2025.07.08
カテゴリ: キャンペーン
フェンディ 2000年代の象徴が現代に再臨、「スパイ バッグ」がデジタルキャンペーンで復活
2000年代のファッションシーンを席巻した名品「フェンディ スパイ バッグ」が、フェンディ創業100周年の節目にふさわしいかたちで帰ってきました。当時、その独創的なシルエットと隠しコンパートメントが話題を呼び、世界中のセレブやスタイルアイコンたちに愛された逸品。今、新たなデジタルストーリー「FENDI SPY BAG RETURNS」を携え、世代を超えたアイコンとして蘇ります。アメリア・グレイ、シャオ・ウェン・ジュ、ガブリエットという異なる美学を体現するItガールたちが、その進化した魅力を映し出すキャンペーンは、ノスタルジアと革新を絶妙に織り交ぜ、次なるバッグトレンドを予感させます。
フェンディ(FENDI)のアイコンバッグとして2000年代を象徴する「フェンディ スパイ(FENDI Spy)」が、ブランド創業100周年を機に鮮やかな復活を遂げました。リバイバルを飾るのは、最新デジタルキャンペーン「FENDI SPY BAG RETURNS」。かつてファッション界を席巻し、セレブリティたちのマストハブとなったこのバッグは、今またその独創性とラグジュアリーの精神を現代的な視点で再構築し、Z世代を中心とした次世代のアクセサリーファンの感性に訴えかけます。過去の栄光をなぞるだけでなく、今を生きる女性たちに新たな自己表現の選択肢を提示する点にこそ、今回の復活の意義があると言えるでしょう。
「FENDI SPY BAG RETURNS」のキャンペーンは、見る者を一風変わったサイバー世界に誘います。舞台は、世界中の監視映像がハッキングされ、どこかに潜む「スパイ バッグ」を追い求めるという設定。リアルとフィクションの狭間に揺れるこの物語は、単なる広告手法を超え、ブランド愛好家にとっての“参加型体験”とも言える構造を持っています。バッグを「盗まれたもの」ではなく「追跡される存在」として描くことで、コレクター心理を巧みに刺激し、限定性や希少性への欲求を一層掻き立てているのです。
このプロジェクトのビジュアルと演出を手がけたのは、フォトグラファーでありディレクターのスティーヴィー・ダンス(Stevie Dance)、そしてスタイリストのアンナ・トレヴェリアン(Anna Trevelyan)。彼らの感性が結集した世界観の中で、アメリア・グレイ、シャオ・ウェン・ジュ、ガブリエットという現代のItガールたちが登場。それぞれが放つ独自のオーラ、アメリアは静かに燃えるスター性、シャオはインターナショナルなクールネス、ガブリエットはダークな魅力とアングラな色気が、「スパイ バッグ」というプロダクトを単なる復刻アイテムにとどめず、現代の女性たちの多様なスタイルアイコンとして提示しています。多面性こそが、今のラグジュアリーに求められる要素であることを、この演出は明確に示しています。
「フェンディ スパイ」が初登場したのは2000年代初頭。柔らかなボディに隠しポケットを忍ばせたユニークな構造は、まさに“持ち主だけが知る秘密”を備えたバッグとして注目を集めました。その機能性と謎めいた存在感は、当時のY2K的感覚にマッチし、ファッションアイテムとしてだけでなく、アイデンティティを託すパーソナルなパートナーのような存在として語られてきました。今回の再登場では、その本質を保ちながら、ミニマルかつスマートな現代のニーズに対応すべくアップデートされており、「記憶に残るバッグ」から「今使いたいバッグ」への進化を遂げています。
このキャンペーン「FENDI SPY BAG RETURNS」は、2025年7月3日(木)より、FENDIの公式ウェブサイトfendi.comおよびグローバルなデジタルプラットフォームにて一斉公開中です。フェンディの過去と未来が交差するこのプロジェクトは、デジタル世代との新たな関係性を築く一歩となるでしょう。
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