2024.04.17
カテゴリ: 新作
LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤーが、大海原に乗り出すゴールドカラー「タグ・ホイヤー カレラ スキッパー」を発表
昨年、ステンレススチール製クロノグラフ「カレラ スキッパー」がヨットレース界への再参入で注目を集めた後、タグ・ホイヤーはWatches & Wonders 2024において、18K 5Nローズゴールド製ケースを採用した新モデルバージョンを発表しました。
先代モデルと同じく、ステンレススチールが使用されていた「スキッパー」は、カレラ60周年を祝う2023年に発表された人気モデル「グラスボックス」を基にデザインされました。この新モデルでは、自社製キャリバー「ホイヤー02」をレガッタ計時用に調整した「TH20-06」を搭載し、サテン/ポリッシュ仕上げの18K 5Nローズゴールド製39 mmケースが、コレクターに洗練された魅力を提供しつつ、セーリングウォッチとしての完全な機能性を維持しています。「カレラ クロノスプリント ☓ ポルシェ」、「カレラ トゥールビヨン クロノグラフ」、「カレラ クロノグラフ」といった他の「カレラ」モデルと同様、ゴールド製の「スキッパー」も独創的なデザインで魅力を放ちます。サファイアガラスの下で独自にカーブを描くフランジのダイヤルは、レガッタレースのスタート15分前に特化して設計され、あらゆる状況で視認性を高めます。
この新しいゴールド「スキッパー」は、1968年に発表された歴史的な「スキッパー」(Ref. 7754) を思わせるデザインを採用しています。メインのシーブルーのダイヤルと「イントレピッド・ティール」の12時間計カウンター、3色のカラーで分割された15分計レガッタカウンターが特徴で、この組み合わせにより、視覚的なコントラストが際立ちます。
これらの色彩は、ジャック・ホイヤーの指揮下、1968年にアメリカズカップでニューヨーク・ヨットクラブのイントレピッド号がニュージーランドのデイム・パティ号に勝利したことを記念して選ばれました。その大会において、ホイヤーはイントレピッド号に専用のヨット用携帯ストップウォッチ、そしてクルーには「アクアスター」腕時計を提供し、その特徴的な赤と白のディスクがカウントダウン機能を担っていました。「スキッパー」の15分計サブダイヤルに用いられるトリコロールカラーは、イントレピッド号の装備からインスピレーションを得たラグーングリーン、デッキのイントレピッド・ティール、そしてスタート前最後の5分間を表すレガッタオレンジで構成されています。このオレンジ色は、その鮮やかさが海との対比で選ばれており、長年にわたり海洋界で愛用されてきた色です。
ステンレススティール製モデルに引き続き、この18K 5Nローズゴールド製「スキッパー」も、外周部にカーブしたフランジと5分間隔で配された三角形マーカーが特徴です。これらはホイヤーのヘリテージモデルから受け継がれたデザインで、ラッカー仕上げの「レガッタオレンジ」センター秒針と、12時間カウンターの下にさりげなく配された「SKIPPER」のネームプレートが、その魅力をさらに引き立てています。
この最新の「スキッパー」は、18K 5Nローズゴールド製ケースと調和するように、ダイヤルのカーブしたフランジのラインに沿って18K 5Nローズゴールドのアプライドインデックスが配され、6時位置には角度付きの日付表示が施されています。
シースルーのケースバックからは、自社製スキッパー専用キャリバー「TH20-06」が一望できます。このムーブメントは、垂直クラッチとコラムホイールのクロノグラフ機能を備え、タグ・ホイヤーのシールドロゴが施された新しい両方向回転式ローターにより約80時間のパワーリザーブを提供します。さらに、ケースに合わせて18K 5Nローズゴールド製のクラスプで留められるブルーのテキスタイルストラップが付属しています。「タグ・ホイヤー カレラ スキッパー」のダイヤルデザインは、TAG Heuer Connected Watchのフェイスにも採用され、セーリングの魅力をコネクテッドウォッチの領域にも拡大しています。この革新は、マリンウォッチの愛好者にとって新たな喜びをもたらしています。
この18K 5Nローズゴールド製「カレラ スキッパー」は、タグ・ホイヤーが得意とするクロノグラフ機能に新たなレベルのラグジュアリーを加え、コレクタビリティを高めています。また、1968年の「スキッパー」の登場以前から、ホイヤーと海との繋がりを示す新たな章を開いています。
この関係は、1940年代後半にアバクロンビー＆フィッチがニューヨークの店舗でホイヤーブランドの時計製造を依頼したことに始まります。1949年に登場した「ソルナール」は潮の満ち引きを示す潮汐計を搭載しており、1950年代には「シーファラー」や「マレオグラフ」として進化しました。そして、ジャック・ホイヤーとアバクロンビー社の社長ウォルター・ヘインズの友情が深まる中、1967年にイントレピッド号がアメリカズカップを制した際、ホイヤーが公式計時パートナーとして活躍したのも、ヘインズの紹介がきっかけでした。
<タグ・ホイヤー カレラ スキッパー> 
CBS2241.FN8023 / 269万5000円（税込予価） 2024年4月発売キャリバーTH20-06 / 自動巻 / サーキュラーサテン仕上げのブルーダイヤル / 60秒/分目盛りのブルーフランジ / 18K 5Nソリッドローズゴールド製ケース / 直径39 mm / 100ｍ防水 / ブルーファブリックストラップ
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