2025.07.17
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ミキモト 神宮寺勇太がパリで華やかに纏う、新作ハイジュエリー「Les Pétales」の世界
ハイジュエリーが放つ輝きは、単なる装飾ではなく、時間や感情までも封じ込めた芸術です。2025年7月、ミキモトがパリ・オートクチュール期間中に発表した新作コレクション「Les Pétales」は、まさにその象徴といえる存在でした。風に舞うバラの花びらをテーマに展開されたジュエリーの数々は、詩のように繊細でありながら力強く、観る者の感性を刺激します。今回、Number_iの神宮寺勇太さんが再びその舞台に登場。ジュエリーを纏う姿とともに語られた言葉には、ブランドとの信頼と、美に対するまっすぐな眼差しが滲んでいました。
ミキモトは2025年7月8日、パリ・オートクチュール・コレクションの期間中にヴァンドーム広場のHôtel d’Évreuxにてプレス向けプレビューを開催し、最新ハイジュエリーコレクション「Les Pétales(レ ペタル)」を発表しました。この発表を記念して、同ブランドとパートナーシップを結ぶNumber_iの神宮寺勇太さんをはじめ、グローバルアンバサダーのディリラバさん、パートナーであるジェームス・ジラユさんなど、ミキモトに縁のある国内外のセレブリティたちが華やかに会場を彩りました。イベントの様子は、ミキモトの美意識とともに映し出され、パリの格式ある空間にブランドの世界観が見事に溶け込んでいました。
1年前、ミキモトの「The Bows」コレクションで初めて海外ファッションイベントに登場した神宮寺勇太さんが、再びパリの舞台に姿を現しました。今回の装いでは、咲き誇るバラを表現したブローチを纏い、クラシカルなジャケットスタイルで登場。コレクション「Les Pétales」は、風に揺れる花びらの一瞬の美しさを捉えたデザインが特徴で、会場にはその繊細な美意識を宿した作品が一堂に並びました。神宮寺さんの佇まいはその詩的な世界観を体現するかのようであり、ブランドとの親密なパートナーシップを印象づけました。
ミキモトとのパートナーとして、2024年6月に「The Bows」を纏って海外イベントデビューを果たした神宮寺さんが、1年ぶりにパリへと戻ってきました。今回選ばれたジュエリーは「Les Pétales」コレクションの中でも象徴的なコンクパールのブローチ。柔らかなローズピンクの石が織りなす花弁のフォルムは、着用者の動きに合わせてふんわりと輝きを放ちます。洗練されたジャケットにそのブローチを組み合わせた神宮寺さんの装いは、まるで花びらが一瞬で舞い上がるような軽やかさを感じさせました。さりげない仕草や笑顔も含め、ジュエリーとの一体感が会場を魅了しました。
神宮寺さんが纏ったブローチは、2輪のバラがふわりと花びらを開放する瞬間を彫刻的に表現した作品です。その造形は、バラがもつ官能性と生命力を内包しながら、ジュエリーという形式に繊細に落とし込まれており、まさにミキモトが得意とする自然美の再構築が見て取れます。装飾品でありながら感情を呼び起こすそのデザインは、芸術品としての存在感を放っていました。
会場で新作ジュエリーを前にした神宮寺さんは、「バラの花びらの繊細な作りがとても美しくて感動しました」と語り、展示された作品一つひとつに真摯に目を向けていました。細部に込められたクラフツマンシップを丁寧に受け止めようとする姿勢は、パートナーとしてだけでなく、ジュエリーを愛する一人の目線としても自然体でした。その姿勢がまた、ミキモトが大切にしてきた“伝える”という精神と共鳴していたように感じられました。
イベントには、神宮寺さんだけでなく、ミキモトの世界観を担うアンバサダーたちも登場。ディリラバさんは、鮮やかなルベライトを中心に配したバラのネックレスを身に着けて現れ、その存在感で空間を鮮やかに彩りました。ジェームス・ジラユさんは、花びらの流れるようなフォルムが印象的なブローチをジャケットに合わせ、落ち着いた中にも強さを感じさせるスタイリングを披露。ミキモトのジュエリーは、装う人の個性と響き合いながら、その人らしさを静かに引き出す役割を果たしていました。
イベントの最後には、登壇者たちが国内外のメディアからのインタビューに応じ、それぞれがミキモトの美意識や今回のコレクションへの思いを語りました。終始温かく洗練された空気が漂う中で閉幕を迎えた本イベントは、来場者にとっても記憶に残る体験となったはずです。単なる新作発表の枠を超えて、ミキモトの美学が生きた“物語のある時間”がそこには広がっていました。
今回のパリでの発表会に合わせて、神宮寺勇太さんにインタビューを実施しました。昨年に続き2度目の参加となるミキモトのハイジュエリーコレクションへの想いや、同ブランドとのパートナーシップに対する考えを語っていただきました。彼の言葉からは、ファッションを纏うことへの責任と誠実な姿勢がにじみ出ており、ブランドとの関係性がより深まっている様子が印象的でした。
「やっぱりパリの空気は格別ですね」と語る神宮寺さんは、再びミキモトと共にこの場に立てたことへの喜びを素直に表現していました。「1年ぶりのパリでしたが、ミキモトさんにまた新しい世界を見せていただいて、刺激を受けました」とのコメントからは、単純にアンバサダーにとどまらない、表現者としての成長と感性の深まりが感じられます。
今回着用したジュエリーについて尋ねると、「花びらが風に舞う様子をリアルに表現していて、見入ってしまいました」と語る神宮寺さん。「Les Pétales」の大振りなブローチやネックレスを身に着けて得た感覚は、「すごく美しい作りでテンションが上がりました」とのこと。立体的な造形美が彼の心を動かし、その感動が表情や所作にもにじみ出ていたように見受けられました。
ミキモトとのパートナーシップについては、「自分が大好きなブランドとお仕事ができることを心から嬉しく思っています」と率直にコメント。周囲からは多くの応援メッセージが届いていると話し、「温かい反応が多くて、自分の活動がより広がるきっかけになると感じています」と語りました。ブランドを通して自分の思いが広がっていく手応えが、自信となって表れているようでした。
「去年に続いて、また素敵なミキモトのハイジュエリーに参加できて光栄です」と語る神宮寺さん。彼にとって、ジュエリーは単なる装飾品ではなく「自信を与えてくれる不思議な力を持つ存在」だといいます。そして、「ぜひ皆さんにもこの素晴らしさを肌で感じていただきたい」とメッセージを締めくくりました。2025年秋には日本国内でもこのコレクションの公開が予定されており、さらに多くの人に“Les Pétales”の美が届く日が待たれます。
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