2025.03.28
カテゴリ: 新作
グラフ バタフライ50年の美学、変容を超えて羽ばたくジュエリーの叙情
2025年、グラフを象徴するモチーフ「ザ グラフ バタフライ」は誕生から50周年を迎えました。進化を繰り返しながらも本質を保ち続けるその優美なシルエットは、グラフの歴史において常に中核を担ってきました。半世紀にわたり、このシンボルは「ハウス オブ グラフ」の名と共に語られ、ジュエリー界における独自の存在感を築いています。
1975年、グラフ初のバタフライ コレクションとして発表されたダイヤモンド ペンダントから始まったこのモチーフの旅は、2013年の復刻版「ヘア&ジュエル」ショットにおいて、新たな展開を見せました。そこでは、髪に添うように静かに佇むバタフライのブローチとして登場し、繊細で詩的な魅力を表現しています。さらに、時をテーマにしたタイムピースにバタフライがあしらわれたデザインでは、その儚さと尊さを象徴し続け、さまざまな形で光を放つジュエリーとして絶え間なく進化を遂げてきました。
グラフのバタフライ ジュエリーは、羽ばたく蝶の瞬間をそのまま閉じ込めたかのように、立体的で動きのあるデザインで表現されています。その羽はダイヤモンドによって永遠の輝きをまとい、自然の儚い美をジュエリーとして形にしています。現在では「ザ グラフ バタフライ」は、ジュエリーを愛する人々やコレクターの心を魅了するだけでなく、進化、自由、エンパワーメント、美の象徴として、世界中で認識される存在へと昇華しています。
ブランドにとって重要な節目となるこの50周年を祝し、グラフは「バタフライ ハイジュエリー コレクション」をフィーチャーしたグローバルキャンペーンを、2025年3月20日、北半球に春の訪れを告げる日に合わせてローンチしました。ロンドン・メイフェアのアトリエで丁寧にハンドクラフトされた新作ネックレス(写真上)は、57.13カラットのスノーセット パヴェエメラルドによる大胆な曲線が胸元を華やかに彩り、センターに配置された5.04カラットのエメラルドカット ダイヤモンドが、今まさに飛び立とうとする蝶のような躍動感を与えています。
続いて紹介するのは、パヴェダイヤモンドによって構成されたエレガントなネックレスです。この作品では、さまざまな角度でセットされたオーバルシェイプとスノーセットのパヴェダイヤモンドによって形づくられた壮麗なバタフライたちが、まるで空中を舞うようにネックライン上を自由に飛び回るデザインが特徴です。中央にはきらめくペアシェイプのダイヤモンドドロップが配され、幻想的な美しさを際立たせています。同じデザインのブレスレットでは、繊細なスノーセッティングが施されたパヴェダイヤモンドのラインに、絶妙な角度でセットされた5羽のバタフライが躍動感ある輝きを放ちます。そしてイヤリングでは、連なるペアのバタフライと、そこから下がるペアシェイプのダイヤモンドドロップが印象的な構成を描き、極上の美しさを湛えています。

三つ目に紹介するジュエリーセットは、ペアシェイプとマーキースカットのダイヤモンドのみを用いてさまざまなサイズのバタフライを形づくり、ネックレス全体を覆うようにデザインされた壮観なハイジュエリーネックレスです。すべてのバタフライには極上のパヴェダイヤモンドがスノーセッティングで施されており、センターには5.02カラットのエメラルドカット ダイヤモンドが力強く輝いています。まるで数えきれないバタフライがこのセンターストーンから一斉に羽ばたいていくような印象を与える構成です。各バタフライは、グラフの熟練した職人によって角度や配置を精緻に調整され、ホワイトゴールドの使用を最小限に抑えることで、ダイヤモンド本来の輝きを最大限に引き出すようデザインされています。

グラフのCEOであるフランソワ・グラフは、バタフライ モチーフに込めた思いを次のように語っています。「グラフ バタフライは、その姿を常に変化させながらも、ブランドのスピリットを象徴する存在であり続けてきました。私たちは、ジュエリーメイキングにおけるあらゆる工程において最大限の可能性を探求し、必要とあらば大胆な変革も行い、再構築や再定義を重ねることで、世界に類を見ないジュエリーを創造し続けています。そしてこの長い旅路を経て、ダイヤモンドの歴史の中で唯一無二の存在を築き上げ、今日というこの特別な節目を迎えられたことを誇りに思っています。」
続いて、グラフのデザインディレクターであるアン-エヴァ・ジェフロアも、バタフライに対する想いを次のように述べています。「『ザ グラフ バタフライ』から着想を得たジュエリーは、大自然の中でも最も神秘的で魅惑的な創造物のひとつであるバタフライの美を体現しています。そのシルエットは私たちの想像力をかき立て、グラフのジュエリーにおける創造性を豊かに育んできました。それぞれのアイテムは、身に着ける方の内なる魅力を引き立て、同時に勇気を与え、輝かしい未来へと飛び立つ力を宿した存在としてデザインされています。」
1975年の登場以来、「ザ グラフ バタフライ」はブランドが誇る最高峰のダイヤモンドを用いた作品として、ハイジュエリー、パヴェ、シルエットの各コレクションにおいて進化を遂げてきました。多くの文化圏において、バタフライは幸福を運ぶ存在と信じられています。その一生が変化と儚さを象徴し、同時に常に変動するこの世界のあり方を映す鏡のような存在として、バタフライはグラフのジュエリーにおいて象徴的な意味を帯びてきました。
2025年3月20日にローンチされたグラフ バタフライ キャンペーンに登場するハイジュエリー作品の撮影は、ロンドンを拠点とするフォトグラファー、フェリックス・クーパーによって手がけられました。彼の繊細な視点と感性が、バタフライ ジュエリーのもつ儚さと気品を余すことなくとらえ、ビジュアルを通じてその美しさを際立たせています。
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