2024.06.27
カテゴリ: 新作
フェンディ、エシカルな「ロール」バッグをマダガスカルの職人たちと共に発表
フェンディ（FENDI）は、2024年サマーコレクションにおいて、マダガスカル（Madagascar）の職人を支援する女性主導の社会的企業プロジェクト、メイド フォー ア ウーマン（Made For A Woman）とのコラボレーションで、新たな「ロール（Roll）」バッグをローンチしました。
「ロール」バッグは1997年のオリジナルデザインに敬意を表しつつ、そのエフォートレスなエレガンスを保ち、ソフトで収納力のあるシェイプと細長いレザーハンドルで一新されました。モダンな機能性を備えたこのバッグは、簡単に丸められるようにデザインされており、さまざまな用途やライフスタイルに対応するため、ラージ、スモール、ミニの3サイズが用意されています。
フェンディはサステナビリティと社会的責任を重視しており、「ロール」バッグにはマダガスカル特有のヤシを原料とする地元産のラフィアが使用されています。クロシェ編み用のかぎ針を使って、手作業で慎重に美しいバイカラーの「FF」ロゴが編み上げられます。その後、バッグはイタリアに運ばれ、シグネチャーであるハンドメイドの「セレリア」ステッチが施されたレザーハンドルが取り付けられ、フェンディの職人たちによる最終仕上げが行われます。各ディテールはバッグの美しさに寄与するだけでなく、その背後にある物語を浮き彫りにし、伝統的なクラフツマンシップを強調した優美なアクセサリーに仕上げています。
「これらのハンドバッグは日常のアイコンのようで、時を経ても変わらない実用性を持っています。時の流れを刻み、超越する意義深くパーソナルなものです。そのため、フェンディのバッグには人間味が感じられます。職人たちが完璧を追求しても、時間と情熱を注いだ証としてわずかな不完全さが残ることが、非常に人間らしい方法です」と、アクセサリーおよびメンズウェア部門のアーティスティック ディレクター、シルヴィア・フェンディ
メイド フォー ア ウーマンは、変革のビジョンを体現し、それは卓越と革新を追求するフェンディの姿勢と一致しています。アンタナナリボ（Antananarivo）を拠点とするアトリエとのコラボレーションで、このプロジェクトは女性の権利拡大を後押しし、350人以上の職人を雇用しています。2022年に世界フェアトレード連盟（World Fair Trade Organization）から認証を受けたメイド フォー ア ウーマンは、国際連合（United Nations）の持続可能な開発目標（SDGs）に沿った取り組みを行い、健康や福祉に関するプログラム、職人の権利向上に関するワークショップ、差別のない規範、児童保護対策、環境正義構想などを推進しています。この取り組みは、職人のヘリテージを称え、環境的配慮と社会的権利拡大を目指す製品づくりを目標としています。
「ロール」バッグは当初、「バゲット（Baguette）」バッグと共に使えるようにデザインされました。2024年サマーコレクションにおいて、フェンディはメイド フォー ア ウーマンとのコラボレーションで、マダガスカルの職人たちに敬意を表し「ハンド・イン・ハンド」の「バゲット」バッグも制作しました。
「ロール ラージ」￥280,500 税込み価格
「ロール スモール」￥255,200 税込み価格
「ロール ミニ」￥236,500 税込み価格メイド フォー ア ウーマンとのコラボレーションにより実現した新しい「ロール」バッグは、フェンディ直営店およびフェンディ公式オンラインストアfendi.com にて発売中です。
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