2025.06.09
カテゴリ: 新作
オリス Oris フルルミナスが照らす光と影のストーリー、ヘルシュタインエディション2025の全貌
スイスの時計ブランドOris(オリス)が、創業を記念する恒例の「ヘルシュタイン・エディション」シリーズに2025年モデルを追加した。今回の第6弾は、プロパイロットシリーズを基盤にしながら、黒と白による印象的なモノクロ配色と、ブランドのアイデンティティを象徴するユニークな演出で、時計ファンの視線を集めている。特に注目すべきは、同シリーズで初採用となるフルルミナスダイヤルの存在。暗闇で浮かび上がるOrisベアが、テクニカルでありながら遊び心を忘れないOrisの姿勢を際立たせる。限定250本、日本では銀座ブティックのみでの展開という希少性も、さらなる魅力となっている。
1904年6月1日の創業日に敬意を表し、Orisが毎年同日に発表する「ヘルシュタイン・エディション」シリーズ。その第6弾となる2025年モデルは、ブランドの定番ラインであるプロパイロットモデルをベースとしながらも、これまでにない創意を加えたデザインに仕上げられました。白と黒を基調としたモノクロームの配色が生み出す、端正で重厚な佇まいが特徴です。
このモデルの最大の魅力は、シリーズとして初となるフルルミナスダイヤルの採用にあります。スーパールミノバ®によって全面が白色に塗装された文字盤は、暗がりの中で視認性を確保するだけでなく、3時から4時の位置に浮かび上がるOrisベアが独自の遊び心を添えています。直径41.00mmのステンレススチールケースには、耐摩耗性に優れるマットブラックDLC(ダイヤモンドライクカーボン)加工が施されたケースバックが組み合わされ、視覚的なミニマリズムと堅牢さを兼ね備えた構成です。暗闇で浮かび上がるベアの姿が、機能と感性を両立するOrisの世界観を象徴しています。




ムーブメントには、Oris自社開発による自動巻き「キャリバー400」が搭載されています。5日間のパワーリザーブに加え、日常使いにおいて安心できる優れた耐磁性能を備えています。さらにMyOrisに登録することで10年間の無償保証が提供されるという、信頼性の高さも魅力です。販売価格は726,000円、全世界で250本のみの限定生産であり、追加製造の予定はありません。日本国内では、Oris銀座ブティックでの限定販売となります。
商業的制約に縛られず、自由な発想に基づく時計作りを体現するのが「ヘルシュタインエディション」の核となる精神です。2025年モデルの発表にあたり、Oris S.A.の共同経営責任者であるロルフ・スチューダー氏は、「Orisは、美しく実用的で信頼性の高い時計を生み出すという信念を変えずに保っています。ただし、時計は常に時代に即した存在であるべきで、必要不可欠ではないが欲しくなる“贅沢”を提供することが、我々の使命です」と語っています。そのうえで「私たちが提供しているのは、ただの製品ではなく“喜び”なのです」とし、このシリーズこそがOrisの哲学を最も純粋な形で表現していると強調しました。そして、通常では実現しない発想に挑むことこそが、ヘルシュタインエディションの根幹にあると述べています。
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