に輝度の高い上質なトルマリンを選び抜き、色彩の強さを最大限に引き出すカットにこだわります。オーバル、クッション、カボションといったカットは、多色性と呼ばれる光の角度による色の変化を美しく強調し、トルマリンが秘める魅力を余すところなく表現しています。
コレクションを通じて、トルマリンはブルガリの革新精神を象徴する存在として鮮やかに輝きます。カットやシェイプを駆使した表現は、鮮烈なコントラストや繊細な色調の調和、さらにはモノトーンの力強さまで描き出します。研磨された石とファセットカットの石を組み合わせることで生まれるダイナミックな質感は、「トゥボガス」や「セルペンティ」といったシグネチャーデザイン、さらにはジオメトリックな構造やグラフィカルなチェーンとの融合を実現。ブルガリは色彩を通じて、新しい創造の地平を切り開いています。

30点を超えるジュエリーの中でひときわ目を引くのが「ネオン クロマティーク」ネックレスです。108.75カラットのペアシェイプ グリーントルマリン7石と、42.20カラットのカボションカット ピンクトルマリン7石を組み合わせ、さらにブラックオニキスとアメシストを加えることで、豊かな色彩のハーモニーを奏でます。ファセットとカボションの質感が織り成す対話は、直感的に石を配置するブルガリのクリエイションの真骨頂を物語り、視覚的にも音楽的にも響くシンフォニーのような存在に仕上がっています。

「セルペンティ ブラッシュ チェーン」ネックレスは、伝説的な蛇のモチーフを官能的かつフェミニンに再解釈した作品です。27.64カラットのペアシェイプ ピンクトルマリン2石がピンクゴールドのチェーンにセットされ、無限を思わせるシルエットを描きます。優雅さと力強さを兼ね備えたデザインは、柔らかな輝きを放つトルマリンと構築的なチェーンのリズムが融合し、まるで蛇がしなやかに舞うようなラインを表現。ブルガリ特有の色彩感覚と造形美が、身にまとう芸術品として昇華されています。

「トゥボガス グリーンリーフ」ネックレスは、大地の息吹を思わせる生命力をジュエリーで表現しています。38.50カラットのクッションカット グリーントルマリン3石と、9.12カラットのピンクトルマリン2石が、イエローゴールドのトゥボガスとメッシュに組み合わされました。葉のしなやかなフォルムに着想を得たデザインは、有機的な自然の流れを建築的な精度で再構築。深い森の色から瑞々しい若葉のトーンまで、光と角度によって変化するグリーンの表情を際立たせ、彫刻のように首元を飾ります。ブルガリの象徴的なスタイルが、新しい解釈で命を吹き込まれた逸品です。
ブルガリの色彩、その色鮮やかな伝統は続く
「ブルガリ カラーズ」は、創造性と職人技を融合させた色彩探求の物語を、次なる章へと進めます。世界規模で展開されるキャンペーンの中で、異なるコレクションから選ばれた6つの新作ジュエリーが発表され、ブランドの伝統と独自の感性、そして自然がもたらす鮮烈な色彩を祝福。ブルガリのアイデンティティに深く根差した色彩表現は、時代を超えて人々を魅了し続けています。
ブルガリは140年以上にわたり、鮮やかな宝石を芸術作品へと昇華させてきました。そのアプローチは常に、意外性のある組み合わせや圧倒的なボリューム感、そして職人技によって色彩のエネルギーを表現してきたものです。宝石はファセットカットでもカボションカットでも、その美しさに加え、表現の可能性を重視して選ばれます。ひとつで存在感を放つ場合もあれば、他の宝石と組み合わさり調和する場合もあり、いずれもブルガリの美学とコードに結びついています。「ブルガリ カラーズ」では、シグネチャーラインに新たな色彩を添えた6つのクリエイションが登場し、伝統に新しい解釈を与えています。


物語の始まりを飾るのは、「ブルガリ トゥボガス」コレクションの新作。モダンな感覚と折衷的な精神を体現する2つのネックレスが披露されました。流れるようなゴールドのラインが中央の宝石を包み込み、18Kピンクゴールドのモデルには、チェーンリンクにパヴェダイヤモンドを施し、カボションカットのアメシストをあしらっています。対照的に18Kイエローゴールドのバージョンは、ブルートパーズを中心に配し、ダイヤモンドのパヴェが光を添えるデザイン。どちらもトゥボガス特有の構築美と色彩表現を一体化させた作品です。


続いて発表されたのは、「ブルガリ カボション」コレクションの新たな2つのリング。1950年代から続くシグネチャーカットの伝統に、鮮やかな宝石を初めて導入しました。18Kイエローゴールドのリングにブルートパーズまたはアメシストをカボションカットでセッティングし、周囲には二重のパヴェダイヤモンドを配しています。二つのカボションが対を成すようなデザインは、完璧なプロポーションを保つため緻密なカットと選定が施され、ジュエリーと宝石が一体化したような仕上がり。ブルガリの熟練した技術が宿る逸品です。


コレクションの締めくくりを担うのは、「ブルガリ アレーグラ」の新作セットです。喜びと遊び心を色彩で表現するこのラインに、18Kピンクゴールドのネックレスとピアスが加わりました。アメシスト、ペリドット、シトリン、ブルートパーズをファセットとカボションで配置し、光を受けるたびにリズミカルな輝きを放ちます。豊かな色彩のパレットを洗練されたバランスで組み合わせることで、ブルガリならではの華やかな調和が生み出されています。
耳元を流れるようにデザインされたピアスは、アメシストやペリドット、シトリンを組み合わせ、大胆で現代的なスタイルを体現。軽やかさと強さをあわせ持つ構成で、身に着ける人の動きに合わせて色彩が生き生きと変化します。新たに加わった「ブルガリ トゥボガス」「ブルガリ カボション」「ブルガリ アレーグラ」の各作品は、「ブルガリ カラーズ」キャンペーンを象徴する存在として展開され、世界中の店舗や公式サイトでその魅力を体験することができます。
お問い合わせ先:ブルガリ・ジャパン
0120-030-142
https://www.bulgari.com/ja-jp/
【Editor's View】
今回の「カラージャーニー」最終章と「ブルガリ カラーズ」の二つの物語は、ブルガリが色彩に注ぐ情熱をさらに明確に示しています。トルマリンを中心としたコレクションは自然の多面性を映し出し、また「カラーズ」ではシグネチャーラインに新しい解釈を加えることで、ブランドの普遍的な美意識を刷新しました。ラグジュアリーを愛する人々にとって、これらは日常に非日常の光を添える特別な選択肢となるでしょう。
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