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タグ・ホイヤー F1モナコGPに捧げる、「モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」が限定登場

タグ・ホイヤー、F1モナコGP初のタイトルパートナー記念モデル「モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」発表

モーターレースの世界において、時間はただの数値以上の意味を持ちます。わずか数コンマの差が勝敗を決定づける極限の緊張感が常に流れ、選手たちは最高のパフォーマンスを維持し続けなければなりません。今年、そうした緊張感がこれまで以上に重要な意味を帯びる背景には、タグ・ホイヤーがF1モナコグランプリ史上初のタイトルパートナーとして名を刻むという歴史的出来事があります。その記念すべき瞬間に合わせ、スイスの高級時計ブランドであるタグ・ホイヤーが発表したのが、「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」です。この新作は、精緻さ、緊張感、そしてモータースポーツの歴史が息づく、究極の計時を象徴するタイムピースです。

タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ ストップウォッチとクロノグラフ 1968年/1969年

ストップウォッチとクロノグラフ 1968年/1969年

このモデルに込められているのは、F1の真髄を表現するモナコ市街地コースで幾多のドラマを生み出してきたレースの記憶と精神です。それは、タグ・ホイヤーがかつてのストップウォッチで培った、サーキットにおける正確無比な計時装置としての地位を築き上げたデザイン哲学への明確な回帰でもあります。熾烈なレースの中で鍛え抜かれたそのDNAを継承することにより、このタイムピースは単なる時計ではなく、計時の本質を物語る存在として仕上がっています。

伝説の復活、タグ・ホイヤー「モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」970本限定で登場

ルールを変えたタイムピース

1969年に初登場した「ホイヤー モナコ」は、当時の時計業界の常識を覆す存在でした。丸型ケースが主流だった中で登場した角型の自動巻クロノグラフという構造は、既成の枠組みを破る革新そのものでした。ケース左側に配されたリューズ、鮮烈な印象を残すブルーダイヤル、そして全体の大胆なバランスによって、そのデザインは瞬く間に時代のアイコンとなり、伝統にとらわれない時計製造の象徴として確固たる地位を築きました。

この斬新な時計がピットレーンから映画のスクリーンに登場するまで、そう長い時間はかかりませんでした。1971年、映画『栄光のル・マン』において俳優スティーブ・マックイーンが「ホイヤー モナコ」を身に着けて登場したことで、この時計はモータースポーツの黄金時代とシネマの神秘的な世界観を結びつける象徴的存在となりました。その後も、「モナコ」はデザインを時代に応じて進化させながらも、その起源と精神を忠実に守り続け、常にモータースポーツと強い絆を保ってきました。

新たに発表された「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」は、サーキットにおける計時の歴史を象徴する瞬間を腕時計として刻むために誕生しました。その外観と構造は、かつてホイヤーが提供していたストップウォッチが、熾烈な競技の中で高い精度と信頼性を兼ね備えた計測機器として機能していた時代の記憶に根差しています。1960年代から70年代にかけて、コンマ1秒を競う現場で、正確な視認性と確実な計測機能が評価され、タイムキーパーたちが首から下げて使用する姿が象徴的に見られたように、この新作はその伝統を継承しています。

何十年にもわたるレースで培われたデザイン

「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」では、ヴィンテージのホイヤー製ストップウォッチに用いられていたデザインの要素が明確に反映されています。視認性に優れたダイヤルデザインは、ブラック、ホワイト、レッドのカラーパレットによって構成され、これは機能美を追求したジャック・ホイヤーの哲学に則ったものであり、その理念がいかに現代にまで通じるかを物語っています。この新たなタイムピースは、かつてレースの正確なタイミングを司っていた計時装置との深い結びつきを、現代のスタイルに置き換えて鮮やかに表現しています。

シルバーオパーリンのベースにブラックの円形デザインを重ねたダイヤルは、視覚的なメリハリをもたらし、情報の判読性を格段に高めています。さらに、その外周を囲むようにレイアウトされた鮮烈なレッドのミニッツトラックが、視認性を際立たせると同時に、モータースポーツの世界に脈々と息づくタグ・ホイヤーの精神を力強く象徴しています。

サブダイヤルには、瞬時に情報を読み取ることができるよう、コントラストの高いホワイトのマーカーと針を採用しています。ブラックのインデックスと針がダイヤル全体に奥行きを与える中、レッドラッカーで仕上げられたクロノグラフ秒針が鮮やかなアクセントとなり、機能性とデザイン性を両立。ダイヤルの中心には、ヴィンテージのHEUERロゴがホワイトでプリントされており、ブラックの円形下地に際立って配置されることで、このタイムピースに宿るヘリテージの深みを印象づけます。

時計の外観を引き締めるケース素材には、軽量かつ高い耐久性を備えたチタンを採用し、さらにブラックDLCコーティングを施すことで、現代的な印象と堅牢性を両立させています。アイコニックな「モナコ」のフォルムはそのままに、伝統を尊重したデザインとしてリューズを左側に配置。このディテールが「モナコ」の唯一無二のシルエットをより鮮明に浮かび上がらせ、モデルのアイデンティティを強調しています。

「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」は、わずか970本のみが生産される限定モデルです。この製造数には、ブランドとモータースポーツの関係を決定づけた1970年代という時代への明確なオマージュが込められており、その精神が新たなデザインに息づいています。搭載されたムーブメント「キャリバー11」は、初代ホイヤー モナコのメカニズムを現代に引き継ぐ存在として選ばれ、モナコの象徴的な高精度と革新性を現代の時計愛好家に提示します。

装着感とスタイルの双方にこだわったストラップには、レーシンググローブから着想を得たブラックのパンチング加工カーフレザーを採用し、ドライビングの臨場感をディテールで表現しています。時計本体とともに用意されたのは、ブラック、レッド、ホワイトのブランドカラーを取り入れた特製パッケージと、実用的なトラベルポーチ。これらが手にした瞬間の体験を一層特別なものとし、所有する歓びを高めます。

「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」は、メゾンが長年にわたって培ってきた精度とパフォーマンスに対する哲学を、新たなかたちで再定義するモデルです。極限の状況でこそ真価を発揮するこのタイムピースは、時間の価値を知るコレクターやモータースポーツを愛する人々の心に響く存在として設計されています。計時の歴史を未来へとつなぐ、真に特別な一本です。

タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ バックル

タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ ダイヤルアップ



タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ 側面

<タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ>

タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ 正面

タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ 裏スケルトン


https://www.tagheuer.com/CAW218F.FC6356.html

CAW218F.FC6356 /147万4,000円(税込予価)/ 2025年5月発売

キャリバー11 / 自動巻 / ブラック&シルバーダイヤル / グレード2チタン製ケース / ケース径 39 mm / 100m防水 / パンチング加工を施したブラックカーフストラップ

www.tagheuer.com
X:@TAGHeuerJapan ‏, Facebook:@TAGHeuer , LINE:@tagheuer
#TAGHeuer #タグホイヤー

お問い合わせ
LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー 
TEL : 03-5635-7030





    

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